デイズは日産自動車から発売された人気の軽トールワゴンです。
日産と三菱自動車で共同開発し、2019年3月にはモデルチェンジが行われ新型デイズとなり、全ての面で進化を遂げました。
本記事では口コミを通じて、デイズのメリット・デメリットをまとめました。
目次
新型デイズの全体の口コミ評価一覧
あらためて、デイズの口コミ評価の一覧を詳細にすると以下の通りです。
口コミ評価 | |
エクステリア | 90点 |
内装 | 90点 |
燃費 | 75点 |
走り | 78点 |
安全性 | 95点 |
一言でいうと「デザイン性と居住性、安全性に優れた軽自動車」ということができます。
中でも「安全装備」の充実ぶりは突出しているといえるでしょう。
内装も広いしメーターがカッコよかったし、ナビは9インチの大画面で事故なんか起きた時はルームランプのとこのスイッチで救急車などに発信してくれるみたいやし、装備がかなり整ってて進化したなってのが印象強かった。 (引用:ツイッター)
ただし、燃費と走りについては、デメリットもあるので注意も必要です。
それではくわしく見ていきましょう。
新型デイズのエクステリアの口コミ評価は高い
新型デイズの見た目は口コミでも評価が高く、コンパクトで良くまとまっていると評判です。
グレードによって印象が異なり、新型デイズは親しみを感じる「ノーマル」とシャープなイメージの「ハイウェイスター」に分かれます。
写真右のノーマルは流れるようなボディーライン、アーチ状やシャープなラインを組み合わせた日産らしいダイナミックな見た目に。
丸みのあった先代モデルと比べてスタイリッシュなデザインになっています。
ハイウェイスターモデルはカッコよさが際立つ
ハイウェイスターの外観は、メッキバーを使ったグリルに加え、よりシャープなヘッドライト、存在感があるバンパーが洗練され、カッコよさが際立ちます。
ハイウェイスターは特に人気が高く、デイズのエクステリアの評価を高める要因になっていると考えられます。
カラーバリエーションも全14色と豊富なラインナップも人気です。
→日産新型デイズの人気色はどれ?おすすめカラーをランキングで発表
エクステリアは日産らしい個性を持ちながら、全体のまとまりもよく、他車とくらべても高い評価を受けています。
デイズの内装や利便性の評価と口コミ。ゆったりして乗る人を選ばない
新型デイズの内装は上質かつ、非常にシンプルで飽きないデザインです。
内装のカラーリングはブラウンやアイボリーなどの淡い色使いから黒をメインカラーとした落ち着いたカラーリングまで選べます。
具体的には、以下から選択できます。
- S/Xグレード → アイボリー
- ハイウェイスターグレード → ブラウン
- ハイウェイスターグレード → ブラック
NISSAN DAYZ、ハンドル、シート含めたインテリアの質感が軽にしては高い。一発目でこれを出してくるとこは、デザインに力入れてる日産らしい。エクステリアも無茶してないとこが好印象。
— MASAMITSU (@masa_mitsu) June 11, 2013
席は広く、ゆったりしている
軽自動車ですが後席の座面にも余裕があり、4人でも窮屈さを感じない広々空間が広がります。
後席を倒せば荷室が広がり、たっぷりと荷物を積み込めるのもメリット。
これだけの広さを確保した軽自動車は希少であり、非常に高く評価できます。
タッチパネル式のエアコンは注意が必要!
内装の質感に定評のあるデイズですが、旧型から引き続き導入されたタッチパネル式のオートエアコンの利便性には多くの不安や不満の声が挙がりました。
実際のオーナーの口コミでは、タッチパネルなので直視しなければボタンの位置が分からず、「運転中に操作しにくい」「操作感に欠ける」「ボタンの位置が分かりにくい」といった不満も挙がっています。
内装は水準以上の質感
軽でプロパイ、ナビMM518D(っぽい)なんて豪華過ぎる。 (引用:ツイッター)
新型デイズの内装は、エクステリアと同じく質感に優れ、デイズに乗っている方の口コミも好印象なものが目立ちます。
落ち着いた雰囲気を持った軽ということで年齢層を選ばないというところも、新型デイズが人気となっているポイントの一つといえるでしょう。
→日産新型デイズの内装の良い点・悪い点を徹底レビュー【画像あり】
デイズの燃費はライバル車より劣るが口コミは満足度が高い
ライバル軽自動車との比較
- デイズ 実燃費:15.47 km/L
- N-BOX 実燃費:16.42 km/L
- ワゴンR 実燃費:19.91 km/L
新型デイズのスカタログ燃費は、最も燃費効率が良いグレードの2WDで、29.8km/l。
対して、ライバル車のN-BOXは2WDで27.0km/l。ワゴンRではハイブリッドモデルになると33.4km/lとなっています。
ライバル車と比べて燃費は劣る
新型デイズの燃費一覧表を見ても、ライバルとなる他社の最新軽自動車と比べると燃費は劣ることが分かります。
つまり、燃費効率だけにフォーカスして軽自動車を選択する場合、新型デイズを選ぶと思ったより燃費がよくないと感じてしまうかもしれません。
実際「ベタ踏みするので燃費が悪い」「ターボ車の燃費が悪い」といった声も見られます。
https://twitter.com/Electric_Car38/status/907740801999921152
一方で、実際に新型デイズに乗っているオーナーの口コミを見ると、新型デイズの実燃費は思ったよりも悪くなかったという口コミも目立ちました。
そんなに暑くなかったから
エアコン付けずに窓開けて
海沿い走ってたらここまであげれた
撮ったのは27.0キロやったけど
最高は27.5キロまで上げれた(引用:ツイッター)
少なくともカタログに表示されている燃費と比較して、大幅にその数値が乖離する心配はないといえるでしょう。
デイズの走りは日常使いでは充分。長距離運転ならターボ車が必要
新型デイズの走行性能は、軽自動車なので排気量が一般車と比べると少なく、パワー不足を指摘する口コミが目立ちました。
特に坂道、高速道路、長距離運転時においては物足りないという声が挙がっています。
一方でターボ車を選べば最低限問題ないという評価も多く、走りを重視するのであればターボ車は必須となるでしょう。
日常使いの走りでは充分
逆に普段近所のスーパーなどへ買い物へ行ったり子供のお迎えなど近場での利用がメインとなる場合は、新型デイズの排気量でも十分です。
また、こうした乗り方の場合はデイズのような車の方が燃費効率も良く、小回りも利いて維持費もかからないことからメリットが多いといえます。
乗り心地は良いが走行性は注意
乗り心地は良いと感じる方が多く、柔らかめなので街乗りに最適という評価が目立ちました。
肉厚なシートの質感もよく、乗り心地は優れています。
一方、踏み込みの悪さを上げる声が多く「踏み込むと車体がカクンと揺れる」「走りが滑らかではない」といった評価も出ました。
走行性は可も不可もない水準です。
新型デイズの安全性能評価は非常に高い
新型デイズは安全性を評価する口コミが目立っています。
特に目玉となっているのが煽り運転対策として日本初で搭載されたSOSボタン。
新型デイズには「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」という機能が全車に標準装備されており、口コミでも評価が集まっています。
(引用:ツイッター)
インテリジェントエマージェンシーブレーキとは、走っている時に前方を走っている車や、歩行者との接触を回避してくれる機能。
ブザーを鳴らして運転手へ危険を知らせてくれるので事故を回避することができます。
その他、サイドエアバッグがあり、車線逸脱警報機能もついていて、安全性能の充実ぶりがデイズが支持される大きなポイントです。
軽自動車の中でも安全装備は最高評価となります。
デイズのおすすめグレードはハイウェイスターGターボ
グレードは全部で7種類あり、一番安いグレードは「S」の2WDタイプで1,296,900円。
デイズのグレードの中でも、ハイウェイスターは人気が高く1番人気の「X」は1,497,100円。
2番人気が「Gターボ」の1,578,500円となります。
おすすめグレードはこれ!
もしも、日常使いで使うというのであれば、質感に優れる「ハイウェイスターX」がおすすめ。価格の安さ重視なら「S」グレードを選びましょう。
高速道路や長距離運転するのであれば「ハイウェイスターGターボ」が必須です。
ぜひ自分に合ったグレードを購入していきましょう。
新型デイズは大幅割引きが期待できる!
新型デイズの価格については口コミでも軽としては高いのでは?という声がありますが、実はそれほど高くはありません。
あまり知られていませんがデイズの場合、割引期待できる側面が大きく、それを踏まえるとお得に購入ができます。
軽の値引きは辛口ですが、デイズは競争が激しい分野で、過去に燃費改善問題があったことから、値引きは緩和傾向にあります。
値引きについては、デイズの値引き情報をチェックしておきましょう。
新型デイズは全体評価が高く、オーナーの評判も良好
デイズの口コミや評価を見ていくと軽自動車として高い質感・安全性装備が充実していること、日産ブランドと相まって上々の評価となっています。
試乗ではなく実際に購入したオーナーから、しっかりした評価がされている点もポイントです。
街乗りに最適で、軽としては割引きが期待できるのも大きなメリット。
ただ走り・エンジン性能にはデメリットを挙げる声も多く、今回挙げたデメリットは押さえておくとよいでしょう。