スバルの旗艦車種「レガシィ」を受け継ぎながら、一回り小型のDセグメントワゴンとして登場したのが「レヴォーグ」です。
2020年10月に初のフルモデルチェンジを経て、現在は2代目モデルが販売されています。
2023年10月には一部改良された新型レヴォーグですが、現在の納期と値引きはどうなっているのでしょうか?
このページでは私自身の経験をふまえ、納得した買い物ができるよう最新情報を解説します。
目次
新型レヴォーグの納期・納車の最新情報
ぎぶさんの車購入ガイドでは、最新の口コミを元に最新納期を算出。あくまで目安となるのでご注意ください。
レヴォーグの納期目安
- 1.8Lグレード:2~3ヶ月
- 2.4Lグレード:2ヶ月
レヴォーグの納期は短縮傾向にあり、早い納車が期待できる状況です。
世界的な半導体不足の影響はあるものの、レヴォーグは非常に狙い目といえます。スバル全体も納期は安定傾向にあり注目です。
本ページに過去の生産停止のニュースを載せていますが、それを乗り越えて安定的な状況になりつつあると考えれます。
納期は随時動いていますので「ぎぶさんの車購入ガイド」で検索してみて下さい。
納期遅れは大丈夫?
レヴォーグは過去に2ヶ月半程度の生産停止がありましたが、あくまでエンジン不具合による一過性のものであり、納期について不安になることはありません。
現在、生産は安定している状況といえますが、納期は改善傾向にあります。
新型レヴォーグを狙うタイミングとしてはおすすめといえるでしょう。
新型レヴォーグの納期を短くする方法
レヴォーグの納期について「そんなに待てない」という人もいると思います。
これから購入を検討している人、すでに注文している人、それぞれ納期で困っている人に納車を早めるコツをご紹介します。
売れ筋のグレードを狙う
売れ筋のグレードは生産数が多いため納車が早い傾向にあります。
新型レヴォーグのグレードで流通台数が多いのは「1.8STI Sport EX」であり、売れ筋と言ってよいでしょう。そのほか、「GT-H EX」と「GT EX」も売れています。
売れ筋グレード
- STI Sport EX(1.8L)
- GT EX(1.8L)
- GT-H EX(1.8L)
同じく生産ラインでも、売れ筋の生産に力を入れているでしょう。ニーズの低いものより高いものの方が売れやすいのは当然であり、売れ筋のグレードが多くなるのは不思議ではありません。
したがって、特にこだわりがなければ人気グレードの購入を検討してみましょう。
ライバル車・中古車を狙う
納期が待ちきれない場合は、ライバル車か中古車を狙うのもありでしょう。
レヴォーグは「ステーションワゴン」ですが、ライバル車のマツダ3とマツダ6にもワゴン車が用意され1ヶ月で納車が可能です。
クオリティーの高さは一切遜色なく、マツダは納期が早いため検討の余地があります。
また、レヴォーグは中古市場にも出回っており、すぐ必要なら中古車という選択肢もありです。
特に新車に近い新中古車(未使用の試乗車・展示車)はおすすめです。
新中古車はディーラーに在庫がある場合もあるので念のためディーラーに確認しておきましょう。
新型レヴォーグの値引き相場!交渉のコツまで解説
レヴォーグの値引き相場は、現地取材と自動車メディアの情報を平均化し、もっとも正確な数字をご紹介しています。
値引き相場
- 車両本体+オプション値引き:18万円
- 値引き限界:30万
車両本体価格
- 363万~508万2000円
新型レヴォーグは値引きしにくい車でありますが、一定水準は可能です。
目安としては車体本体値引きが15万円前後、オプションで20~30%とれれば合格でしょう。
2023年10月の一部改良後もそれほど値引きは渋くなっておらず、限界値引きは30万円が出た事例があります。
値引きはカンタンではありませんが挑戦すべきであることは間違いありません。
競合車を利用した値引きが基本
スバルは1地区1社の販売体制のためスバル同士の競合が難しく、ライバルを利用するのが基本です。
レヴォーグはワンプライスといって値引きなしで販売する方針を打ち出していますが、実際のところは値引きは可能です。
よってライバルとなる他店に足を運んでからスバルに行くと効果的です。
レヴォーグのライバル車は以下のとおりです。
SUVタイプ
- マツダ CX-5
- 日産 キックス
- トヨタ ハリアー
- トヨタ RAV4
- レクサス UX
ワゴンタイプ
- カローラツーリング
- マツダ CX-30
- マツダ3
- マツダ6
自分が気になるライバル車をリストアップしておき、それらと新型レヴォーグとの購入を迷っていることを伝えて交渉してみてください。
スバルのディーラー同士で競合させる
スバルのディーラーは都道府県に各一つずつなので、ディーラー同士の値引きはできないと思われがちですが、そうではありません。
正規ディーラーとはとは別に、どこのメーカーとも専属契約を結ばず、複数のメーカーの新車を販売する「サブディーラー」という存在があります。
正規ディーラー同士の競合が難しくても、サブディーラーを利用すれば上手に値引きを引き出すことはできます。
限界まで値引きを引き出したい場合はトライしてみましょう。
レヴォーグの値引き体験談
ここでは大幅値引きに成功した方のレヴォーグの体験談を3つご紹介します。
レヴォーグの値引きは難しいという声はよく挙がるためご参考にしてください。
ポイントは「スバル一本でいく」よりもライバル車の存在をちらつかせるとなります。
30万円の値引きに成功
競合車(ヴェゼル)と購入検討していることを伝え、スバルのディーラー営業マンに直接「条件が合えば購入する」という意思を伝えました。
最初に出された見積書の値引き額は10万円ほどでしたが、「今日即決で決める場合はどのくらいになるのか」を確認し、最終的には30万円ほどの値引きを営業マンから引き出すことに成功しました。
車両本体23万円、オプション19万円の値引きに成功
スバルのレヴォーグは値引きなしの価格だと、「約350万円」程度だったので、担当スタッフに「300万円を切るなら購入してもいい」と値引き交渉をしました。担当スタッフもすぐにはいい返事をせず、「オプションは値引きできますけど、本体価格はこれ以上値引きはできないです」と言うので、「じゃあ、他の車屋も見てくるわ」と言うと、「少し待ってください」と裏に行きました。
次に出てきた時には、担当スタッフだけではなく、副店長も連れてきて、「本当は本体価格を値引きするわけにはいかないのですが、昔からのお付き合いもありますし、これからもよくしていただきたので、本体価格も値引きさせてもらいます。」と言ってくれました。
結果的に、本体価格が「約23万円」、オプション価格が「約19万円」値引きしてくれ、「約297万円」でスバルのレヴォーグ1.6GTアイサイト プラウドエディションを購入することになりました。
満足できる値引きに成功
対抗馬は、カローラフィールダーハイブリッドです。
あとはトヨタからスバルへ、そして違う営業店のトヨタへと、繰り返していくうちに「徐々に」金額が上昇します。
そして、ある程度の値引額に到達した際に、ほしい車の営業店に出向き、「買いますので、最後にもうすこし値引きを」のうたい文句でほぼほぼ満足できる値引額に到達することができました。
新型レヴォーグの値引きの最大ポイントは一つ
レヴォーグを値引きする上でのポイントは「購入の意思をしっかりと示す」ことです。
見積もり目的や冷やかしではないことを示すために、購入者側で用意する書類はあらかじめ準備しておきましょう。契約書にいつでもサインをできることを伝えるのです。
その上で「あと〇〇円値引きしてくれたら、今日契約します」という言い方をすれば、最大の一押しになるでしょう。
レヴォーグのリセールバリュー
(4.0)
レヴォーグは5段階評価で星4つとしっかりとしたリセールバリューが期待できます。
走りの良さに定評があり、それらが存分に味わえるスポーツグレードのリーセルが高い傾向にあります。
中古市場で人気の高い車ですが、低年式車や多走行車になるとリセールが落ちやすい傾向が見られるため注意が必要でしょう。
リセールバリューの高いグレード
「STI Sport」「STI Sport EX」「1.6STI Sport EyeSight」
リセールバリューの高い色
「クリスタルホワイト・パール」「クリスタルブラック・シリカ」「WRブルー・パール」
レヴォーグの購入前に下取り車の査定額をチェックしておく
スバル レヴォーグは値引きがしにくいタイプの車として知られます。
故にいくら値引きしてもらえるかだけでなく、これまで乗っていた車の下取り額と合わせて考えるようにしましょう。
ディーラー下取りは安いので注意
ディーラーの言い値で下取りを決めてしまうと損をすることがあります。
一般の人の場合、下取り査定で提示された金額が妥当な金額かどうか判断できません。
それを防ぐためには、事前に中古車買取業者に査定してもらい、妥当な査定額を把握しておきましょう。
ネットの一括査定サイトを利用すれば、一度に複数の業者に査定を依頼できます。
もっとも定番の「ナビクル」では無料でカンタンに査定額がチェックできますよ。
新型レヴォーグの値引き交渉のためにも、まずは一括査定で車の適正な下取り額を把握しておきましょう。
スバル レヴォーグの納期・値引きまとめ
レヴォーグの納期・値引き情報についてポイントを整理しました。
レヴォーグの納期
- 納期は2~3ヶ月程度
- 納期は早いといえる状況
- 値引き相場はオプション込み18万円
- 値引き限界額は30万円
- 値引きはライバル車を引き合いに出す
レヴォーグの納期は早いですが、ディーラーでよく確認してから購入するのが良いでしょう。
トラブルを避けるため、しっかり納期説明をしてくれる販売店から買うべきです。
レヴォーグの値引きは出にくいため、下取り車を高く買取ってもらうことでコストを押えていきましょう。