ランドクルーザー70は、登場から四半世紀以上が経過していますが、その堅牢さとオフロードでの卓越した性能から現在も全世界のファンに愛され続けている車です。
日本国内での販売は1984年から2004年までの20年間にわたって行われましたが、2014年には30周年を記念して1年間限定的に再販され、その人気は依然として健在であることを証明しました。
そしてランドクルーザー70の40周年を迎えた今、再びその販売が予定されています。
このページでは納期予想・販売について、過去の事例をふまえて解説します。

※情報は当サイト独自の調べによるものであり正確性を保証するものではありません。
目次
トヨタ ランドクルーザー70の納期情報
ランドクルーザー70の納期は、過去の販売実績や最新のランドクルーザー300の納期状況、そして市場の状況をふまえる必要があります。
最新納期目安としては、早い人で1~2ヶ月、平均で1年半程度、最大で3年程度が見込まれます。
2014年再販時の納期は早い人で1~2ヶ月のケースもありましたが、平均では1年半程度だったと予測されます。
この時、月に200台の国内販売目標で、年間の累計販売台数は7,000台程度でした。
今回のランクル70は前回より反響が大きく、海外販売する分を差し引いても、国内で2倍程度の月400台の販売目標は立てられるでしょう。
よって、もし累計販売台数が前回の2倍になっても、納期は前回と大きく変わりません。
ランクル300ほどの長納期にはなりにくいですが、初期注文でなければそれなりに待つイメージを持っておくのが良いでしょう。
高需要が見込まれる
ランドクルーザー70は、2004年に生産が終了してからも国内で高い需要があります。
特に2014年の30周年記念の再販売時には、その人気ぶりが如実に現れ、受注が一時的に停止するほどの事態が起こりました。
近年は国内で大型SUVが人気化していることも踏まえると、再再販されるランクル70は、2014年時を上回る人気になることが予想できます。
ランクル300の最新状況
最新のランドクルーザー300の販売状況も確認しておきましょう。
ランドクルーザー300が発売された当初、その人気と投機目的などの需要の高さで一時的に長くなり、納期まで4年待ちとなったこともがあります。
これは、生産が追いつかなかったことや、半導体などの部品供給の問題も重なり、納期の長期化につながっています。
現在は、オークションの買取価格が下落し、投機的な目的で購入したものがキャンセルされはじめ、ランクル300の納期は徐々に短縮しています。
ランクル70は海外で販売が続いており、ランクル300ほどのプレ値はつきにくく、納期を取り巻く環境は良好といえます。
ランクル70の過去の納期事例
2014年のランクル70再販時は、1~2ヶ月で納車された事例が多く見られますが、平均では1年半程度と推測されます。
2014年の再販時には、トヨタが公式に販売情報を発表する前に、ディーラーが先行して情報を提供し、注文から納車までの期間を短縮するような取り組みがありました。
SNSでは下記のような情報も出ています。
「再再販ランクル70、9月発売なら7月に入れば販売店に情報が入る筈です。
8月25日発売の再販ランクル70の時は、6月18日にスタッフマニュアルをディーラーで見せて頂けましたら、8月9日に先行オーダーして納車は9月29日でした。(引用:ツイッター)」
前回の納期の流れをまとめると以下のとおりです。
- 発売日の約2ヶ月前にはディーラーに情報が入る
- 1ヶ月前に先行オーダーが開始
- オーダー後2ヶ月後に納車
ランクル70が2023年の11月発売であれば、既にディーラーによっては情報が入っている可能性がありますので、ディーラーに問い合わせておきましょう。
ランクル70の再再販方法と販売期間は?
ランドクルーザー70の再再販売についての確定情報は現時点では明らかにされていません。
ただ、最新取材によると販売については生産量の少なさから抽選式を採用する店舗の増加も見込まれ、店舗の裁量で「先着順」と「抽選式」のいずれかになる可能性があります。
前回はカタログ販売で、限定の生産数に達するまで注文が受けつけられましたが、今回は一部販売方法も変わるでしょう。
いずれにせよ「予約が開始されたら連絡が欲しい旨」について、複数の販売店とコンタクトを取って伝えておくことが肝心です。
買いたくても買ない場合がある
発売前に予約受注を行なうことは一般的ですが、ランドクルーザー70が予約受注の段階で予定台数を消化してしまった場合、発売日の段階ですでに購入できないといった事態になりかねません。
抽選方式が採用されるとしても、そこに参加するための予約ができなければ同じです。
「お金があっても買えない」という状況を避けるためにも、少なくても予約はできるようにしておきましょう。
販売期間は1年が目安
販売期間についてですが、過去の再販では 1年間という期間が設けられていました。
再再販売のランクル70も、1年間が目安となり、予定の生産台数に達すれば、受注ストップとなるでしょう。
ランドクルーザー70の人気は想像以上で、限定生産のため、発売開始と同時にすぐに売り切れてしまう可能性が高いです。
こまめにディーラーに問い合わせ、先行オーダーの開始と同時に早めに予約を入れ、納車までの待ち時間を最小限に抑えることをおすすめします。
ランクル70が買えない場合の対処法4つ
どうしてもランクル70に乗りたいけど、「買えなかった」「今すぐ欲しい」といったケースが想定されます。
そのような場合は以下のような方法を検討してみてください。
- 中古市場で買う
- 他のモデルを検討する
- 輸入車を検討する
- リースやを検討する
それぞれについて詳しく解説します。
中古市場で買う
ランクル70がどうしても待てないという方には、中古車の購入をおすすめします。
現在、大手中古車サイトにはたくさんのランドクルーザー70が出品されているため、気になる車体があればすぐに購入できます。
しかし、ランドクルーザー70は人気が高いため、中古車でも比較的高価なことがあります
どうしても手が出ない場合は、ランクル70と近いモデルを検討ましょう。
他のモデルを検討する
ランドクルーザー70と同じく、オフロード能力を備えた車種は存在します。
たとえば、ランドクルーザープラド、ハイラックス、スズキジムニー、レンジローバーなどこれらのモデルは、新車または中古車として比較的容易に入手できます。
これらの車種もランクル70と同様に高いオフロード性能を持ちつつ、それぞれに独自の特性と魅力があるため、検討してみてもいいでしょう。
逆輸入車を検討する
ランドクルーザー70は、オーストラリアなど海外では通常販売されています。
日本仕様と異なる部分があり、価格も比較的高くなりますが、輸入、予備検査、登録を経て、納車されるまで、3ヶ月半から半年ほどの期間でできる場合があります。
一昔前は、逆輸入車の購入は難しいと思われていましたが、現在は輸入車の専門ショップなどがあるおかげで、ハードルは低くなっています。
ただ、逆輸入車を購入する際は、車検や整備、保証など、日本国内でのサポート体制を確認することが必要です。
リースを検討する
ランドクルーザー70が待ち遠しい方には、リースを検討するのも一つの解決策です。
リースであれば、新車を購入するよりも手軽に新車を利用することができます。
初期投資を抑え、新車を長期間利用できるのが魅力的です。リース期間が終了した後には、新たな新車をリースすることも可能です。
トヨタのサービス「KINTO」をはじめカーリースサービスは急増しており、リースを通じてランドクルーザー70を手に入れるチャンスもあるかもしれません。
ただし、リースを考える際には、利用する期間や頻度、費用などをよく比較検討することが大切です。
ランクル70の納期・納車情報まとめ
さまざまなシミュレーションをした上で、ポイントをまとめると以下の通りです。
- 前回より納期は長くなる公算が高い
- ランクル全体の納期は短縮傾向
- 前回以上の人気が想定される
- 抽選販売の可能性もあり
- 事前のシミュレーションが大事
ランドクルーザー70のような人気車種は、早めの予約が必要であり、早めに行動することが求められます。
納期はある程度待つ必要があるかもしれませんが、その間に新しい情報を追いかけたり、自分の理想のカスタマイズを計画したりと、楽しみながら待ちましょう。

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