トヨタの人気SUV「カローラクロス」の現行型ハイブリッドタイプが2022年5月末より一時受注停止となりました。
ガソリンタイプは購入できますが、「ハイブリッド車が買えない」「納期が遅い」など困っている人もいると思います。
受注停止でも買う方法は出回っていますが、このページではおすすめ順にご紹介するとともに、より深堀りして解説していきます。
カローラクロスの購入を検討している人は参考にしてください。
この記事の専門家
日本車から輸入車まで、ありとあらゆる自動車に精通し、車や関連サービスの口コミ・コスパなどを調査している。車業界で働いた経験と知識を活かし、リアルな情報を書いている。
※受注停止は口コミ情報であり公式発表はありません。
目次
カローラクロスの受注状況!ハイブリッド車が一時停止になった原因
カロローラクロスの受注状況は以下の通りです。
- ガソリン車:受注可
- ハイブリッド車:2022年5月末に受注停止
カローラクロスハイブリッドが受注一時停止になった原因としてはは、来年の改良分までの受注が一杯になったことが予想されます。
さらに掘り下げていくと半導体不足の影響が考えられるでしょう。
カローラクロスは、非常に人気の高いSUVですが、近年は半導体不足の影響でどのメーカーも工場停止などを余儀なくされるケースが見られます。
そこに加え、2023年9月に大幅改良が予定されていますので、それまでの受注をストップしたと考えるのが自然です。
カローラクロスの注文はいつから再開されるか予想
カローラクロスのハイブリッド車の注文は2022年5月末でいったん受付停止となっていますが、いつから再開されるのでしょうか?
カローラクロスは2023年9月に大幅改良(マイナーチェンジ)を行い発売することが予定されていますので、少なくとも2023年9月からは注文は再開されるでしょう。
また、マイナーチェンジの先行受注は1ヶ月ほど前から始まることが多く、予想としては2023年8月から注文は再開される可能性があります。
現実的には注文できるまでかなりの期間が空くことになります。
このような状況のため今すぐカローラクロスが欲しい場合は、これからご紹介する方法も確認しておきましょう。
カローラクロスが受注停止でも買う方法!おすすめ順にご紹介
カローラクロスの一部グレードが受注停止になっていることで、すぐに手に入らない状況となっています。
購入を検討している人は早めに以下の方法も確認しておきましょう。
新中古車で買う
カローラクロスが受注停止になっても、新車に近い形で購入できる方法が新中古車です。
新中古車は販売店で殆ど使われていない未使用車やキャンセル車のことで、実質的にほとんど新車と変わりません。
カローラクロスの新中古車は国内で流通しているのか?という点について調べたところ、さまざまな中古車販売店で扱いがあることが分かります。
記事執筆時点の各サイトの情報は以下の通りです。
- カーセンサー:264台(ガソリン車含む)
- 価格ドットコム:273台(ガソリン車含む)
- グーネット:223台(ガソリン車含む)
- ケーユー:3台
- TAX:2台
新中古車を買う場合の注意点としては、ネット上に出回っている良いものは即売り切れてしまう点になります。
インターネット検索で状態のよいカローラクロスを見つけるには、ほぼ毎日チェックをして入荷と同時に買う必要があります。
これらは労力を伴いますので、販売店とコネクションを持っておき、カローラクロスが入荷したら連絡してもらうのが確実です。
個人の方の場合は、「ズバット車販売」を利用すると、無料で安い非公開車両の情報が入手できます。
お金をかけず効率的にカローラクロスの新中古車を見つける可能性が高まります。
今後は新中古車の在庫も減ってくることが予想されるため早めに公式サイトを確認しておきましょう。
公式サイト
トヨタのKINTOを利用する
トヨタのKINTOは定額制でカローラクロスに乗ることのできる、人気のサブスクリプションサービスです。
KINTOはトヨタが今、力を入れているサービスで、納期が長いといわれるカローラクロスでも1.5~2ヶ月ほどで即納が可能な状態です。
ただ、現在は人気の車は注文が増えていて在庫がなくなる恐れもあるのでご注意ください。
料金はすべて月額料金にコミコミ
KINTOはサービスの内容が他よりも充実し、頭金や諸費用がもろもろ月額にコミコミになるだけでなく任意保険もコミとなります。
めんどうな手続きもなく、毎月の家計の管理も楽になり、トヨタが提供するサービスなので安心してカローラクロスに乗れます。
デメリットは契約年数が決まっているため新中古車とは異なり、車を自分の物にできないという点です。
ただし、どんな車もいずれ乗り換えることを考えると、所有することにこだわらなければKINTOもおすすめです。
カローラクロスに早く乗りたいという方はKINTOの公式サイトも確認しておきましょう。
オークション代行業者に依頼する
カローラクロスが受注停止でもオークション代行業者に依頼して買う方法があります。
カーオークションは資格がなければ参加できませんが、オークション代行業者に依頼することでカローラクロスを購入することは可能です。
オークションで購入する形になるため中間マージンが発生しにくく、オークション代行業者に手数料を払うだけなので出費がかさみません。
デメリットとしてはオークション代行業者にお願いする場合、個人間であったり、名の知れないところにお願いをするとトラブルの要因になりえます。
信頼できる業者を見つけねばならず、初心者の方にはおすすめできない方法となります。
ダメ元でキャンセル待ちも狙う
カローラクロス ハイブリッド車は、長い納期であることが知られています。
そのため、万が一に備えて、キャンセル車が出たら購入したい旨を販売店のディーラーに伝えておくこともムダではありません。
納期の長さが過去例を見ないためキャンセルが出る可能性はゼロではなく、ダメ元でも打診しておくことも選択肢に入れる価値はあります。
なお、キャンセル車の場合は好きな色やグレードは選べませんので注意しましょう。
カローラクロスはガソリンとハイブリッドのどっちが良いの?
「ガソリンとハイブリッド車どっちが良いのか?」
気になっている人もいると思いますが、結論からするとどちらでも問題はありません。
それぞれエントリーモデルの「ハイブリッドG”X”」と「ガソリンG”X”」で比べるとWLTCモードの燃費で30.0km/Lと15.8 km/Lと、およそ半分近くの燃費に差があることが分かります。
近年のガソリン高騰を踏まえると、ハイブリッド車が欲しくなる人も多いでしょう。
しかし、ハイブリッドとガソリンの車体本体価格は約32万円となっていますので、よほど長く乗らない限りは、ガソリン車を選んでも損をすることはありません。
日常使いであればガソリン車でも問題はありません。
デザインや内装、グレードは大きく変わらず、ハイブリッド車が受注停止しているのであればガソリン車を買うという選択肢もありでしょう。
カローラクロスが受注停止でも買う方法まとめ!
ここまでカローラクロスが受注一時停止になっても買う方法を4つご紹介してきました。
世界的な半導体などの部品不足により、カローラクロスの納車も先が見えない部分があることは否めません。
注文再開についても2023年以降になる可能性があります。
じっくりと待てるのであれば問題ありませんが、もし緊急で必要というのであれば今回ご紹介した方法も検討してみて下さい。
特に、新中古車は新車に近い状態で買うことができ、カローラクロス自体が割安価格なので、割高感もありません。
今回ご紹介した「ズバット車販売」などに無料で登録しておいて、レアなカローラクロスの情報を得るようにしておくと良いでしょう。