カローラツーリングは、カローラフィールダーの引継ぐモデルですが、併売されることから初代カローラツーリングです。
どこか商用車的雰囲気が抜けなかった先代モデルと大きく変わり、スタイリッシュで魅力的なツーリングワゴンとなりました。
この記事では、カローラツーリングの値引き相場や最新の納期、安く買うための交渉やリセールまで解説していきます。
目次
カローラツーリングの最新納期情報まとめ
納期目安
- ガソリン車:3ヶ月
- ハイブリッド車:6ヶ月
カローラツーリングの納期平均目安は3~6ヶ月となり、販売店によってはもう少し遅い場合もあります。
納期の遅れは完全には回復しておらず、とくにハイブリッドモデルの場合は、6ヶ月は覚悟しなければなりません。
納期がはっきりしないモデルと比べると、納車までの予定は立てやすいので、ライバル車の動向も気にしながらディーラーに情報を確認しましょう。
公式サイトの工場出荷時期
- ガソリン車:3ヵ月程度
- ハイブリッド車:6ヵ月程度
納期は予断を許さない状況ですので、なるべく早く注文しておくのが無難でしょう。
カローラツーリングの納車に関する情報
カローラシリーズのなかで人気のあるツーリングですが、人気のわりには納期は安定しているといえます。
タイプ別ではハイブリッドモデルに若干の遅れが見られます。
ここでは実際にカローラツーリングを購入したかたの口コミや、納車に関する傾向について見ていきましょう。
カローラツーリングの納期に関する口コミ
まずはカローラツーリングを契約した方や、納車が決まった方などの口コミを確認しましょう。
口コミを見ていくと、他のトヨタ車より納車までの期間が短いことが分かります。
はじめまして!フォローありがとうございます😄6月くらいから話進めてました😆
本来12月1月予定でしたが
早まりに早まって
割りかし早めの段階で納車できるみたいで嬉しいです😄— みず カロツー納車待ち (@skv0da) October 19, 2022
納車おめでとうございます。
納期無しとは凄いですね。カローラツーリングはまだ比較的納期短いのでしょうか。知人が納期1月で即注文したら、先日、納期早まるかもしれないと言われたようです。— マックな気まぐれオヤジ (@NKJ_11) October 24, 2022
自分の営業車、ヤリスクロスにしようとおもってたけど、一年待ちだしもうすぐマイナーチェンジのカローラツーリングどうだろう多少納期短いのかなと思ってディーラーいってきた。8月に予約開始ですぐいれてくれたら、多少短いかもとの事。高いうえに商品もない変な世の中だ。
— 宇ちゅう探訪 (@twistkota) July 14, 2022
2022年10月のマイナーチェンジの関係で、一時的に納期が乱れたようですが、生産が順調なようで「納期が早まった」という喜びの口コミもありました。
カローラツーリングの納期の傾向
カローラツーリングには、パワートレーンがガソリンとハイブリッドの2種類ありますが、ガソリンモデルのほうが納期は短くなっています。
一般的にハイブリッドモデルがガソリンモデルに比べ、部品点数が約10%増えてしまい、生産効率の面で劣るためです。
価格さも大きいため、あえてガソリンモデルにすることで納期の短縮が期待できます。
カローラツーリングの納車が早まるコツ
カローラツーリングの納期を少しでも短縮を期待できる方法は存在しています。
納期だけが全てではないものの、契約するいじょうは早く手元に届いて欲しいものです。
カローラツーリングの納車を早くするための方法について考えてみましょう。
(1)売れ筋のグレード・カラーを選ぶ
自動車メーカーもディーラーも売ることが至上命題なので、売れ筋のグレードやカラーの生産枠を多く確保する傾向があります。
またディーラー判断で、そのようなモデルを見込み発注することもあるので、納期を早めたければ人気グレードや人気カラーを選ぶことがおすすめです。
売れ筋グレード
カローラツーリングのグレードでは、「ハイブリッドW×B(2WD)」が一番売れているのですが、僅差でガソリンモデルの「S」や「W×B」も人気があるので、単刀直入にディーラーの担当に確認してみましょう。
売れ筋カラー
ボディカラーで人気の上位は、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラックマイカ」「シルバーメタリック」となります。
このうちホワイトパールクリスタルシャインは、W×B以外のグレードでは有償のオプションカラー(33,000円)なので、総合すると「ハイブリッドW×B(2WD)」の「ホワイトパールクリスタルシャイン」が一番のおすすめといえます。
(2)オプションを付けすぎない
車のオプションには、メーカーオプションとディーラーオプションがありますが、とくにメーカーオプションを付けすぎると納期が遅れる可能性があります。
もちろん走行や安全性能に直結するオプションは、納期だけで決められるものではありませんので、オプションと納期の兼ね合いについてはディーラーに相談してみましょう。
(3)キャンセル車・新古車も視野に
ディーラーのお客様の中には、注文したものの納期を待ちきれなかったり、気が変わったりという理由でキャンセルする方が一定数おります。
また頻繁ではありませんが、展示車両や試乗車で使用したカローラツーリングを販売することもあります。
このようなお得なカローラツーリングの情報をもらえるよう、日ごろからディーラーにお願いしておくのも有効です。
中古車を高く売る方法
車の乗り換えを検討している場合、まずは車を高く売ることから始めましょう。
中古車を一番高く売る方法は、複数の買取店に査定依頼を出すことです。
現在、中古車が高騰中につき高額査定がつく可能性があります。
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カローラツーリングの値引きリポート
カローラツーリングは、日本では数の少なくなった貴重なツーリングワゴンで、先代のカローラフィールダーより大きくスタイリッシュになり人気が高まりました。
そのカローラツーリングの値引きの実情について、最新の情報を紹介します。
カローラツーリングの値引き相場
- 本体+オプション値引き相場:23万円
- 本体値引き:18万円
- オプション値引き:5万円
- 限界値引き額:30万円
- 値引き難易度:普通
カローラツーリングの値引き相場は、オプションを含めて23万円前後ですが、2022年10月のマイナーチェンジを境に若干難易度が高くなりました。
グレードやオプション総額によっても変動しますが、目安として車両本体価格の8%~10%、オプション価格の20%が値引き額の目標になります。
マイナーチェンジの影響もあるものの、全体的な生産の遅れや業界全体の品薄感のため、値引き難易度が急に下がることはないでしょう。
タイミングが難しい商談時期
車界全体で起きている納期の遅延ですが、かつて言われていた「ディーラーやメーカーの決算期には値引きが大きくなる」ということにも影響を与えています。
一般的に成績としてカウントされるのは、販売した車を登録した(ナンバーを取得した)タイミングなので、例えばカローラツーリングの場合は2ヶ月~4ヶ月逆算して考えることが必要です。
この辺の事情はディーラーも承知のうえなので、策を弄しないでざっくばらんに聞いてみるのも手といえます。
下取り車があればカローラツーリングを安く買える
新車の購入にかかる費用は、下取りする車の査定額と合わせて考えることが重要です。
仮に値引きを引き出せても、下取り車が買い叩かれては意味がありません。下取りに出す車を最大に評価してもらうことが大切です。
ディーラー下取りは安いので要注意!
ディーラー下取りについては、驚くほど安い価格を提示されることがあります。
そのため、事前に買取業者から下取り相場を確認しておくことは必要になります。
買取専門店であればディーラー下取りより高く買いとってくれますので、その見積もりを用意しておきましょう。
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カローラツーリングの値引き交渉のコツ
カローラツーリングに狙いを定め、ディーラーへ足を運んで交渉するのですが、特に最初の商談で踏み込みすぎると足元を見透かされます。
かといって熱意がなさすぎでも、相手からすれば「この人冷やかし?」と思われ、真剣な条件提示に至らない可能性も考えられるのです。
ここでは王道の交渉術をふくめた、値引きを引き出す交渉のコツをお伝えします。
カローラツーリングをライバル車と競わせる
車の値引きの基本は、ライバル車と競合させることですが、悩ましいことにカローラツーリングには、全く同じ土俵で争うライバル車が不在なのです。
近い存在のライバル車は、カローラツーリングより大きいか、若干タイプが異なるか、思い切って外車の3モデルになります。
このことから商談するにあたっては、「サイズやタイプをふくめて悩んでいます」という話し方が好ましいでしょう。
(1)スバル・レヴォーグ
スバルのレヴォーグは、国内ステーションワゴンで一世を風靡した「レガシーツーリングワゴン」の流れをくむ国内専売モデルです。
カローラツーリングより一つ上の車格になるので直接のライバルではありませんが、国産ツーリングワゴンとして商談の材料となるでしょう。
スバル伝統の「水平対向エンジン+4WDシステム」による安定した走行性能や、進化した安全装備は大変魅力的な一台です。
ポイントになるのは、「レヴォーグは良い車だけど、もう少し安く済ませられないか悩んでいる」ということで、この場合はステーションワゴンに関心があると思われた方が得策です。
もう一点、レヴォーグの納期はカローラツーリングより短いので、このことも相談してみると良いでしょう。
(2)マツダ・MAZDA3
マツダが販売するMAZDA3は、欧州市場などではカローラとぶつかるライバル関係になるモデルです。
比較するのはMAZDA3でもハッチバックモデルですが、このグレードの車種でディーゼルエンジン車を選択できるところが最大の特徴となります。
また「魂動デザイン」といわれる艶めかしいスタイリングも大きな魅力で、上質になったカローラツーリングとエクステリアで悩むところです。
MAZDA3のディーゼルモデルをぶつける場合は、ハイブリッドとの経済性の差を相談しながら、スタイリングでも迷っていると伝えてみましょう。
(3)フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
トヨタと世界市場でしのぎを削るライバルがフォルクスワーゲンですが、カローラツーリングと同じようなセグメントのツーリングワゴンが「ゴルフヴァリアント」です。
実はカローラツーリングの欧州モデルは、日本モデルより一回り大きく、欧州市場ではゴルフヴァリアントと完全なライバル関係にあります。
現在のゴルフヴァリアントは、納期が非常に伸びてしまっているので、「ゴルフヴァリアントが第一候補だったが、納期が長すぎるのでカローラツーリングに魅力を感じる」というアプローチがおすすめです。
この場合にはカローラツーリングの最上位グレード「ハイブリッドW×B」でなければ、話の辻褄が合わなくなるかもしれません。
トヨタディーラー同士での競合
カローラツーリングの販売は、カローラ店だけではなくネッツ店でも取り扱っているので、経営母体が違うディーラーで競合させるのも有効です。
この場合、値引き条件だけではなく納期にも違いが出ることがあるので、もし県境が近いなど隣県に行けるのであれば多くのディーラーで見積もりをもらうほど効果が期待できます。
カローラツーリングのリセールバリュー
値落ちの少ないリセールバリューが高い車ほど、トータルの経済的負担が軽くなるので、車選びでは重要なポイントといえます。
カローラツーリングはリセールバリューが高いモデルですが、さらに効果的な選び方について紹介します。
値段が落ちにくいグレードとカラーを選ぶ
高いリセールバリューが期待できるカローラツーリングですが、その中でも人気グレードと人気カラーの組み合わせが特に値落ちの少ないおすすめの選択となります。
グレードでは、LEDライトや大型のマルチインフォメーションディスプレイを搭載するなど、装備の充実した「W×B」がおすすめです。
ボディカラーについては、先ほど紹介した人気の3色を選ぶことが無難だといえます。
査定で評価されるオプション装備
カローラツーリングのオプションの中で、リセールバリューにもっとも影響するのが、カーナビの有無です。
デザインに溶け込む純正ナビの評価は高いのは当然として、社外品であってもポタブルタイプ以外であればプラス査定になります。
カローラツーリングの値引きと納期に関するまとめ
カローラツーリングの納期と値引きについてまとめると以下のとおりになります。
- 納期は3ヶ月~6ヶ月
- ガソリンモデルが納期短め
- 人気グレード・カラーで納期を短縮
- 値引き相場はオプション込み23万円
- レヴォーグ・MAZDA3と競合させよう
カローラツーリングは、マイナーチェンジ後の納期が落ち着きを見せはじめているので、これからおすすめのモデルです。
値引き交渉は、ライバル車との競わせ方が少し難解ですが、うまく交渉することで好条件を引き出せます。
また下取り車があるなら、下取り価格の交渉や、場合によっては「ナビクル車査定」などのサービスを使って、下取り車を売却することもありです。
上手に話をすすめて、お得にカローラツーリングを手に入れましょう。