こんにちは。ぎぶさんです!
ホンダの新型ヴェゼルはパワフルSUV、美しいスタイリングのクーペ、使い勝手が良いミニバンを融合したモデルです。
背が高くボディーが大きく見え、スポーティーな新型ヴェゼルですが燃費は悪いのではないか?と心配される方も多いようです。
そこでヴェゼルのカタログ燃費と実燃費について、さまざま角度から徹底検証していきます。
目次
新型ヴェゼルの燃費は低燃費
まずは、カタログ燃費から見ていきましょう。
最も良いグレードの燃費は27.0km/L
新型ヴェゼルの中でも、カタログ燃費(JC08モード)が最もよいグレードはHYBRID Honda SENSING(FF)で、27.0km/Lとなっています。
このカタログ燃費は、新型ヴェゼルが属するSUV・クロカンといカテゴリーの自動車の燃費ランキング(JC08モード)で2位に入ります。
JC08モードの燃費ランキング(SUV・クロカン)
1位:トヨタ C-HR(ハイブリッド):30.2km/L
2位:ホンダ ヴェゼル (ハイブリッド):27.0km/L
3位:マツダ CX-3:25.0km/L
4位:スズキ クロスビー:22.0km/L
5位:トヨタ ハリアー (ハイブリッド):21.8km/L
ヴェゼルの燃費は悪いのか?と心配されていた人もいるかもしれませんが、ご紹介したように、新型ヴェゼルは低燃費な自動車なので安心してください。
ランキングを見る限りでも中位や下位を大きく引き離すカタログ燃費となっています。
ヴェゼルはSUVの中では低燃費であることが強みの車といっても過言ではありません。
新型ヴェゼルが低燃費を実現できる理由
なぜヴェゼルはSUVの中で低燃費が実現できるのか?
その理由はずばり、「SPORT HYBRID i-DCD」と「リアクティブフォースペダル」が採用されているためといっていいでしょう。
この2つについてカンタンにご紹介しておきます。
「SPORT HYBRID i-DCD」
「SPORT HYBRID i-DCD」は軽量&小型なモーターシステムでありEV走行を実現しています。
EV走行とはエンジンを使わず、モーターだけで走行すること。
そこに加えシチュエーションに合わせて3つある走行モードを論理的に組み合わせることで低燃費を実現しています。
リアクティブフォースペダル
ハイブリッド車の全グレードに標準されるリアクティブフォースペダルは、低燃費なドライブをアクセルペダルで知らせてくれるシステム。
具体的にはペダルの反力によってアクセルペダルを踏み過ぎることを抑えてくれます。
実燃費のほとんどはアクセルによって左右される言われますが、それを自動で改善してくれる優れた機能なのです。
新型ヴェゼルの実燃費は?徹底まとめ
新型ヴェゼルはSUV・クロカンのカテゴリーの中では、カタログ燃費が2位で低燃費であることはご紹介しました。
しかし、購入を検討している人にとっては、実燃費が気になるのでご紹介します。
新型ヴェゼルの中でも、カタログ燃費(JC08モード)が最もよいグレードはHYBRID Honda SENSING(FF)で、27.0km/Lとなっていますが、ユーザーアンケートによる実燃費は次のようになっています。
ハイブリッド車の実燃費は19km/L
Aさん:24.24km/L
Bさん:18.46km/L
Cさん:19.26km/L
Dさん:16.61km/L
Eさん:18.84km/L
Fさん:15.44km/L
Gさん:17.95km/L
Hさん:22.05km/L
Iさん:22.49km/L
Jさん:15.29km/L
平均実燃費:約19km/L
HYBRID Honda SENSING(FF)の実燃費については、15.29~24.24km/Lで、平均実燃費は、約19km/Lという結果となり、JC08燃費達成率は約70%。
合格点を70%とすると、ハイブリッド車はまずまずといった成績となります。
一方、新型ヴェゼルには、ハイブリッド車以外にもガソリンエンジン車もあり、最もカタログ燃費(JC08モード)がよいのは、G及びX Honda SENSING(FF)で21.2km/L。
アンケートによるとガソリン車の実燃費は次のようになっています。
ガソリン車の実燃費は14.1km/L
Aさん:13.09km/L
Bさん:12.79km/L
Cさん:22.72km/L
Dさん:17.09km/L
Eさん:17.11km/L
Fさん:14.62km/L
Gさん:10.15km/L
Hさん:11.60km/L
Iさん:12.33km/L
Jさん:9.40km/L
平均実燃費:14.1km/L
G及びX Honda SENSING(FF)は実燃費のバラつきは大きいですが9.40~22.72km/Lで、平均実燃費は約14.1km/Lとなっており、JC08燃費達成率は約67%。
合格点を70%とすると、ガソリン車はあと一歩となっています。
新型ヴェゼルはSUVなのでアウトドアでスキーや釣りを楽しみたいという人は4WD車の実燃費が気になると思います。
最後に4WD車の実燃費をご紹介しておきます。
4WD車の実燃費は18.5km/L
Aさん:18.86km/L
Bさん:16.36km/L
Cさん:14.69km/L
Dさん:20.33km/L
Eさん:21.07km/L
Fさん:17.43km/L
Gさん:18.52km/L
Hさん:20.37km/L
Iさん:18.57km/L
Jさん:18.84km/L
平均実燃費:18.5km/L
HYBRID Z Honda SENSING(4WD)の実燃費は14.69~21.07km/Lで、平均実燃費は約18.5km/Lとなっており、JC08燃費達成率は約80%。
合格点を70%とすると、4WDは燃費達成率が非常に高いことが分かります。
ヴェゼルの実燃費に対するオーナーの口コミ
実燃費を新型ヴェゼルのオーナーはどう捉えているか、口コミから紹介します。

「ハイブリッドX・ホンダセンシングに2年乗っています。
月平均で3000km走行しますが、平均実燃費は22.4km/lという結果で、以前乗っていたSUVと比較して、実燃費はかなり良くなりました。

「ハイブリッド Zに乗っていますが、カタログ燃費と同じ実燃費を達成したことがあり、走りもボディデザインも気に入っています。
平均実燃費は21.27㎞です。」

「X(ガソリン車)を通勤で8km程度の短距離を主に走行していますが、実燃費は13.6km/Lとなっており、ディーラーが話していた通りでした。」

「ガソリン車ですが、平均実燃費で13.8km/Lという結果で、ディーラーのスタッフさんから聞いていた結果と同じでした。」
ハイブリッド車の実燃費については満足しているというコメントが多く、ガソリン車は購入時の予想と同じというコメントですね。
ヴェゼルの燃費については、悪い口コミはほぼ見られませんでした。
ライバル車との燃費の比較
新型ヴェゼルはSUVのカテゴリーに属し、ハイブリッドエンジンを搭載するので、ライバル車は、トヨタC-HR・スズキ クロスビーとなります。
このライバル車とカタログ燃費と実燃費を比較します。
ライバル車との燃費比較
- 新型ヴェゼル(HYBRID (FF)): 27.0km/L(カタログ)、19km/L (実燃費)
- C-HR(S/G(FF)): 30.2km/L(カタログ)、20.85km/L(実燃費)
- クロスビー(ハイブリッドMX / MZ(2WD)):22.0km/L (カタログ)、16.44(実燃費)
実燃費について、新型ヴェゼルはC-HRはわずかに負けてしまいましたが、クロスビーには圧勝しています。
ヴェゼルの燃費が悪いことはない!実燃費は国内有数
それでは新型ヴェゼルの燃費について、まとめていきます。
ヴェゼルの燃費まとめ
- カタログ燃費はSUVトップクラス。
- 燃費達成率に優れ、実燃費も良好。
- ハイブリッド車と4WD車は特に燃費が優れる。
- ガソリン車の燃費達成率は少し悪い。
- 口コミは良好。
新型ヴェゼルのカタログ燃費や実燃費を検証してきましたが、SUV・クロカンのカテゴリーでは、カタログ燃費は2位という結果でした。
実燃費についても良好な数値が出ていて、ユーザーの口コミでも評判がよいです。
ヴェゼルの燃費は悪いのではないか?と心配する方もいるかもしれませんが、燃費という点ではかなりおすすめできる車と言えるでしょう。
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SUVは競争が激しいため、大幅な割引が引き出しやすい状況です。
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