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新車の値引きはどのくらいが相場なのか?人気モデルの例とともに解説

2016年11月2日

新車の値引き相場

今現在、新車購入時は、ほとんどの人が値引き交渉をおこないます。

慣れないと驚くかもしれませんが、新車は値引きが前提という側面があります

基本的にどのディーラーもある程度は対応してくれますが、値引き相場はどれくらいなのでしょうか?

新車の値引き相場、人気モデルの例、値引きのコツまで徹底解説します。




新車購入の値引きの相場と人気モデルの例

新車購入の値引きの相場

新車の値引き相場

  • 普通自動車:車両本体+オプションの5~10%
  • 軽自動車:車両本体+オプションの5~10%

「普通自動車」と「軽自動車」ともに、見積もり総額から5~10%程度の値引きに収まることが多いでしょう。

基本的にしっかり値引き交渉することが前提ですが、購入時期や販売店・交渉内容によってパーセンテージは変わります。

モデルチェンジの後や、元々値引きが辛口な車の場合は5%以下になることも良くあるので注意しましょう。

新車ランキング上位の値引き相場

以下の表では、日本の売れている新車ランキングの最新値引き相場を一覧にしました。

値引き相場は、本体価格+オプション込みの総額となります。

軽自動車

上位TOP5値引き相場
N-BOX12.2万円
タント17.8万円
スぺーシア18.4万円
ハスラー12.2万円
ムーブキャンバス14.5万円

普通自動車

上位TOP10車のタイプ値引き相場
ノア/ヴォクシーミニバン28.5万円
ルーミーコンパクト23.9万円
シエンタミニバン18.6万円
ヤリスクロスSUV23.8万円
プリウスセダン18.7万円
アルファードミニバン10.8万円
ヴェゼルSUV25,6万円
ヤリスコンパクト21.9万円
セレナミニバン25.2万円
ステップワゴンミニバン25万円
アクアコンパクト20.9万円

値引きの額は、モデルチェンジ直後だと下がり、モデル末期だと上がる傾向があります。

たとえば「アルファード」はモデルチェンジ直後のため値引きが辛口です。

時期については念のため注意しておきましょう。

下取り車があれば新車は安く買える

下取り車があれば新車は安く買える

新車の購入にかかる費用は、下取りする車の査定額と合わせて考えることが重要です。

仮に値引きを引き出せても、下取り車が買い叩かれては意味がありません。下取りに出す車を評価してもらうことが大切です。

ディーラー下取りは安いので要注意!

ディーラー下取りについては、驚くほど安い価格を提示されることがあります。

そのため、事前に買取業者から下取り相場を確認しておくことが必要です。

買取専門店であればディーラー下取りより高く買いとってくれますので、その見積もりを用意しておきましょう。

無料で見積もりを入手できるサービスで押さえておきたいのが「ナビクル車査定」です。

ナビクルでは45秒以内のクイック査定があり、査定相場がすぐに分かるためこの情報を押さえておきましょう。

高い下取り相場を入手しておけば、損をすることがありません。

以下「ナビクル」の公式サイトでは無料で1分以内でできるため、早めに済ませておきましょう。

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相場を確認後、あらためてこのページの続きをご確認ください。

なぜ新車の値引き交渉に応じてくれるの?

なぜ新車の値引き交渉に応じてくれる?

なぜ値引き交渉に応じてくれるのかというと、実際に販売した際にメーカーからもらえるマージンに余裕があるためです。

もちろん利益を犠牲にしている分、どこまで値引き交渉に応じてくれるのかは、そのディーラーの際量によって変ってきます。

車の値引きの限界はどのくらい?

営業マンの事情によっても変わってくるので、どこまでが限界という金額は明確にはわかりません。

中には車両本体価格の30%近くを値引きしてもらえたケースもあります。

全ての体験談などを見てもこのくらいの数値が値引きの限界の目安にはなります。

新車値引き 限界目安

ポイント

  • 車両本体価格の30%程度

車の値引き交渉で狙い目の時期はいつ?

新車値引き

値引き狙い目となる時期は決算・中間決算期となる3月と9月。

会社が株主に対して業績を良く見せるために、ディーラーに対して奨励金を与える・金額を上げることがあります。ここでは限界値引きが出やすいです。

さらに、6月~7月。11~12月もボーナス商戦になるので値引きしやすい時期です。

新車の値引きが難しい場合

逆に、新車の値引きが難しいケースも押さえておきましょう。

  • 新型車(モデルチェンジ)として発表されたばかり
  • 軽自動車など元の価格が安いもの
  • 高級車(レクサス)、輸入車

モデルチェンジしたり、新型車として発表されたばかりの車は値引きができない、または少額になることがほとんどです。

また、軽自動車のように元の価格が安いものは大幅値引きがしにくいです。

レクサスや輸入車などの高級車もブランドイメージを守るために値引きに応じなケースがほとんどです。

車の値引きがしたくなる客とは?

車値引きの限界額を引き出す上で「車の値引きがしたくなる客」になることは大切です。

というのも、ディーラーからすると値引きは積極的にしたいものではありません。

ディーラーにとって値引きしてあげたくなる人の共通点は2つです。

  • 見込み客であること
  • ガツガツしていない人

車を買うという意思を持った見込み客であれば、ディーラーとしては値引きしても良いという気持ちにさせられます。

それくらい「見込み客」というのは重要な存在です。

そのためディーラーに足を運んだら「車を購入する意思があり、印鑑も持ってきている」ことを真っ先に伝えましょう。

しかし、これだけではまだ物足りません。

というのもディーラは、値引き目的の人間を嫌う傾向にあるためです。

ガツガツと値引き交渉にこられると、ディーラーとしては在庫を抱えるリスクを負っても値引きしたくない心理が働くことがあります。

そのため、値引き交渉を前面に押し出さないことも何気に重要なポイントになるので押さえておきましょう。

新車値引きの相場を知ったらあとは交渉次第

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車の値引き相場がどのくらいか? 知ることはとても大切です。

値引きのだいだいの相場について把握した上で、マナーを守って行っていきましょう。

新車の値引き相場のイメージ

基本はオプション込みで10%以上の値引きができれば上出来と考えましょう。

たとえば150万円の車なら15万円以上の値引きをしてもらえれば合格です。

しかし300万円の車で15万円の値引きともなると、もう少し頑張ってみる余地はあるかもしれません。

また、いくつか販売店を周ってみるとおおまかな値引き相場が分かりますよ。

強く出過ぎないようにする

先にも述べたように、値引き交渉は状況によって限界額が変ってきます。

できるだけ大きくしたいところですが、強く出過ぎるとそのまま終了してしまうことも忘れないでください。

値引きをもちかけるのは良いですが必ずマナーを守り、相手が難色を示したらこちらから引くことも大切です。

個人的な体験としてはディーラ―難色を示した場合、あまり食い下がるよりも他の店に切り替えてしまうほうが上手くいきます。

車の値引き交渉を限界まで行うコツ

新車の値引き交渉のコツは大きく4つあります。

  1. ディーラーオプション値引きも行う
  2. ライバル車と競合させて値引きする
  3. ディーラー値引きの裏技を使う
  4. 同じメーカーの複数の販売店を回る

ディーラーオプション値引きも行う

ディーラーオプションは納車時にお店で付けてもらうオプションですが値引き対象です。

メーカーオプションの場合はほとんど応じてもらえず、ディーラーオプションの場合は10~20%くらいの値引きは珍しくありません。

また、交渉次第で無料サービスとして装着してもらうことも出来るので、積極的に相談していきます。

ただし、オプション値引き交渉を最初にするのはやめましょう。

最初にすると、本体価格の値引きに組み込まれてしまう恐れがあるためです。

ライバル車と競合させて値引きする

車同士を競合させて値引き額を引き出す方法も有効です。

まず、SUVやコンパクトカーなど競合の激しい分野では、ライバル車と競わせると値引きが引き出しやすくなります。

一方で、競合車が少ない場合や、値引きが辛口な車の場合は、同じ車種同士を競合させるやり方が有効になります。

同じ車であっても、資本の異なる別系列の店舗にいけば値引きはできます。

ディーラー値引きの裏技を使う

つぎに、ディーラー値引きを最大に引き出す裏技をご紹介します。

それは、経験豊富な営業マンから購入するという方法です。

「ノルマを抱えた若手が良い」という声もありますが、経験がある方が値引きの裁量権を持っていたり、限界まで値引きを引き出してくれるアイデアを持っています。

基本は混雑した時間帯は避け、ザッと店内を眺めて良さそうな人がいるか確認する。

また、実際に話してみてダメだと思ったら切り上げるのも手です。

同じメーカーの複数の販売店を回る

新車の値引きは販売店によっても異なります。

原則的に、メーカーからの新車の仕入価格は店ごとに異なります。

販売店ごとにランク分けされていることがあり、値引きの裁量も変わってくるわけです。

そのため、経営元のことなる複数の販売店を回ってみるというのもシンプルながら限界値引きを引き出す手段になります。

新車の値引き相場まとめ

新車の値引き相場のポイントをまとめました。

  • 値引き相場の基準は車両本体価格の10%
  • 軽自動車の場合は8~10%
  • 決算期、ボーナス期は限界が出やすい
  • モデルチェンジ後は出にくい
  • ライバル車と競合させるのが基本
  • 販売店によって相場は変わる

これから新車を購入する際はぜひ参考にしてください。

複雑に考えずに、ポイントだけ押さえておくのがおすすめですよ。

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