本記事ではスズキ新型スイフトスポーツの評価をくわしくまとめました。
日本カーオブザイヤーを受賞し、完成度の高さは折り紙つきですが実際の評価はどうなのか?
これから購入を検討している方とっては興味があるところでしょう。
そこで「燃費」「価格」「エクステリア・内装」「走行性能」について、深く踏み込んで徹底解説をしていきます。
目次
スズキ新型スイフトスポーツの全体評価
評価 | |
燃費 | 85点 |
価格 | 95点 |
エクステリア | 96点 |
インテリア | 90点 |
走行性 | 99点 |
総合 | 93点 |
日本カーオブザイヤーを受賞するだけあり、全体を通じて評価点が非常に高いと言えます。
各項目をくわしく見ていきましょう。
新型スイフトスポーツの燃費の評価
基本的な燃費は高水準
まず「XGリミテッド」の燃費ではグレード別に2つの燃費データがあります。
「2WD MT」と「4WD CVT」は「17km/l」、そして「2WD CVT」では「18km/l」です。
どれも優秀な数字で、「2WD CVT」はエコカー減税対象車にもなっています。
燃費はシチューエ―ションで変わる
ただ、当然のことながら燃費は運転するシチュエーションによって変わります。
市街地と郊外、滑らかな舗装路とデコボコが多い道とでもかなりの差が出てきます。
それだけにより細かい燃費性能もほしいところです。
先ほど触れた1リットルで17~18キロメートルほどの燃費性能はもっとも理想的な環境で走ったことを想定したもので、実際の燃費はもう少し低いと言われています。
実験データでは市街地燃費は弱い
新型スイフトスポーツのセーフティパッケージと全方位モニター用カメラパックを搭載したモデルで燃費実験を行ったデータがあります。
それによると総合的な実燃費は「16.2km/l」と先ほどのデータに比べて少しだけ少ない数字となっています。
これは主に市街地での燃費が足を引っ張ってしまったものです。
その市街地では「12.8km/l」の数字が出ており、少々見劣りする数字となってしまっています。
市街地での燃費が劣る理由は?
これは新型スイフトスポーツには1.4リットルのターボエンジンを搭載しているうえにアイドリングストップを装着していないのが主な理由。
そもそもスピードを出して運転することを前提に作られた車なのでどうしても走ったり止まったりを繰り返す市街地では燃費が悪くなってしまいます。
長距離や高速時の燃費は最高クラス
それに対してすばらしい燃費性能を発揮したのが高速道路での数値です。
「20.3km/l」の数字を出しており、全体の平均値よりもはるかによい燃費性能となっています。
先ほど挙げた加速しやすくスピードを出しやすい面がプラスに出た結果です。
郊外では「17.1km/l」となっており、先ほど挙げた数字にもっとも近い数字となっています。
つまり長距離走るときに理想的な仕様環境の車、といってもよいのかもれしません。
新型スイフトスポーツの価格の評価
新型スイフトスポーツは183~190万円程度の購入価格となっています。
ライバル車とされる日産ノートe-POWERが240万円程度ですから、価格面ではかなり割安と言えます。
完成度の高さを考慮しても、価格面は非常に高い評価ができるでしょう。
さらに、スイフトスポーツは一定の値引きも期待できるため、併せてチェックしておきましょう。
→新型スイフトスポーツの値引き情報
スイフトスポーツのエクステリアの評価
外観はよりスポーティーに
デザイン面はよりスポーティーな面が前面に押し出されており、洗練された印象を受けます。
これは4代目のスイフトをベースにしたうえで改良を施したものでこれまでのよい部分を残しつつさらに進化させた内容と評価されています。
カラーのバリエーションも評価が高い
カラーではメタリックなホワイト、ブラックといった定番のカラーに加えて「バーニングレドパール」「スピーディーブルー」「チャンピオンイエロー」といったカラフルなデザインも揃えられており、スポーティーでスタイリッシュです。
男性だけでなく女性からも評価されている点も見逃せません。
定番のホワイト、ブラックといったカラーがやはり幅広い層から人気を得ていますが、カラフルなデザインも個性を感じさせてくれます。
スイフトスポーツの内装の評価
座席シートのフィット感は抜群
インテリアではシートがスポーツ仕様、サイドサポートが大きく張り出した形をしているので横方向からの衝撃や重力に対して体を守ってくれる点が大きな魅力です。
特にシートに関しては、抜群の吸収性があり体が包み込まれるような感覚になります。
乗り心地と安全性も高い
先ほど触れたようにターボを搭載した加速力が魅力ということもあり、こうした乗り心地にも配慮した内容となっているのです。
もちろん、ターボ車に欠かせないブースト計も備えられていますが、そのデザインも非常にスタイリッシュでわかりやすい。
徹底された安全性能にも注目
安全性へのこだわりもあちこちに見られており、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、先行者発進お知らせ機能といったうっかり事故を防ぐための機能が充実しています。
さらに先行者との距離を常時測定し、安全な距離を保ちながら自動的に加速・減速してくれるクルーズコントロールなども搭載、しかもこの機能はマニュアル車にも搭載されているので非常に便利です。
新型になってホイールベースは拡大
注意点としてはホイールベースがやや拡大している点が挙げられます。
これまでのスイフトでは幅が1700ミリメートルを超えることはありませんでしたが、今回の新型巣シフトスポーツでは1700ミリメートルを超えており、やや細い道路で運転する際に操縦が難しくなります。
ただその分幅が広くなったことで直進の安定性が向上しており、ターボエンジンのメリットを引き出すことが可能になっています。
新型スイフトスポーツの走行性の評価
スイフトスポーツは加速力に優れ、安定性も十分。
そのうえ燃費もよく安全に配慮した機能も徹底されています。
実際の口コミでもその素晴らしさは高く評価されています。
→スズキ新型スイフトスポーツの口コミ!良い点と悪い点を解説
こうしてみても新型スイフトスポーツの走行性は最高クラスの評価ができます。
マニュアル車との相性も抜群
先ほど触れたようにマニュアル車でも安全性に優れているため、これからマニュアル車を乗ってみたい、マニュアル車ならではの魅力を味わってみたいという方にも適した車です。
クラッチの重さ、つなぎやすさもバランスが取れており、市街地でもやや燃費が気になるものの快適な運転ができるはずです。
郊外での走り心地も抜群
また郊外での運転に優れている点に関しては燃費性能のよさだけでなく、重量感や落ち着き、心地よさなども挙げられます。
上り坂でもシフトダウンすることなく上ることができる点なども郊外での快適な運転にぴったりでしょう。
全体評価のまとめ
スイフトスポーツにの評価をまとめると、市街地での燃費性能を除くと、ほぼすべての項目で高い評価がつけられます。
総合力では国内においてもトップクラスの評価をすることができます。
乗り心地のよさ、安全性の高さなど、年齢や性別を問わず車を乗る楽しみや充実感を味わうことができます。
日本カーオブザイヤーを受賞した完成度でありながら、価格は割安であるため迷わず買いの車種と言えるでしょう。
スイフトスポーツを値引きして買う方法は?
新型スイフトスポーツは値引きをすると安く買えることをご存じでしょうか?
スイフトスポーツの値引きには簡単なやり方があり、どんな人も実行することができます。
販売されて日が経ち、値引きすることで数万~数十万円も安く購入することが可能です。
値引きについては下記の記事を見ておけば、簡単にできます。