このページではホンダ車の最新納期目安と、納車状況について分かりやすく一覧にしてまとめました。
納期に関する最新の動向や、押えておくべきポイントもご紹介しています。
これから契約する人も、すでに契約されている人もぜひご参考ください。
ホンダ新車の納期目安一覧【2024年最新】
車名 | 納期目安 | 備考 |
Honda e | 1ヶ月 | 生産終了が決定 |
N-ONE | 3ヶ月 | 一部タイプ・カラーは1ヶ月 |
N-BOX | 3ヶ月 | 納期は1~3ヶ月の間で変動中 |
N-WGN | 3ヶ月 | |
N-VAN | 2ヶ月 | 納期は短縮中 |
WR-V | 8ヶ月程度 | 納期遅れ発生中 |
ZR-V | e:HEV:5ヶ月 ガソリン:6ヶ月 | ・需要が供給を上回る状況 ・納期は短縮中 |
アコード | 5ヶ月 | |
ヴェゼル | e:HEV:1ヶ月 ガソリン:1ヶ月 | ・PLaYは一時受注停止中 ・納期は短縮中 |
オデッセイ | 6ヶ月程度 | |
シビック | e:HEV:1ヶ月 ガソリン:2ヶ月 | |
シビックタイプR | 1年~2年程度 | 現在は受注停止 |
ステップワゴン | e:HEV:2ヶ月 ガソリン:2ヶ月 | 納期は短縮中 |
フィット | e:HEV:1ヶ月 ガソリン:2ヶ月 | 納期は短縮中 |
フリード | e:HEV:1ヶ月 ガソリン:1ヶ月 | モデルチェンジを控える |
フリードプラス | e:HEV:1ヶ月 ガソリン:1ヶ月 |
ホンダ車の納期目安は、現地調査と口コミをふまえた最新情報を更新しています。
あくまでも目安であり正確性を保証するものではないためご了承ください。
一部タイプ・カラーとは?
売れ筋のため生産が多い車や、在庫の多い車のことを指します。
ホンダの納期動向!納車は大きく早まる
半導体不足などの影響により納期に遅れが出ていましたが、2023年後半から生産量が増えるに従い、2024年はハイブリッド(e:HEV)車を中心に早まる傾向にあります。
ブランド別の納期概況をそれぞれリアルタイムで見ていきましょう。
軽自動車
- 平均納期:2~3ヶ月
フルモデルチェンジしたN-BOXや一時期遅れが出ていたN-VANも含めて、おおむね2~3ヶ月程度となっており安定しています。
人気の新型N-BOXの納期は1~3ヶ月の間で変動していますが買い時といえます。
ホンダの軽自動車については納期を気にせずに購入できるでしょう。
コンパクトカー
- 平均納期:1ヶ月
コンパクトカーは、フィットのハイブリッド車に加えて、ガソリン車も短縮されて1ヶ月程度で納車可能です。
シビックはどんどん納期が早まっていて現在は1ヶ月ほどで納車できます。
SUV
- 平均納期:1~8ヶ月
SUVは、ヴェゼルの納期が非常に早まっています。
ヴェゼルの納期はかなり早く1ヶ月です。PLaYグレードは受注停止中ですが2024年のマイナーチェンジ後はオプションパッケージとして注文できます。
ZR-Vはハイブリッド車の注文が多く、納期が遅れていましたが、大幅に改善が進んで5~6ヶ月程度となっています。
注意したいのがWR-Vで、注目の新車ということで納期が遅れはじめています。人気のXグレードになると納車まで1年かかるケースもあるでしょう。
ミニバン
- 平均納期:1~2ヶ月
もともと納期が早いフリードに加えて、ステップワゴンも納期が早まっていて1~3ヶ月で納車が可能です。ハイブリッド車が特に早いでしょう。
新型オデッセイについては納期6ヶ月程度となっていますが、クチコミでは短縮したという報告も出てきています。
スポーツカー
- 平均納期:1年超
受注が停止中で、長納期となっているシビックタイプRですが、供給を上回る需要が出ていることに加え、生産数が少ないことからも、しばらく長納期が続く見込みです。
シビックタイプRは生産スケジュールはしっかりしており、早い段階で納期目安を提示してもらえるケースが増えています。
納期改善は難しいですが、すでに契約されている人は安心して待てるでしょう。
シビックタイプRの受注再開については、初期ロットがさばき終わる2024年9月以降に一時的に行われる可能性があります。
ホンダ車の生産・納車状況
ホンダの新車登録台数(生産状況)は以下の通りです。
年月 | 台数 | 前年比 |
2024年3月 | 41,136 | 126.0% |
2024年2月 | 31,966 | 149.0% |
2024年1月 | 27,864 | 162.0% |
2023年12月 | 25,985 | 117.9% |
2023年11月 | 29,717 | 115.3% |
2023年10月 | 27,337 | 138.6% |
2023年9月 | 25,524 | 122.1% |
2023年8月 | 17,873 | 85.1% |
2023年7月 | 23,552 | 93.5% |
2023年6月 | 21,065 | 90.4% |
2023年5月 | 15,763 | 94.4% |
2023年4月 | 15,535 | 105.6% |
2023年3月 | 32,644 | 95.9% |
2023年2月 | 21,456 | 92.9% |
2023年1月 | 17,199 | 84.0% |
ホンダの生産状況は、2023年8月まで前年比割れが多い状況が続いていました。
2023年9月頃から生産量が上がり、それに準ずる形で2023年11月頃から納期も短縮傾向が見えはじめています。
2024年以降は安定した生産計画が見込め、現時点でホンダ車の購入はおすすめです。
国内工場の「鈴鹿製作所」と「埼玉製作所」は平常運転が長らく続き、生産状況も安定しています。
納期遅れが出ている車に「シビックタイプR」が挙げられますが、元々生産台数が少ないことに加えて、受注枠を上回る注文が入っていることが原因であり、生産状況が悪いわけではありません。
ホンダの納車が早まるコツ
ホンダで新車を購入する際に、納車が早まるコツを3つご紹介します。
納車が早いタイプ・カラーを選ぶ
ホンダ車の納期を早めたい場合、納車が早い一部のタイプ・カラーを選択することをおすすめします。
ここでいう「一部タイプ・カラー」とは、人気が高くて生産が多いものを指します。
ホンダは人気が高いグレードやカラーを優先して生産することがありますので、販売店で「納期の早いグレードやカラーはないか?」聞いてみましょう。
ガソリン車とハイブリッド車の傾向を押える
ガソリン車とハイブリッド車では3ヶ月程度の納期の差が出ることが多く、車種ごとの傾向を押えておきましょう。
ハイブリッド車は多く生産されているため納車が早い傾向にありますが、ZR-VのようにHEV車に注文が殺到している場合は、逆になることがあります。
経営の異なる販売店をまわる
販売店ごとに新車の割り当て台数はことなり、納期に差が出ることがあります。
あまりに遅い納期を提示される場合は、経営の異なる他のホンダ販売店にも確認してみましょう。
納期待ちはストレスになることが多く、値引き交渉も含めて複数の販売店に足を運んでおいて損はありません。
ホンダの納期に関するQ&A
地震で納期は遅れてる?
地震と納期の因果関係は確認できていません。あくまで噂レベルであり正式な発表はいまのところありません。不確かな情報のためご注意ください。
一部で遅延の口コミが出ていますが1~2ヶ月程度の遅れにとどまり、大きな遅延は発生していません。
私自身、日々納期を追いかけていますが「ステップワゴン」「フィット」をはじめ地震以降に納期が短縮された車種もあり、地震の影響による心配はないといえます。
納期遅れが理由でキャンセルできる?
納期が長い場合にキャンセルすることは条件次第では可能です。
基本的には陸運局に登録(生産が開始されてナンバーがつけられる)がされていなければ、キャンセルすることができます。
つまり、納期が遅れていて、契約した車の生産が開始されていなければ「キャンセルできる」といえます。
契約者の都合でキャンセルする場合は損害賠償が発生するケースもありますが、納期遅れという理由があれば問題はないでしょう。
ローンなど融資などが実行されている場合はキャンセル料がかかるのでご注意ください。
キャンセルについては販売店によってルールが異なるため、まずはお店に確認するようにしてください。
まとめ
ホンダの新車納期の動向についてまとめてきました。
納期は全体的に改善されてきており、今後はさらに早まる流れが想定されます。
受注停止していたモデルも復活する可能性も出てくるでしょう。
このページではリアルタイムで情報を更新していますので、定期的に情報をチェックしてみてください。
参考文献