新車の値引き相場

新車の値引きはどのくらいが相場なのか?についてまとめました。

新車購入時は、ほとんどの人が値引き交渉をします。

慣れない人は驚くかもしれませんが新車は値引きすることが前提と言っても過言ではありません。

そのため基本的にどのディーラーもある程度は対応してくれますが、その相場はどれくらいなのでしょうか?

値引きのコツや、国内新車の値引き相場とともにご紹介します。

新車購入の値引きの相場はどのくらい?

中古車の場合は市場での販売価格などを基準に行い、販売価格もバラバラなので値引き相場はなかなか算出しにくいのですが、新車の場合はあるていどの幅があります。

そこで導き出される基準としては、車両本体価格の10%程度です。

そこから先はケースバイケースと押さえておくと良いでしょう。

なお、軽自動車の値引きの場合はもう少し下がり、3~5%が目安となります。

これは本体価格が安いため、値引き相場が辛口になります。

新車の値引き相場目安

  • 普通自動車:車両本体価格の10%
  • 軽自動車:車両本体価格の3~5%

なぜ新車の値引き交渉に応じてくれる?

なぜ値引き交渉に応じてくれるのかというと、実際に販売した際にメーカーからもらえるマージンに余裕があるためです。

もちろん利益を犠牲にしている分、どこまで値引き交渉に応じてくれるのかは、そのディーラーの状況によって変ってきます。

車の値引きの限界はどのくらい?

営業マンの事情によっても変わってくるので、どこまでが限界という金額は明確にはわかりません。

中には車両本体価格の30%近くを値引きしてもらえたケースもあります。

全ての体験談などを見てもこのくらいの数値が値引きの限界の目安にはなります。

新車値引き 限界目安

  • 車両本体価格の30%程度

ディーラーの高額値引きは可能か?

新車値引き

車種によりますが高額な値引きも可能です。

高額な値引きになると、メーカーからのマージン額を超えているケースもあるのですが、これでは赤字になってしまうのでしょうか?

実はディーラーの利益は、メーカーからのマージンだけではありません。

ディーラーオプションや諸費用、ローンや保険などからも利益を得ているのです。

また販売目標を達成することによってメーカーから報奨金も出るので、目標達成がかかっている場合は利益よりも成約を重視して対応してくれることがあります。

つまり、状況によっては大幅な値引きも可能です。

車の値引き交渉で狙い目の時期はいつ?

非常に狙い目となる時期は決算・中間決算期となる3月と9月。

会社が株主に対して業績を良く見せるために、ディーラーに対して奨励金を与える・金額を上げることがあります。ここでは限界値引きが出やすいです。

さらに、6月~7月。11~12月もボーナス商戦になるので値引きしやすい時期です。

新車の値引きが難しい場合

逆に、新車の値引きが難しいケースも押さえておきましょう。

  • 新型車として発表されたばかり
  • 軽自動車など元もの価格が安いもの
  • 高級車、輸入車

モデルチェンジしたり、新型車として発表されたばかりの車は値引きができない、または少額になることがほとんどです。

また、軽自動車のように元の価格が安いものは大幅値引きがしにくいです。

レクサスや輸入車などの高級車もブランドイメージを守るために値引きに応じなケースがほとんどです。

車の値引きがしたくなる客とは?

車値引きの限界額を引き出す上で「車の値引きがしたくなる客」になることは大切です。

というのも、ディーラーからすると値引きは積極的にしたいものではありません。

ディーラーにとって値引きしてあげたくなる人の共通点は2つです。

  • 見込み客であること
  • ガツガツしていない人

車を買うという意思を持った見込み客であれば、ディーラーとしては値引きしても良いという気持ちにさせられます。

それくらい「見込み客」というのは重要な存在です。

そのためディーラーに足を運んだら「車を購入する意思があり、印鑑も持ってきている」ことを真っ先に伝えましょう。

しかし、これだけではまだ物足りません。

というのもディーラは、値引き目的の人間を嫌う傾向にあるためです。

ガツガツと値引き交渉にこられると、ディーラーとしては在庫を抱えるリスクを負っても値引きしたくない心理が働くことがあります。

そのため、値引き交渉を前面に押し出さないことも何気に重要なポイントになるので押さえておきましょう。

新車値引きの相場を知ったらあとは交渉次第

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車の値引き相場がどのくらいか? 知ることはとても大切です。

人によっては遠慮して、値引き交渉を控えるということもあります。

しかし、色々と利益を上げるための方法があるため、金額の大小はともかく、たいていのディーラーは新車の値引き交渉に応じてくれます。

新車の値引き相場のイメージ

基本はオプション込みで10%以上の値引きができれば上出来。

たとえば150万円の車なら15万円以上の値引きをしてもらえればまずまずです。

しかし300万円の車で15万円の値引きともなると、もう少し頑張ってみる価値はあるでしょう。

強く出過ぎないようにする

先にも述べたように、値引き交渉は状況によって限界額が変ってきます。

できるだけ大きくしたいところですが、強く出過ぎるとそのまま終了してしまうことも忘れないでください。

値引きをもちかけるのは良いですが必ずマナーを守り、相手が難色を示したらこちらから引くことも大切です。

個人的な体験としてはディーラ―難色を示した場合、あまり食い下がるよりも他の店に切り替えてしまうほうが上手くいきます。

車の値引き交渉を限界まで行うコツ

値引きは、車両に対してだけ行うものではありません。

車のオプションや手数料で変わることもあります。特にオプションは侮れません。

ディーラーオプションに対して行うのか、それともメーカーオプションに対して行うのかによっても相場は変わってきます。

ディーラーオプション値引きも忘れず行う

ディーラーオプションは納車時にお店で付けてもらうオプションですが値引き対象です。

メーカーオプションの場合はほとんど応じてもらえず、ディーラーオプションの場合は10~20%くらいの値引きは珍しくありません。

また、交渉次第でサービスとして装着してもらうことも出来るので、積極的に相談したいところです。

メーカーオプションとディーラーオプションの違い。

・メーカーオプション → クルマを工場で作るときに一緒に組み付けるもの。
・ディーラ―オプション → 納車時にお店で付けてもらうもの。

オプション値引きができれば、本体価格からの値引きから上のせできます。

ただし、オプション値引き交渉を最初にするのはやめましょう。

最初にしてしまうと、本体価格の値引き分に組み込まれてしまう恐れがあります。

ライバル車と競合させて値引きする

車同士を競合させて値引き額を引き出す方法も有効です。

まず、SUVやコンパクトカーなど競合の激しい分野では、ライバル車と競わせると値引きが引き出しやすくなります。

一方で、競合車が少ない場合や、値引きが辛口な車の場合は、同じ車種同士を競合させるやり方が有効になります。

同じ車であっても、資本の異なる別系列の店舗にいけば値引きはできます。

ディーラー値引きの裏技

つぎに、ディーラー値引きを最大に引き出す裏技をご紹介します。

それは、経験豊富な営業マンから購入するという方法です。

「ノルマを抱えた若手が良い」という声もありますが、経験がある方が値引きの裁量権を持っていたり、限界まで値引きを引き出してくれるアイデアを持っています。

基本は混雑した時間帯は避け、ザッと店内を眺めて良さそうな人がいるか確認する。

また、実際に話してみてダメだと思ったら切り上げるのも手です。

同じメーカーの複数の販売店を回る

新車の値引きは販売店によっても異なります。

原則的に、メーカーからの新車の仕入価格は店ごとに異なります。

販売店ごとにランク分けされていることがあり、値引きの裁量も変わってくるわけです。

そのため、複数の販売店を回ってみるというのもシンプルながら限界値引きを引き出す手段になります。

新車の値引き相場まとめ

新車の値引き相場のポイントをまとめました。

  • 値引き相場の基準は車両本体価格の10%
  • 限界の目安は30%
  • 軽自動車の場合は3~5%
  • 決算期の3月、9月、ボーナス期は限界が出やすい
  • ライバル車と競合させるのが基本
  • 販売店によって値引き額は変わる

これから新車を購入する際はぜひ参考にしてください。

複雑に考えずに、ポイントだけ押さえておくのがおすすめですよ。

車をお得に購入するには下取りも大切!

車をお得に買い換えるコツは、今持っている車をいかに高く売るか?につきます。

そのためには複数の下取り会社の見積もりを入手することが大切です。

愛車の最高値を知っておけば、売却時の交渉で有利に働きます。

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こちらで、メモやデータを保存しておくと良いでしょう。

できる限りの工夫をして、新車を安く購入することが何よりも大切です。

新車の値引き成功と失敗事例

最後に、オーナーの値引き体験談を募集し、代表的な成功例2つとと失敗例2つをまとめました。

値引きというのは大なり小なり成功しやすく、さまざまな事例があるので目を通しておくとよいでしょう。

新車の値引き失敗例

トヨタ 新型カローラ (コンパクトカー)

新型カローラが発表されたので、発売してすぐに販売店に行ったのですが、最初値引きはできないと言われてしまいました。

その後、何とか5万円まで値引きを引き出すことはできましたが、発売されたばかりの新車は基本的に値引きできないと思った方が良いと痛感しました。

というよりも期待をしてはいけませんね。

新型を値引きするなら、最低でも半年は待つことが大切だと感じます。

ダイハツ タント (軽自動車)

タントが欲しいと初めから思っていたので、すぐに主人とディーラーヘ相談に行きました。

オプションなどを含め最終的に210万円になりました。

予算は200万円だったので、夫婦で値下げの交渉。値下げ交渉の仕方など、よくわからなかったので前日に2つの作戦をたてました。

1つ目は他の販売店の価格を伝え交渉。2つ目は現金一括で購入することを条件とした交渉。

その結果、結論からお伝えすると値引きはなく、その分JAFの入会費無料やメンテナンスパックの期間延長などサービスでオプションが上乗せされた形となりました。

理由としては、他の販売店との価格差が5万円ほどしかなかったことと、現金一括よりローンの方が金利分ディーラー側に利益が入ってくるので、ローンを組んでもらった方がありがたいという2点。

値引きはできないけれどその分オプション上乗せでお得感を出します!とうまく丸め込まれました。笑

新車の値引き成功例

トヨタ ヴォクシー(ミニバン)

トヨタのヴォクシーを本命視していたので、始めから購入するつもりでネッツトヨタへ向かいました。

ただし最初の訪問では、本命はライバル車である日産のセレナと担当者に伝え、対抗馬がヴォクシーとホンダのステップワゴンと伝えました。

初日に希望スペックを答えて見積をもらい、その日はそれで終了。後日、日産とホンダに行き、そこでは初日からしつこく値引き交渉しました。

他社に行ったのはその日が最初で最後です。

後日、日産とホンダが初日でここまで値引きしてくれたという事を伝えました。

2社とも値引き金額は30万弱だったので、30万円の値引きを要求。そこまでは難しいという話でしたが、ディーラーに手数料が入るローンを利用すること、これでダメならステップワゴン一本に絞るというこを伝えました。

結果、値引きではなく、下取り車の買い取り価格を上げてくれて、事実上30万円の値引きに成功。

値引きをスムーズに進めるためにはライバル車の見積が有効に使えます。

また、ローンも手数料がディーラーに入るので、後出しでローン利用を伝えるのも手です。

値引きが難しくてもオプションガソリン満タン等でサービスしてくれることも多いので、有効に使えます。

スズキ スイフト(コンパクトカー)

元々乗っていた車の調子が悪くなり、新車に買い替えた方がトータル的にお得になるということから、急遽スイフトを購入することにしました。

他社同クラスの見積を行い、同じスズキでも、販売会社が違うところで相見積を行った上で本命の販売店に足を運びました。

この際、即決で契約意思があることを示すため、印鑑も持って行きました。

値引き交渉の際は、『今すぐハンコを押す』と担当者に言い聞かせ、市場での一般的な値引き額に達しない場合は難色を示すといったことを繰り返す攻防となり、2時間ほど交渉を行いました。

結果、相手側も直ぐに契約を取りたいという意思が見えたところで畳み掛けを行い、15万円まで値引きすることに成功しました。

金額的には15万円はいっぱんてきな値引きよりも5万円ほど上だったものの、価格交渉の際に提示されたオプションのサービス分まで適用され、カーオーディオ・アルミホイール・エアロが全て込みになり、トータル的には30万円ほど得になっています。

交渉したタイミングは年末年始や3月など注文が殺到する時期ではなく、新車販売台数が落ち込むタイミングを狙っています。

売り上げが悪い時、即決するという手段はおすすめです。

 

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ぎぶさんの車購入ガイド

大手自動車関連会社で仕事をしていた経験を持ち、国内車に精通しています。このサイトは車の購入・売却に役立つ情報を発信。徹底した中立視点と、分かりやすいレビューを心がけています。/ 運営元:ウォルターインターナショナル合同会社