このページではトヨタ新型ルーミーの評価・値引きについてまとめました。
トヨタの中では初の背の高いコンパクトカーとしての位置づけになっていることから、大きな人気を集めています。
しかし、
「ルーミーの評価が辛口で心配」
「ネットで酷評が多いけど大丈夫?」
「どうしたら安く買える?」
といった心配や疑問はありませんか?
本ページではルーミーの評価やデメリットをまとめつつ、値引き情報まで解説。
安く買うためのアイデアもご紹介しているので購入の参考にして下さい。
目次
ルーミーの評価は辛口?具体的なスペックは?
ライバル車のソリオを引き合いに出して辛口評価されがちですが、街乗りでは問題なく乗ることができ、購入して後悔するようなクルマではありません。
ルーミーのスペックですが、エンジンには直列3気筒 1.0Lが搭載。
他にも直列3気筒ターボエンジンを搭載したターボモデルも用意されています。
ルーミーはよく高速の加速が弱いといわれますが、ターボはパワーがある分、欠点を補うことが可能です。
燃費はコンパクトカーとしては平均的で、ベースグレード「X」の実燃費(WLTCモード)が18.6km/Lとなり、ターボの場合は16.8km/Lです。
「走りや燃費が心配」「ネット上の酷評が気になり購入を迷っている」という方から相談を受けることがありますがそこは問題ないので安心して下さい。
ルーミーの最大の特徴は圧倒的なまでの利便性の高さ
トヨタ新型ルーミーは「コンパクトトールワゴン」と呼ばれる独自のサイズをしています。
ここではトールワゴンについてあらためてご紹介します。
理想的なサイズ感をほこる
トールワゴンとは3列シートを持たないミニバンのことを指しますが、そのコンパクトタイプのことを「コンパクトトールワゴン」と呼びます。
コンパクトでありながら広々として、荷室も26インチの自転車2台が積載できるスペースを確保。
災害時は寝泊まりもできるなど圧倒的なまでの利便性の高さが強みです。
日本でこのタイプの車は少なく、類似車としてはスズキのソリオが代表的です。
トヨタ ルーミーのサイズと使い勝手の評価
ルーミーは小型車ですが、全長が4m以下となっていることも特徴の1つです。
ベースグレードの全長が3700mm、全幅1670mm、全高1735mmです。
フルモデルチェンジ後は、全長が50mm短くなったことでサイズがさらにコンパクトにまとまり、車両重量を抑えることで燃費にも好影響をあたえています。
軽自動車とミニバンの良い所が合体
ルーミーは軽自動車とミニバンのサイズの良い所どりとなっています。
コンパクトでありながら窮屈さを感じさせないクルマは国内でも希少です。
ちなみにルーミーの場合、車両重量は1,000kgです。サイズが小型ながらも室内は広く設計されていて、室内長はトヨタの小型車の中でも最大級の2,180mmとなっています。
軽自動車にはない広さがありミニバンよりも取り回しがよく、一人でも二人でも、家族でも乗りやすい万能サイズが魅力です。
トヨタ ルーミーの辛口評価・デメリットは?
1.加速が弱くパワー不足
一般的にはライバル車のソリオと比べてパワー不足といわれることがあります。
これは事実で、ルーミーは日常使いで使う分にはまったく問題ありませんが、高速道路では加速の弱さがネックになることがあります。
一人で乗っている場合でもパワー不足は感じやすく、安定感が感じにくい点は否めません。
走りはターボモデルで補える
競合車種に比べると、走りの部分で劣っているところはあります。しかしターボモデルであれば、走りを重視する人でも納得できるようになっています。
また、通常グレードでも高速道路で問題なく走ることはできます。
2.エンジンがうるさい?
ルーミーはエンジンがうるさい?という疑問を持つ人もいますが、特別うるさいということはありません。
静粛性が売りのクルマではないですが、他のトヨタ車と大きく変わらないと考えて問題ないでしょう。
3.乗り心地は悪い?
パワー不足から乗り心地を心配する人もいますが、高速で100km以上出すと、安定性にかけて足元がおぼつかなくなる可能性があります。
ただ、日常使いではまったく問題はなく、マイナーチェンジ後は乗り心地は向上しています。
座高はやや高い設定となり、視界もしっかりと確保できます。
実際に乗ってみると視界が良く、上質な乗り心地が体感できるでしょう。
電動パーキングブレーキが新たに追加され、両側スライドドアを採用するなど、使いやすさも徹底されています。
辛口評価のまとめ
ルーミーは、ライバル車のソリオを引き合いに出して酷評されがちですが、トヨタらしい考えぬかれた設計がされています。
懸念されるパワー不足も、あくまでソリオと比べた場合であって、日常的に使う分には問題がありません。
ルーミーはトヨタでもトップクラスの売上をほこるのは、それだけ隙がないからだと考えられます。
購入車の満足度が高く、毎日の生活をより豊かなものにしてくれるでしょう。
そもそも問題があれば、ここまで爆発的に売れることはありません。
新型ルーミーの価格とグレードの選び方
ルーミーを値引き購入する前に、各グレードの価格を押さえておきましょう。
「T」というのはターボ車になりますが、高速道路や遠くまで走らせる場合には選ぶのがおすすめ。
日常使いとしては「G」と「X」が人気ですが、「X」は片側パワースライドドアであるのに対し、「G」は両側パワースライドドアを完備。
さらに「G」はオートエアコンやクルーズコントロールが標準装備となります。
グレードの選び方
- 一人で安く乗る:Xグレード
- 家族で乗る:Gグレード
- 高速道路を使う:G-T
- ドレスアップされた装備で乗る:カスタムグレード
基本は上位グレードほど値引き額が上がるものと考えてよいでしょう。
グレード | 駆動 | 価格 |
カスタムG-T | 2WD | 2,046,000円 |
カスタムG | 2WD/4WD | 1,914,000円〜 |
G-T | 2WD | 1,864,500円 |
G | 2WD/4WD | 1,743,500円〜 |
X | 2WD/4WD | 1,556,500円〜 |
新型ルーミーが購入できる販売店
- トヨタ系列全店
2019年以降は全てのトヨタのお店で購入できるようになっています。
ルーミーの値引き相場と方法
トヨタ新型ルーミーを購入する上で、大切になるのが値引きです。
ルーミーの価格は割安感があるため、中古ではなく新車で値引き込みでも安く買えます。
リセールバリューも込みで考えると新車で値引きする方が満足感があります。
ただ、人気車のため値引きはカンタンではないので注意していきましょう。
ルーミーの平均値引き相場
- 値引き総額:23万円
- 本体価格:14万円
- オプション:9万円
ルーミーの平均値引き相場は全て込みで「23万円」です。
合計27万円できたという声も多く、値引き交渉はかならずしなければ損と言えるレベルです。
ただし、本体価格とオプションでゼロ円提示を受けている事例もあります。
巷でいわれるほど値引きはカンタンではありませんので注意しておきましょう。
ルーミーの値引き限界額
- 60万円
ルーミーの値引き限界額は本体とオプション込みで60万円です。
大幅な値引きができたという声もありますが、少数派なのであくまで参考程度に留める方がよいでしょう。
競合車はスズキのソリオ
値引き交渉のポイントを挙げるとすれば間違いなくライバル車になるであろうスズキの「ソリオ」の存在が鍵になります。
または、姉妹車にあたるダイハツ「トール」も競合車として役立ちます。
トヨタ新型ルーミー・トールと、スズキのソリオの価格目安は以下の通り。
- トヨタ新型ルーミー(155万~204万円)
- ダイハツトール(146万~200万円)
- スズキソリオ(145万~202万円)
基本的にはスズキソリオの見積もりを取って値引き交渉を行いましょう。
基本は「ソリオと購入を迷っている」と口頭で伝えればOK。
本気で車の購入を考えていて、印鑑を押す準備もできていることが伝われば良いのです。
見込み客であることが伝われば値引きに応じてくれる可能性が高まります。
系列会社で競合させる
ルーミーは「トヨタ」「トヨペット」「カローラ」「ネッツ」で購入できますが、販売店によって値引きはことなります。
そのため複数の販売店をまわってみるのはおすすめです。
特に直営店よりも系列店の「トヨペット」や「ネッツ」の方が値引きが出やすい傾向は見てとれます。
最優先となるのは明確なライバル車である「ソリオ」ということになりますが、それを元にいくつかの系列店をまわってみましょう。
トヨタ ルーミーの評価と値引きまとめ
ポイント
- トヨタでもトップクラスの人気
- ミニバンと軽自動車の良いとこどり
- コンパクトなのに広い
- 良心的な価格設定
- 高速を走るならターボ車も選べる
- 値引き相場は23万円
ルーミーは売れている理由としては、デザイン性の高さ、ターボモデルを搭載しながら低燃費、充実の安全機能、車に必要な要素を網羅しているためと考えられます。
ソリオとと比べて酷評や辛口評価も出ていますが、あまり気にしなくてよい水準です。
ルーミーどんな状況の人でも買って後悔することはなく、生活水準を一段と高めてくれることは間違いないでしょう。
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ルーミーを購入するにあたって、今乗っているクルマを売るのであれば「下取り」や「買取り店」ではなく、まずは一括査定の利用がおすすめです。
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