多くのメディアで評価を受けているスバル新型フォレスターですが、本当の評価はどうなのでしょうか。
このページでは見た目・内装・燃費・走り・価格において、実際の口コミを元に新型フォレスターの実際の評価をまとめました。
口コミ評価は、以下の通りとなっています。
エクステリア | 4.0 |
内装 | 4.5 |
燃費 | 3.5 |
走り | 4.5 |
価格 | 4 |
購入を検討されている方は、気になる項目をご確認ください。
目次
新型フォレスターの見た目の口コミと評価
エクステリアの良い口コミ
新型フォレスターのエクステリアは、先代モデルと比べて大きな変化はありません。その点に不満を挙げる声はありますが、全体はエクステリアに満足を感じている声が多数聞かれます。
エクステリアに対する不満
エクステリアの変更点をチェック!
他社と違って変わらないデザインが、フォレスターのポイントです。
とはいえ、よく見るとエクステリアも先代モデルと変化したところがあります。
まず、フロントマスクやリアのデザインは、以前よりアクティブさが感じられるようにブラッシュアップされ好評です。
やっぱりひと目でフォレスターだと分かるフロントマスクは最高だな。現行国産車のどれとも似ていない。似ているのは先代とアセントぐらいか。
— アールグレイ (@earl8004s) August 14, 2020
フロントではヘッドライトやバンパーのデザインが変更され、リアではリアコンビランプに切れ目が入り現代的になりました。
ボディサイズも4,625×1,815×1,715mmと先代モデルよりわずかにアップ。
全体は高評価ですが、エクステリアに関しては個人の好みのため多少の好き嫌いはあります。
新型フォレスターの内装の口コミと評価
内装に関する口コミ
サンルーフに全席シートヒーター、ステアリングヒーターまでついて370万だからスバルはコスパいいなぁってなる。(ツイッター)
このように、内装の口コミは総じて好評価となっています。
高級感はないものの、先代モデルより内装の質感が向上したと感じる人は多いようです。
内装のポイントをチェック!
新型フォレスターですが、内装は大きく刷新されています。
基本は現行モデルのインプレッサとデザインは共通しますが、新型フォレスターには先代モデルではやや足りなかった内装の質感が向上しているのが特徴です。
全グレードに電動パーキングブレーキが採用されているため、シフトレバーの周辺もスッキリ。
ドアパネルにはツインキルトやステッチが加工され、立体感も増しました。
収納力をチェック
欠点としては、コックピット周辺に収納が少ないことを不満ポイントとして挙げる口コミも見られます。
小物入れの大きさが中途半端という声もありました。
一方で、荷室については改善され520Lの大容量に満足する口コミも目立ちました。
確かにコックピット周りに収納がもう少しあると便利ですが、全体としては収納に大きな問題はありません。
新型フォレスターの燃費性能の口コミと評価
燃費の口コミ
実際に新型フォレスターに乗っているユーザーもの口コミをいくつか見てみましょう。
新型フォレスターの燃費については、多くのユーザーが満足していますが、一部には不満を感じている人もいます。
これは人によって燃費に対する感じ方が異なるためと考えられます。また、運転する環境でも大きく変わってきます。
年間を通して見ると、ガソリンエンジンモデルの実燃費は10~11 km/Lが平均値。一方、ハイブリッドモデルは12 km/Lが平均値です。
客観的に見ると、実燃費は決して悪くはありません。
フォレスターのカタログ燃費をチェック!
カタログでの新型フォレスターの燃費性能も確認しておきましょう。
新型フォレスターのグレードは、ガソリンモデルが3つと、e-BOXERを搭載したマイルドハイブリッドの「Advance」の計4つ。
ガソリンモデルの燃費は3グレードとも14.6 km/Lであり、「Advance」は18.6 km/Lとなっています(JC08モード)。
一方、より実燃費に近いとされるWLTC8モードでは、ガソリンエンジンモデルが13.2 km/L、「Advance」が14.0 km/Lです。
新型フォレスターの走りの口コミと評価
走りの口コミ
新型フォレスターの走りは極めて高い評価となっています。ステアリングのレスポンスが良く、コーナーリングはスムーズで、悪路でもスイスイ走れると口コミで評判です。
走りの評価が高い理由
走行性能が好評の理由は、進化したX-MODEが採用されていることも影響しています。
新型フォレスターに採用されたX-MODEでは、通常走行モードから、雪道や砂利道に適した「SNOW DIRTモード」と、泥道や新雪が得意な「D SNOW MUDモード」に切り替えることができます。
状況に応じて走行モードを切り替えるだけでどんな悪路でも問題なく走れます。
新型フォレスターの価格の口コミと評価
価格の口コミ
価格帯をチェック
新型フォレスターの価格は「Touring」が2,808,000円~、「Premium」が3,024,000円~、「X-BREAK」が2,916,000円~、「Advance」が3,099,600円~です。300万円前後という価格ですが、これに満足している人が多いようです。
車両本体だけで300万円前後する新型フォレスターですが、装備や性能を考えると妥当であり、コストパフォーマンスに優れると評価できます。
ライバル車のエクストレイルとの比較
フォレスターは日産エクストレイルがライバル車となります。価格はエクストレイルのガソリン車がフォレスターより約60万円安く、ハイブリッド車も40万円ほど差があります。
エクストレイルの燃費は新型フォレスターよりやや上ですが、車両重量の違いもあるため同程度と見てよいでしょう。
走行性能や居住性に関しては新型フォレスターの方が上で、走りを追求する人にはフォレスターがおすすめです。
また、好みが分かれるのがその見た目です。男性の場合、質実剛健で武骨なフォレスターを支持する傾向にあります。
【全体の結論】新型フォレスターはクロスオーバーSUV好きには買い
全体の結論としては、各項目のバランスが良く、非常に優れたクルマといえます。
見た目のデザイン性の高さに加え、内装と走りは最高クラスの評価。燃費も決して悪い水準ではなく、価格も割安感があります。
また、際立つデメリットも見つかりません。
乗り心地がよく使い勝手に優れ、さらには本格的な悪路走破性を備えています。クロスオーバーSUV好きな方には第一選択肢のクルマになるでしょう。