こんにちは。ぎぶさんです。
2018年7月13日に販売開始となったホンダN-VAN(エヌバン)は、これまでの商用バンとは違った幅広い使い方ができるクルマです。
商用車として機能性が高まり、日常や遊びにも使えるということで評価が気になっている方もいるのではないでしょうか?
そんなN-VANの評価を、各項目ごとに口コミを通じてご紹介します。
・N-VANの全体評価
・スクステリア、内装、燃費、走りの評価
・良い点、がっかりな点
最後は良い点・がっかりな点を一覧にして結論もまとめました。
目次
ホンダ新型N-VANの全体の評価一覧
評価 | |
エクステリア | 4.5 |
内装 | 3.5 |
価格 | 5.0 |
燃費 | 4.0 |
走り | 3.0 |
総合 | 4.0 |
N-VANは商用としても、日常向けでも使うことができ、多くの荷物を積むことができます。
価格・燃費の面でもコストパフォーマンスが高いクルマといえます。
一方、走りについて残念だという声も少なくありません。
新型N-VAN(エヌバン)の見た目は大きく向上
まず、N-VANのエクステリアに関しては、口コミでデメリットらしいデメリットは出ず、非常に好評なものとなっています。
カラーリングが向上し、見た目は高水準
新型N-VANは商用車としてのイメージが強かったN-VANの印象を一新。
その見た目は、新型N-VANには「STYLE COOL」のモデルに7色、「STYLE FUN」のモデルに7色、そして「G」「L」グレードは2色展開。
「STYLE COOL」と「STYLE FUN」は遊びやレジャーにも対応できる造りになっていて、それぞれパープルパール、プレミアムイエローパール、といったカラフルなカラー展開で、商用イメージを払拭しています。
見た目の評価は高く、口コミでは「可愛い」という声が多いですが、これらはボディーカラーの影響も大きいと考えられます。
グッドデザイン賞の候補に選出。カスタム性も高い
新型N-VANは全体的にはコンパクトですが、天井が非常に高く、箱形の四角いデザインが強調されています。この四角いデザインが好評で、新型ジムニーとともに2018年のグッドデザイン賞候補に選出されています。
他にもヘッドライトにはLEDを採用していたり、ルーフスポイラーや細かな部分のデザインにも凝っています。
これら全ては、オシャレなお店にもおける商用車というコンセプトに基づいているため、見た目のデザイン性に繋がっています。
さらに、N-VANのエクステリアの魅力はまだまだこれだけにとどまりません。
特に注目したいのが、様々なカスタムパーツが販売される点。
フロントグリルやアンダースポイラー、リアバンパー、アルミホイールまで数多くのカスタムパーツがあり、自分好みのエヌバンを作り上げることもできます。
見た目の口コミ
ホンダ新型NVANの利便性と内装の口コミ
NVAN(エヌバン)の内装や居住性に関しては、メリット・デメリットの両方が出ていますので、それぞれチェックしていきましょう。
荷物の積み込みは抜群にしやすい。軽トップクラス
まず、ドアが非常に広く、車内はピラーレスになっているためサイドからの荷物の積み込みが非常にラクです。
助手席も後席もワンタッチで閉じることができ、すべてフルフラットになりますので、段ボールで71個、ビールケースで40個、最大積載量350kgまでの荷物を積み込むことが可能。
口コミでもフラットに関する評価が集中しています。
N-VAN いいなー
見た目も結構可愛い感あるし
助手席までフラットに出来て
後部座席も左右独立
しかも6速MTがある...
最高やん... pic.twitter.com/9evIkwg9Ki— シュッとしてる池添タカヒロ(旧名:アンノン)@ガツガツ痩せよう (@unknown_ver2) July 20, 2018
コンパクトな車にもかかわらず、これだけ荷物が積み込めるスペックの車はそうありません。
また、運転席以外の座席をフルフラットにして荷物を積み込んだ際に、運転席側へ荷物が来てしまわないようにガードするパーツがついているなど、細かな配慮も効いています。
フラット以外の収納機能も大充実
N-VANでは運転席の裏側にはファスナー式のポケットもついています。しっかりとした容量がありますので、車検証などを入れておくのにちょうどよいサイズです。
これ以外にもインパネートレーやミドルトレー、コンビニ袋をかけることができるコンビニフック、スマートフォンなどの充電用USBジャックなど収納は充実。
フルフラットにした際の、ヘッドレストやシートピローを格納するスペースも、全てが用意されています。
居住性はデメリットも多いので注意!
N-VANの代表的なデメリットとして、居住性の悪さを挙げる口コミが見られます。
これはフルフラットや収納性を優先した結果のため仕方がありませんが、以下の点がデメリットとして挙げられます。
- 前席シートはスライドできない。
- 助手席と後席は薄く作られ、座り心地は良くない(少し硬い)
- 後席のヘッドレストが短い。
- シートはホールド性が弱く、カーブで体がぶれる。
運転席を除くと、ロングドライブには向いていないという口コミも出ています。
NVANのシートはそれほど厚みがありませんので、クッション性は高くないことがわかります。
N-VANは収納性を優先しているため、広さは問題ないものの、居住性におけるデメリットは確認しておく方がよいでしょう。
新型N-VANの価格についての評価
新型N-VANの販売価格はもっとも低いグレードとなる「G」タイプのFF車で129万円。
多様性を加味するとコストパフォーマンスは高い
逆に最も高いのは「STYLE COOL」のターボ4WD車で183万円からです。
古い商用車がこの価格だと高いイメージですが、N-VANは外観も内装もおしゃれで使い勝手が良くなっていますので、高いことはありません。
収納も走りも、遊びにいたるまで使えることを考えるとコストパフォーマンスは抜群です。
新型N-VAN(エヌバン)の燃費の評価
軽自動車といえば、燃費が良いという点で選ぶ方も多いのではないでしょうか?
そこで、新型N-VANの燃費について評価していきたいと思います。
新型N-VANの公式な情報によると、新型N-VANの燃費はマニュアルかオートマチックか、FFか4WDか、あとはターボかどうかによって燃費に違いがあります。
カタログ燃費のポイント。ターボ車の燃費が良い
新型N-VANの中で最も燃費が良いのは、「G」「L」「STYLE FUN」「STYLE COOL」のターボ車を除くFF/CVT車でこちらは23.8km/L。
次に低燃費なのは「STYLE COOL」のターボエンジンで23.6km/Lとなっています。
ターボ車というとかなり燃費が悪いイメージがありますが、新型N-VANのターボ車は通常のものと比べてわずかしか燃費が変わりません。
N-VANでターボ車に乗りたい方にとってはメリットになるでしょう。
実燃費に満足する口コミは多い
駆動式やモデルによって燃費性能に違いはあるものの、どれも一般的には悪くない水準と言ってよいでしょう。
新型N-VANの燃費に関する口コミを見てみても、概ね満足という声が目立ちました。
燃費計は18.5km/Lだった。
ちなみに、燃料計の残り1セグで航続可能距離45km、それが36kmになったところで給油してくださいメッセージが表示された。(出典:twitter)
ただ、新型N-VANの燃費は路面状況や季節、利用シーンによって異なり、中には思ったより燃費が伸びないという声も出ています。
ホンダ N-VANの走りと口コミの評価
新型N-VANの走行性能については、軽自動車ということで馬力はそれほど期待できません。
ただし、メリットとデメリットそれぞれあるので確認していきましょう。
口コミでは6MT搭載が大きな話題に
軽自動車で6MTの車
・S660
・N-VAN ←New!!— 桜霞(sakurakasumi)@ツチノコ (@AZLapin) June 2, 2018
低燃費で走行できるFF車から、悪路でも走行しやすい4WDタイプ。
さらにCVT、6速マニュアルトランスミッション(6MT)がそろっているので好みに合わせた車種を選択できます。
中でも、6MT搭載をN-VANでもっとも特筆すべき点として挙げる口コミが目立ちました。
走りについては、6MTを選べますので心配はないと言えるでしょう。
ただ、6MTを選んだ場合はターボ車は選べませんので、その点だけ注意が必要です。
一般道の走りは高水準。一方で残念な点も
N-VANの走りは一般道で走らせる分には、細かいハンドリングで小回りがきき、加速も良く、滑らかな走りができると評判となっています。
基本はN-BOXの良い所が引き継がれている一方で、デメリットを挙げる声もありました。
走りのデメリット
- 後席はクッション性が悪く、長く乗ると疲れやすい。
- 高速時ではゴツゴツ、ザラザラとした感触が出る。
- 加速と減速を繰り返すと、反応が遅れる。
- 車高が高いので強風の影響を受けやすい。
新型N-VANのような車高の高い車はどうしても風の影響を受けてしまいます。特に軽自動車は車体が軽いため余計に強い風邪で横にぶれやすくなるため要注意。
乗用車ではないため、高速時やロングドライブ時にはデメリットも生じるようです。
ホンダセンシングで安全性も高い。6MTを選ぶ場合は注意
新型N-VANは全車種にホンダセンシングが標準装備となっています。
ホンダセンシングはホンダの安全運転支援システムで、安全に走行するための様々なシステムが導入されています。例えば衝突を予測して自動ブレーキをかけるシステムや、急加速防止機能もその機能の一つ。
さらに内容は充実し、車間距離を保つアダプティブ・クルーズ・コントロールや、道路中央を走行できるよう補助する車線維持支援システム、前の車の発進を知らせる先行車発進お知らせ機能もついて、安全性は文句なし。
安全を考える上で評価できるシステムですが、今回目玉の6速マニュアルトランスミッション(6MT)を選んだ場合は、以下の機能がなくなります。
- 誤発進抑制機能
- アダプティブ・クルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 後方誤発進抑制機能
N-VANは走りの安全性も評価できますが、6MTについては、実際に購入する前に充分に確認しておきましょう。
ホンダNBOXとの違いをチェック!
NVANはNBOXをベースに造られた商用バンになりますが、NVANも「STYLE COOL」と「STYLE FUN」を選べば、日常使いや遊びに利用できます。
そこで、Honda NBOXとの違いを短くまとめておきます。
N-VANとN-BOXの違い
- N-VANの方が荷物の積み込み・収納力に優れる。
- N-VANはフルフラットができ、車中泊に向いている。
- N-VANは6速マニュアルトランスミッション(6MT)を選べる。
- 居住性はN-BOXの方が上。
- 高速道路の走行性はN-BOXが上。
- 長距離運転もN-BOXの方が向いている。
N-VANの方が収納力に優れ、遊びやレジャーに向いていると言うことができます。
また、軽自動車でありながら6MTが選べる点は特筆に値します。
一方、N-BOXはN-VANよりも総合力に優れています。
どちらも優良車ですので、目的にあわせて購入すると良いでしょう。
NVAN(エヌバン)の良い点・がっかりな点のまとめ!
商用バンとしても、日常使いとしても使えるN-VANの良い点・悪い点をまとめると以下の通りです。
良い点
- 見た目のデザイン性が高い。
- 収納性は軽トップレベル。
- 安全性が高く、ピラーレスで利便性が向上。
- 車中泊も可能。アウトドアにも最適。
- ターボ車の燃費が良い。
- 軽貨物で6速MTを搭載。走りは申し分なし。
- 価格が安い。
がっかりな点
- 収納性を優先した結果、居住性に難あり。
- シートが薄く、長距離運転で疲れやすい。
- 高速時にゴツゴツした感触が出る。
全体の結論としては、デザイン性・収納・走りに優れたバンであり、迷わず買いと言える水準です。
居住性にデメリットはありますが、収納を優先した結果であり、商用バンとしてはトップクラスの評価ができます。
燃費にも優れ、FF車から4WDまで選択ができるので雪道を走る事が多い地域の方でも重宝します。
ニーズに合致するのであれば、かなりおすすめできる軽バンと言えるでしょう。
新型N-VANをリーズナブルに買う方法は?
評価の高いN-VANは工夫次第で、値引きして購入できることをご存じですか?
軽バンの割引は期待できないと言われますが、多くの成功事例も出ています。
やり方はカンタンで、相場を押さえイバル車と競合させるだけ。
今や値引きは常識なので、やっておくとよいでしょう。
具体的なレポートは、以下でまとめていますので参考にして下さい。