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ぎぶさんの車購入ガイドです。

このページでは、新車・中古車を購入する上で必要な情報をご紹介しています。

このページで分かること

  • 車購入方法
  • 車の購入の諸費用
  • 車のタイプと選び方

車の購入を検討している人は、目次より参考にしてください。

車の購入方法

車の購入時に役立つ情報

ここでは、初めて車を購入する上で必要な情報をまとめています。

新車・中古車も基本的には同じです。

車購入の流れ

車の購入をしようとした時の流れをまとめると以下の通りです。

車購入の流れは5ステップ

車購入の流れ

  1. 必要な書類を用意する
  2. 普通車は車庫証明の準備をする(軽自動車は車庫証明不要)
  3. 販売店で車を注文する
  4. 車の保険に入る
  5. 販売店から納車を待つ

車の購入の流れは大きく5ステップでとてもシンプルです。

車庫証明の申請はディーラーがしてくれますが、駐車場の契約は自分でしたり、駐車する場所を伝える必要があります。
そのため、販売店に行く前に必要な準備をしておきましょう。

支払いは「現金一括」「ローン」「残価型ローン」から選べますが、事前に決めておきましょう。

車の保険は納車前に済ませ、納車の当日から補償が開始されるようにします。保険始期日を納車日とあわせておけば無駄にはなりません。

車購入で必要なもの

軽自動車購入の必要書類

  • 印鑑
  • 住民票

普通自動車の必要書類

  • 実印
  • 印鑑証明書

車購入で必要なものはシンプルです。

上記以外で必要なものはディーラーが用意してくれます。

車の支払い方法

支払い方法については以下の3つとなります。

  • 現金払い
  • クレジットカード払い
  • ローン払い

原則的に新車の購入で「クレジットカード払い」はできませんが、頭金など一部の支払いでクレカ払いは可能な場合があります。
たとえ頭金でも、ポイントなどを貯められるのでお得です。

支払いは現金+クレジットカードがお得

上記を踏まえてもお得な支払いは現金+クレジットカード払いになります。

「ローン払いにすべきか?」については、確かに車のローンは低金利なので、お金を安く借りることができます。

一括で車を買うお金がなければローンを利用して、余力があれば現金とクレジットカードを組みあわせて購入するのが安いです。

新車の値引き相場

新車の値引き相場

新車は値引き前提で販売されるケースが多く、一般的な値引きの相場は車両本体価格の10%とされています。

車両本体の価格が安い軽自動車の場合は3~5%となるでしょう。

  • 普通車:車両本体価格の10%
  • 軽自動車:車両本体価格の8~10%

車両本体価格以外にもオプションを値引きしてもらえることがあります。

オプションは販売ディーラーに裁量権がありますので、車両本体の値引きが難しい場合も、オプション値引きは打診してみましょう。

なお、中古車についてはあらかじめ料金が安く設定されていることから、値引きは一般的に難しいとされています。

車のタイプと選び方、購入費用

車選びに役立つ情報

車を購入する上で、価格帯に合わせて、まず車のタイプを決める必要があります。

以下、車のタイプをご紹介するとともに、「価格帯」と「必要な年収」と「売れ筋の車」をまとめました。

車の代表的なタイプは4つで、自分のライフスタイル・予算に合わせて選びましょう。

  1. 軽自動車
  2. コンパクトカー
  3. ミニバン
  4. SUV

1.軽自動車

ekクロススペース

価格帯100万~200万
必要な年収60万以上の方
乗車人数4人乗り
売れ筋車N-BOX、スぺーシア、タント

もっとも普及し、低価格でコンパクトでありながら、「広い空間」と「高燃費」を実現。

デザイン性は他のタイプより劣るものの、お財布に優しいです。

価格が安いだけでなく、維持費や税金も圧倒的に安く、年収が低い人やお金がない人は軽自動車がおすすめです。

広さと高さがあるタイプが人気で、「ホンダ N-BOX」が売上No.1となっています。

安くて人気の軽自動車としてはスズキ「アルト」が100万円以下で販売されていて高いコストパフォーマンスをほこります。

2.コンパクトカー

アバンギャルドブロンズメタリック

価格帯200万~300万
必要な年収100万円以上
乗車人数4人乗り
売れ筋車ヤリス、フィット、ノート

低価格かつ、コンパクトで優れた"走り"と"燃費"を実現します。

広さを重視するタイプ、走りを重視するスポーツタイプまでさまざまです。

日本でもっとも売れている「トヨタ ヤリス」の価格は139万5千円~となっていて、年収が低くても購入しやすいでしょう。

それ以外で、走りと乗り心地に定評があるのが「日産 ノート」「ホンダ フィット」。

室内空間の広いクルマとして「トヨタ ルーミー」が断トツの人気をほこります。

3.ミニバン

プレミアムヴィーナスブラック・パール

価格帯300万~600万
必要な年収400万円以上
乗車人数6人~8人乗り
売れ筋車アルファード、シエンタ

ミニバンは家族が5人以上いる場合に必須の車となります。

6人~8人乗りが可能なファミリータイプのクルマで、車中泊にも最適。

売上としては「アルファード」がこのジャンルで断トツの人気をほこります。

同じトヨタの「ヴォクシ―」や、ホンダ「ステップワゴン」、日産「セレナ」も人気があります。

価格を抑えるならコンパクトタイプの「トヨタ シエンタ」「ホンダ フリード」がおすすめです。

4.SUV

CX30のソウルレッドクリスタルメタリック

価格帯200万~500万
必要な年収300万円以上
乗車人数5~6人乗り
売れ筋車ライズ、RAV4

デザイン性を重視した大型車です。

カッコいい車に乗りたい人におすすめで、家族が沢山いる人にも向いています。

近年はコンパクトSUVが人気を集め、国内でもトップクラスの売れ筋となっています。

低価格帯ではトータル300万円以内で購入できる「トヨタ ライズ」が人気です。

もう少しお金を出せれば、デザイン性が高い「トヨタ ハリアー」「トヨタ RAV4」「スバル フォレスター」「マツダ CX-5」「マツダ CX-30」が人気です。

【国内】新車販売ランキング

全てのタイプを含む、新車販売台数の通年ランキングは以下の通りです。

ランキングは日本自動車販売協会連合会の「乗用車ブランド通称名別順位」を参考に作成しています。

「普通車」と「軽自動車」に分けてご紹介します。

普通車人気ランキング TOP15

順位メーカー名称とタイプ
1位トヨタヤリス(コンパクト&SUV)
2位トヨタルーミー(コンパクト)
3位トヨタカローラ(コンパクト&SUV)
4位トヨタアルファード(ミニバン)
5位日産ノート(コンパクト)
6位トヨタライズ(SUV)
7位トヨタハリアー(SUV)
8位トヨタアクア(コンパクト)
9位トヨタヴォクシー(ミニバン)
10位ホンダフリード(ミニバン)
11位日産セレナ(ミニバン)
12位ホンダフィット(コンパクト)
13位トヨタシエンタ(ミニバン)
14位ホンダヴェゼル(SUV)
15位トヨタRAV4(SUV)

ヤリスとカローラについては「コンパクトカー」と「SUV」タイプの2つが出ています。

軽自動車人気ランキング TOP15

順位メーカー名称とタイプ
1位ホンダN-BOX
2位スズキスぺーシア
3位ダイハツタント
4位ダイハツムーブ
5位スズキハスラー
6位スズキワゴンR
7位日産ルークス
8位ダイハツミラ
9位ダイハツタフト
10位スズキアルト
11位日産デイズ
12位ホンダN-WGN
13位スズキジムニー
14位三菱eK
15位ホンダN-ONE

スぺーシアは「スぺーシア」と「スぺーシアギア」の2タイプが用意されています。

新車と中古車購入の諸費用

新車と中古車購入の諸費用

新車及び中古車の購入時にかかる車両本体以外の諸費用は以下のとおりです。

新車購入にかかる諸費用

新車の場合

  1. 消費税
  2. 自動車税種別割(旧自動車税)
  3. 自動車重量税
  4. 環境性能割
  5. 自賠責保険(強制)
  6. リサイクル料金

中古車購入にかかる諸費用

中古車の場合

  1. 消費税
  2. 自動車税種別割(旧自動車税)
  3. 自動車税環境性能割(旧自動車取得税)
  4. 自動車重量税
  5. 自賠責保険(強制)
  6. リサイクル料金

「自動車税種別割(旧自動車税)」の金額は車の排気量と登録時期によって異なります。年度途中で新規登録した場合、初年度は税金がかかりません。

「自動車重量税」も車両重量によって費用が異なります。

「環境性能割」は2019年に自動車取得税の代わりに新たに導入されました。

車購入の諸費用の具体例

車の諸費用がいくらかかるかイメージするために、ここでは軽自動車・コンパクトカー・SUV・ミニバンを購入した場合の諸費用をご紹介します。

メーカーによって「販売諸費用」がかかるためそれらも全て含めています。

諸費用
軽自動車
タント
31,030円
コンパクトカー
アクア
114,000円
SUV
ヤリスクロス
197,150円
ミニバン
ステップワゴン
237,990円

※上記は各公式サイトの見積もりシミュレーションを利用して算出しています。

中古車の購入がおすすめの場合

ぎぶさんの車購入ガイド

基本的に「コストをかけずに車を購入したい」のであれば中古がおすすめです。

新車と比べ、中古の方が断然安く入手できますし、納車までも早いです。

「お金がないから車が買えない」という人はぜひ中古車にも目を向けてみてください。

中古車販売店の満足度ランキング

オリコン調査による中古車販売店の満足度ランキングは以下の通りです。

中古車販売店ランキング

1位:オートバックス・カーズ
2位:TAX
3位:カーセブン
4位:ケーユー
5位:アップル
6位:ビッグモーター
7位:ネクステージ
8位:ガリバー

利用者満足度の高い販売店を選べば、リスクも押えられるでしょう。

中古車の注意点

コストのかからない中古車ですが、以下のデメリットを押さえましょう。

ポイント

  • 自分でグレードについて調べる必要あり
  • ものによって傷や破損がある
  • 好きなオプションや装備が選べない
  • アフターサービスが少ない

中古車を購入する場合、グレード選びで迷っても自分で調べて決める必要があります。

見えない傷や破損があることもあり、自分で見極める必要があります。

当たり外れがあるのも中古車のデメリット。

もし、これらが面倒に感じてしまうのであれば新車を購入するようにしましょう。

価格の安い「軽自動車」や「コンパクトカー」の場合は、新車で買ってしまう方がコストパフォーマンスが高いこtごああります。

とにかく安くすませるなら中古車、そうでなければ新車がおすすめです。

とにかくお金がないなら中古車、そうでなければ新車を選びましょう。

どちらが正解ということはありません。

車の購入に向く時期

車の購入に向いている時期

(1)軽自動車は4月以降

軽自動車は4月以降に購入すれば、その年の軽自動車税は課税されません。

もし、軽自動車の購入を検討しているのであれば、できるだけ4月以降に購入することがおすすめです。

(2)値引きしやすい時期

新車については殆どの場合が、値引き前提で販売されています。

特に「SUV」や「ミニバン」のような高価格帯の車の場合は、値引き額だけで20万~50万円の割引になることもよくあります。

車の購入時期はさまざまな考え方がありますが、第一優先として値引きしやすい時期を狙うのが得策です。

具体的には、

  • メーカー中間決算の前(9月~10月)
  • メーカー本決算の前(3月~4月)
  • 夏のボーナス時期(6月~7月)
  • 冬のボーナス時期(12月)

「大商談会」や「決算キャンペーン」といった"のぼり"がお店に立てられている時は、値引き受け入れ態勢にあり、この時期は狙い目です。

なお、安い車であればあまり購入時期は意識しなくて大丈夫です。

車の購入でよくある質問

エコカー減税はいつまで?中古車は対象になる?

エコカー減税は2021年4月末まででしたが、税制改正によって2年間の延長が決定しました。

  • エコカー減税は2023年4月30日まで(※車両の新規登録日)
  • グリーン化特例は2023年3月31日まで(※車両の新規登録日)

エコカー減税が適用される車は以下のとおりです。

  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • 天然ガス自動車(平成30年排出ガス規制適合)
  • プラグインハイブリッド自動車
  • クリーンディーゼル乗用車
  • 2030年度燃費基準60%以上達成したハイブリッド自動車を含むガソリン車・LPG車

中古車についても上記に該当すればエコカー減税の対象となります。

ただし、中古車でエコカー減税を受けられるのは新車新規登録から3年以内の(まだ初回継続車検を受けていない)クルマに限られるのでご注意ください。

クレジットカードで車は購入できる?

各メーカーの販売店および、系列や地域によって対応できる範囲は異なりますが、一般的には全額一回払いは基本的にできません。
なぜかというと、販売店のカード会社に支払う決済手数料の負担が大きくなってしまうためです。

ただし、多くの販売店が頭金の一部としてや、点検等はもちろん、自賠責や重量税など車検の法定費用であればクレジット払いできるケースは多いでしょう。

一般的には上記のとおりになりますが、例外はありますのであらかじめ販売店に確認しておくと良いでしょう。

車購入の仕訳はどうすればいい?

個人事業主や法人の方で、車を経費にしたいという方もいると思います。

車の仕訳で経費にできる勘定科目は以下の5つのとおりです。

  1. 車両運搬具
  2. 支払手数料
  3. 租税公課
  4. 保険料
  5. 預託金
勘定科目内訳課税の区分
車両
運搬具
・車両本体費用
・オプション費用
・納車費用
課税
租税公課・自動車取得税
・自動車重量税
不課税
支払
手数料
・検査登録代行費用
・資金管理料金
・検査登録法定費用
・車庫証明法定費用
課税
保険料・自賠責保険料
・任意保険料
非課税
預託金・リサイクル料金不課税

支払い手数料では、車庫証明手続きを販売店に代行してもらう場合は、「車庫証明手続き代行費用」も経費に計上できます。

ナンバープレートの決め方

車のナンバープレートは自分で決めることができます。

自分で車のナンバープレートを決めたいけど、迷ってしまうという場合は、多くの人が利用している「シウマの数字占い」や「縁起の良い数字一案」を参考にするのがおすすめです。

実際に「8」や「15」「18」といったラッキーナンバーは多くのオーナーさんが取り入れています。

縁起の良い数字や、かっこいい車のナンバーをつけると自分自身の気分も上がってきます。

以下では大人気のシウマの数字占いや、縁起の良い数字の語呂合わせをご紹介しているので参考にしてみてください。

【車ナンバー】シウマの占い・縁起の良い数字一覧

EV購入の補助金と申請方法

電気自動車

日本の電気自動車(EV)については主に3つの補助金を利用することができる場合があります。

  1. CEV補助金(国の補助金)
  2. 各都道府県の補助金
  3. 自治体からもらえる補助金(市町村)

国からもらえるCEV補助金の目安は車種によって異なりますが10~50万円。
自治体からもらえる補助金もお住まいのエリアによってことなりますが5~25万円くらいが相場となっています。

EVの補助金申請方法

まず補助金交付申請の前には、購入したEVの登録(軽自動車等は届出)と車両代金全額の支払いを完了させて下さい。

その後、国・各都道府県・自治体が定めた基準のもと、申請書を郵送またはオンラインで提出して受理されれば完了となります。

国からもらえるCEV補助金については「CEV補助金(車両)のご案内」のページをご確認下さい。

各都道府県・自治体の補助金についてはお住まいのエリアの公式ページをご確認下さい。

日産 リーフの場合の補助金

以下、日産リーフを例にしてもらえる補助金を計算しました。(執筆時時点の情報になります)

補助金の目安

  • CEV補助金:42万円
  • 自治体の補助金:5~25万円

日産リーフの場合では最大で67万円の補助金が出る計算になります。

CEV補助金は車種によって決まった金額が設定されています。

自治体でもらえる補助金は「自治体等補助金等情報 検索」で確認できます。

電気自動車購入のさいは「CEV補助金」と「自治体の補助金」の2つはかならず確認しておきましょう。

自動車の売却をする方法

車の売却

車を高く売るポイント

車の買い替えをする方は、ディーラー下取りではなく、車買取専門店で売却することをおすすめします。

ディーラー下取りはクルマを安く買い取られてしまうことが多く、車買取店でいくつか見積もりをとって高く売るのが定番です。

おすすめの車査定サービスは以下をご確認ください。

車一括査定のおすすめランキング10選

もし、ディーラーで下取りしてもらおうと思っている場合も、あらかじめ車買取店で見積もりを取っておいて損はありません。

車の売却に必要な書類

車を売る時には必要な書類があります。

書類をあらかじめ揃えておくと、車の売却がスムーズに運ぶので準備しておきましょう。

具体的な内容は以下の記事で分かりやすくまとめています。

車を売却・売るのに必要な書類と流れ

車のカーリース、サブスクリプション

車のサブスク

車のサブスクリプション(サブスク)・カーリースの情報をまとめています。

車のサブスクは、頭金や登録費用、税金や自賠責保険まで、全てコミコミで月額利用できる新しいサービスになります。

頭金を支払うのが大変だったり、すぐ車が必要になった時などに便利です。

出費の管理がラクなので、個人事業主や法人の方からも人気があります。

車検代や保険、メンテナンスなど細かいサービスに違いがあるので注意しましょう。

カーリースの人気サービスは以下で確認できます。

車サブスクおすすめ9社を比較

おすすめのカー用品

カー用品

カー用品は無数にありますが、自分で買っておきたいのは以下の3点です。

おすすめカー用品

  • 車コーティング剤
  • ヘッドライトコーティング
  • ドライブレコーダー

コストを抑えるなら自分で車は磨く

カーコーティングは専門店にお願いするのもおすすめですが、コストを抑えたいなら自分でもカンタンにできます。

「車コーティング剤」はクルマをピカピカに維持することができ、素人の方でもカンタンにできるおすすめ用品になります。

価格も数千円で購入できるので、コストパフォーマンスも抜群ですよ。

車コーティング剤の最強ランキング

ヘッドコーティング剤のランキング

「車コーティング剤」と「ヘッドコーティング剤」を購入しておけば、いつでも車をキレイに保つことができます。

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自動車関連会社で仕事をしていた経験を持ち、日本車に精通しています。車のニュース・購入・売却・カーリースまであらゆる情報を中立視点で解説しています。ウォルターインターナショナル合同会社運営。

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