本記事では、カローラスポーツをグレードの特徴と、人気ランキング形式でおすすめのポイントを解説しました。
「ハイブリッドエンジン」と「ダウンサイジングエンジン搭載モデル」を含めた全12のグレードから、自分に合ったグレードを見つけていきましょう。
カローラスポーツのグレードのポイント、人気まですべてが分かるので購入の参考にしてください。
カローラスポーツのグレードの見所
(出典:https://toyota.jp/corollasport/?padid=ag341_from_corollasport_navi_top/)
新型カローラスポーツのグレードは全部で12タイプ。
たくさんのラインナップがあるように見えますが、実際の構成はとてもシンプルです。
エンジン構成はパワフルな走りを約束する1200ccダウンサイジングターボエンジンと、燃費重視のハイブリッドエンジンの2構成。
これに2WDと4WDの二系統の駆動系式、6MTとCVTという2構成のトランスミッションを加え、それぞれのグレードを構成しています。
カローラスポーツグレード一覧表
グレード | 2WD | 4WD |
G“X” | ¥2,202,200 ¥2,169,200(6MT) | ¥2,400,200 |
HYBRID G“X” | ¥2,488,200 | なし |
G | ¥2,384,800 ¥2,339,700(6MT) | ¥2,582,800 |
HYBRID G | ¥2,659,800 | なし |
G“Z” | ¥2,549,800 ¥2,504,700(6MT) | ¥2,747,800 |
HYBRID G“Z” | ¥2,824,800 | なし |
押さえておきたいポイントとしては以下の通りです。
- ガソリン車のみマニュアル車(6MT)が用意。
- ガソリン車のみ4WDが用意。
上記の点だけ注意しましょう。
注目はダウンサイジングターボエンジン
(出典:https://toyota.jp/corollasport/?padid=ag341_from_corollasport_navi_top/)
カローラスポーツのパワートレインで特に注目したいのが、ガソリン車で新たに採用された1.2Lダウンサイジングターボエンジンです。
1200ccという小さなエンジンながら最高出力85N・m[116PS]/5200rpmという高出力。
ダウンサイジングターボエンジンは、従来よりエンジンを小型化し、ターボチャージャーを加えることで、車体全体の軽量化を図り環境性能を向上しています。
カローラスポーツはオーリスの後継車
カローラスポーツは高級ハッチバック「トヨタオーリス」の後継という位置づけです。
ヨーロッパでのフォルクスワーゲンの台頭に対抗すべく、戦略的モデルとしてカローラスポーツは世に送り出されました。
それゆえデザイン性の高さも売りで、ヨーロッパで根強い人気がある6MTを採用しています。さらに安全性については、他の追随を許しません。
カローラスポーツのおすすめ人気グレードランキング
それでは新型カローラスポーツのおすすめグレードをランキング形式でご紹介していきます。
- 一位 G“Z”(6MT)
- 二位 ハイブリッド G“Z”
- 三位 G(6MT)
- 四位 ハイブリッド G
- 五位 G“X”(6MT)
それぞれ、くわしくみていきましょう。
1位 G“Z”(6MT)2WD 2,504,700円(税込)~
カローラスポーツの中でイチオシなのがG“Z”です。公式人気は2位となります。
スタイルはもちろん「走り」も満足できる完成度に仕上がっています。
パワートレインは1200ccダウンサイジングターボエンジン。最大出力は85N・m[116PS]/5200rpmとクラストップレベルのパワーをほこります。
インテリアも他のグレードとの差別化を図っていて、ファブリックタイプと本革タイプの2種類から選ぶことができますが、おすすめは本革シート。
レッドとブラックを基調とした本革シートは走りを強調したデザインでワクワクする気持ちにさせてくれます。スポーツ走行時も身体をしっかりとホールドしてくれるのがポイントです。
今話題のダウンサイジングターボに加えてマニュアルシフトも選べることを考えると価格は割安です。
2位 ハイブリッド G“Z” 2,824,800円(税込)~
ハイブリッドG“Z”はG“Z”ののハイブリッドタイプで、公式人気は1位。
カタログ燃費が30km/lを超えるなど、同クラスのライバル車を遥かに上回る低燃費が魅力です。
ハイブリッドG“Z”はワンランク下の ハイブリッド Gと比べても、インパネと内装で「センシャルレッド」が選ぶことができ特別感があります。
タイヤサイズも18インチと大きくなり、ダークグレーメタリック塗装は最上級のスポーティーなデザインを実現してくれます、
パワートレインは1.8L+モーターという構成になっていて最高出力は72kW[98PS]/5,200rpm。
ハイブリッド車にしては若干出力が劣りますが、ボディーサイズから考えると十分なスペックです。
3位 ハイブリッド G 2,659,800円(税込)~
カローラスポーツハイブリッドモデルの中間にあたるのがGグレードで、公式人気はは3位。
パワートレインは上位グレードと同じ1.8Lエンジン+モーターの構成になっています。
燃費性能はスポーツグレードのGZよりも優れており、燃費重視の方に向いているといえるでしょう。
内装はガソリンモデルのGタイプと同じで、シートはセミバケットタイプのスポーツシートが採用されています。
CVTによる滑らかな走りができ、ファミリー向けのハイブリッドハッチバックといえるかもしれません。サスペンションもGZとは異なり乗り心地を重視したタイプになっています。
4位 G ¥2,384,800円 (税込)~
カローラスポーツGはグレードの中間に位置しています。採用するパワートレインは上位グレードのGZと同じダウンサイジングターボエンジンです。
手ごろな価格で高い走行性能を手に入れたい方にはもっともおすすめです。
上位グレードとの装備の違いは、インパネ部分で採用されているステッチが、ホワイトになっているところ。また、マルチインフォメーションパネルが省かれています。
シートはセミバケットタイプを採用しているためホールド性が高く、スポーティーな走りを楽しめるようになっています。サスペンションが軟らかめに設定されているせいか、ワインディング走行では安定性が欠けてしまうのが難点。
よって走りにこだわりたいならば、やはりGZをおすすめします。
5位 G“X”(6MT) 2,169,200円(税込)~
カローラスポーツGXは3グレードのうちのスタンダードモデルに位置します。
パワートレインはグレードGと同じダウンサイジングターボエンジンを搭載していますが、燃費性能は最上位のGZよりも高くなっているのが特徴。
インテリアは他のグレードとの差別化としてステッチが省かれているせいか、プラスチック感が強くなっています。
ただオフブラック塗装でまとめられているため、思った以上に落ち着いた内装になっています。
エンジン性能、質感と価格を比較すると、かなりコストパフォーマンスが高い一台に仕上がっています。
公式発表の人気グレードランキング3
公式で発表されている人気グレードは以下の通りです。
- 1位 HYBRID G Z
- 2位 G Z
- 3位 HYBRID G
ほぼ、当サイトのランキングと一致しています。
やはりG Zはエクステリア・インテリアの高級感・特別感があるため人気です。
また、全体バランスに優れるGも人気といえるでしょう。
ガソリン車とハイブリッド車はどっちがおすすめ?
カローラスポーツではガソリンとハイブリッド車が用意されています。
ハイブリッドモデルは1.8リッターガソリンエンジン+モーターという構成です。
それに対するガソリンエンジンは1,20ccダウンサイジングターボエンジンですので、両者は走りが全く異なります。
燃費ならハイブリッド、走りにこだわるならガソリン車
ハイブリッドモデルの燃費性能は最大リッター34kmを超えますので、ファミリーユースで考えるのであればハイブリッドモデルがおすすめ。
とことんまで走りにこだわりたい、という方であれば、爽快な走りが期待できるガソリンモデルを選ぶとよいでしょう。
マニュアル車と4WDが選べるのはガソリン車だけ
カローラスポーツでは、マニュアル車と4WDはガソリン車しか用意されていません。
そのため、マニュアル車や4WDを選びたい場合は、必然的にガソリン車を選ぶことになります。
新型カローラスポーツのグレードまとめ
おすすめグレードをまとめてみると次のようになります。
- 一位 G“Z”(6MT)
- 二位 ハイブリッド G“Z”
- 三位 ハイブリッド G
- 四位 G(6MT)
- 五位 G“X”(6MT)
価格帯を見てみると2,106,000円(税込)~2,689,200円でファミリーユース以外にもスポーツ走行を楽しむユーザーを念頭に置いた価格設定になっています。
今回ご紹介したグレードであればどれを選んでも失敗はなく、あとは自分の目的・用途に合うものを選ぶとよいでしょう。
高い安全性能、質感の高いインテリア、走行性能すべてがバランスよく備わっているのがカローラスポーツの魅力です。
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