こんにちは。ぎぶさん(@give333)です!
日産新型デイズは、2019年3月に日産が三菱と共同発表した軽自動車です。
いままで日産が販売していた軽自動車は他社からのOEMでしたが、デイズは初めて「日産の手がかかった」車となります。
その中で今回は、デイズの内装に注目して画像つきでご紹介していきたいと思います。
目次
1.運転席&インパネまわりを徹底チェック!
メーター周り(標準グレード)
まずは標準車のメーター周りです。
一言でいうのであれば「シンプル」そのもの。
目につくのは大きなスピードメーターだけで、タコメーターすらありません。
車好きの方からしたら物足りなさを感じますが、シンプルなデザインのデイズの標準車ですから必要十分といえます。
メーターデザインは日産らしい「ファインビジョンメーター」を彷彿とするアイボリーを基調としたデザインを採用。
なお、先代モデルのデメリットとしては、標準グレードの内装のつくりはチープだという声が挙がりましたが、新型では見事に改善されています。
メーター周り(ハイウェイスター グレード)
次はハイウェイスター グレードのメーター周りです。
標準車とはデザインが大幅に変えられています。
特筆すべきは色使いです。薄茶を基調としていた標準車とは対照的に、ハイウェイスターはブラックをベースにデザインされています。
視認性は確保しつつ、高級かつ、スタイリッシュな仕上りになっています。
ハイウェイスターはスポーティなボディデザインでもあるので、「車好き」な人や「走りにこだわる」人にも満足してもらえるようにタコメーターも配置。
インパネ周辺の視認性は抜群
デイズのインパネ回りは、ゴテゴテしているというよりかは”シンプル“という印象を受けます。
運転席に座ると感じるのは“視認性の良さ”です。
さらにメーターフードの高さがそれほどありませんので、解放感も抜群。
運転席から手の届く範囲にアイドリングストップなどのスイッチ類が配置されているので操作性がよいのもポイントです。
2.室内空間の居住性をチェック
圧倒的に広々とした室内空間
軽自動車というと「室内が狭い」というイメージが先行しがちですが、デイズは違います。
車高が1600mmを超えるため頭上の空間が大きく保たれています。
180cmの人が乗っても頭が天井に当たる恐れがないほど広く作られています。
上の空間の広さもさることながら、縦の空間も最大限に広く設計。
足元の空間も広い
軽自動車の全高はいくらでも高くできますが、全長の長さが制限されているため足元の空間が狭いものもあります。
デイズは限られた空間を最大限に生かして作られています。リアシートは前後にスライドすることができるのですが、目一杯下げて後席に座ると非常に広い足元空間を確保できます。
イメージ的には「タクシーに乗っていると思うくらいの足元空間」といったところです。
170cmくらいの身長の方であれば、足が組めるくらい広いです。
自分のように背が大きい人にもおすすめです。
シートの座り心地
デイズのシートは全グレードでスエード調の生地を採用。
スエード調と聞くと滑りやすいイメージがありますが、デイズのシート生地は全体が縦縞の蛇腹のような凸凹ができているため座っても滑りにくくできています。
フロントシートは軽自動車とは思えないくらい最大限に大きく作られています。
ホールド感も抜群ですので、体格のいい男性が乗っても問題ありません。
リアシートも座った時に窮屈に感じられない設計となっていて、ふくらはぎをサポートする前傾斜形状を採用しているため乗り心地がよいです。
3.荷室を含めた全体の収納力をチェック!
使い勝手のいい荷室
デイズの荷室のサイズは通常時で
・高さ950mm
・幅1100mm
・奥行き424mm
です。
奥行きのスペースが確保されているので、リアシートを最大まで下げている状態でも買い物袋程度であれば余裕で積むことができます。
デイズの荷室の特徴は2つ
・リアシートが前後にスライドでき、「荷物重視」「乗員重視」の2パターンから選択可。
・リアシートを倒すことで大きな荷物を積むことができる。
特にリアシートを倒すことで空気清浄機などが入った、ちょっと大きな家電製品であれば搭載することができます。
リアシートのスライドや倒す&起こすのも簡単ですので、こちらも高ポイントです。
4.グレード別の内装の違いをチェック
標準車
デイズの標準車(S、X)は、外見と同様に女性に親しまれるような内装となっています。
室内が明るく広々と感じられるアイボリーを採用。
ダッシュボード上部を除いた内装部品は濃茶色となっているので高級感もあります。
デメリットとしては、やはり上位グレードと比べるとチープさはあります。
ハイウェイスター
ハイウェイスターは、標準車と差別化を図るために黒を基調としたインテリアになっています。
ダッシュボートと同色の黒色をステアリングやグローブボックスに採用し、統一感を演出。
シート地は標準車と同じスエード調の生地を採用しています。
上級グレードとしての位置づけでもあるので、シートの背が当たる部分にチェックのアクセントを加えて高級感を出しています。
デイズのチープな感じが気になる、という方はこのグレードがおすすめです。
プレミアムコンビネーションインテリア(メーカーオプション)
ハイウェイスター系で選べるプレミアムコンビネーションインテリアは、標準車のようなベージュを基調としたシートカラーが特徴的です。
標準車との違いを出すためにブラウン色に、ブラックの加飾を施し、シート地にネオソフィールを採用。肌触りも良いです。
これに加え、ドアの一部に同色の生地をあしらうことで黒を基調としたハイウェイスターのインテリアにアクセントと明るさを演出。
メーカーオプションとして質感を高めるために本革巻きステアリングの一部にピアノ調の加飾を施すことで高級感を増しています。
ボレロ(特別仕様車)
ボレロは2019年に新型デイズの発売とともに復活した特別仕様車となっています。
こちらは標準車(X)をベースに作られています。
内装で特筆すべき点は、シートとドアトリムの生地。濃い目のピンク色を基調とした革調のシートでオリジナリティが高められています。
5.デイズで便利な機能や装備はこれだ!
アラウンドビューモニター
デイズにはグレード別設定ですが「アラウンドビューモニター」が装着されています。(Xおよびハイウェイスター全車種)
アラウンドビューモニターといえば、ミニバンのセレナやエルグランドなど大きなクルマに装着されているイメージですが、デイズにも装備されています。
アラウンドビューモニターは、フロントとバック、両サイドのドアミラーに取り付けられたカメラの画像を「上から見える」ように映すモニターシステムです。
運転が苦手な人でも安心
これがあると前方や両サイドを映し出すことができるので運転が苦手な方でも車をぶつける心配が少なくなります。
最近の車はフロントの先端が見えにくく、アラウンドビューモニターを使えば「フロントをぶつけることなく寄せる」ことができますね。
先進安全装備も充実!
前述したアラウンドビューモニタ―以外にも、デイズには安全装備が多く搭載されています。
特に「緊急時にアシストしてくれる機能」が充実しています。
“歩行者も検知できる”緊急ブレーキシステムの「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を全車に標準装備。
さらに「踏み間違い衝突防止アシスト」も全グレードに搭載。この機能は軽自動車では初の搭載となります。
ペダルの踏み間違いによる前方・後方への急発進を抑制し、前進時には歩行者も検知するなど安全性を高めてくれます。
タッチパネル式オートエアコンは注意が必要!
こちらはグレード別設定(X、ハイウェイスター系全グレード)ですが、エアコンの操作パネルがタッチパネル式になっています。
こちらは、タブレット端末のような先進的な操作性を持っています。
タッチパネルというと運転中に手袋をつけて運転する方には不便そうなイメージを受けますが、デイズのタッチパネルは“手袋でも反応する”つくりで驚きです。
ただし、タッチパネルは直視しなければボタンの位置が分からず、「ボタンの位置が分かりにくい」という不満の声が出ています。
豊富な収納スペースを完備
デイズには軽自動車とは思えないほど収納スペースが豊富に設けられています。
小物入れが各所に置いてあり、スマホや財布、箱ティッシュなどの置き場に困りません。
軽自動車というと収納力がないイメージがありますが、デイズは一切ありません。
「細かいところに手が届く」配慮がされているのがデイズの収納です。
新型デイズの内装はデメリットが少なく、充実している!
こうしてデイズの内装を見ていくと、メリットがかなり多いことが良く分かります。
新型になってからは、質感も利便性も申し分ない水準と言えます。
ただインテリアの質を求めるならば、ハイウェイスターグレードを選ぶことをおすすめします。
内装という点では、軽自動車ではトップクラスの充実ぶりといえるでしょう。
新型デイズの割引情報をチェック!
内装に優れる新型デイズは値引きできることをご存じですか?
デイズは軽自動車ですが、しっかりとした割引事例が多く出ています。
割引はトライする方がお得ということができるでしょう。
値引きの方法はシンプルで値引き相場を知り、競合車を引き合いにだすだけ。
新型デイズの値引きについては別途、解説をしています。