このページでは2016年11月に発売されたスズキ新型ソリオのハイブリッド(HV)の魅力・評価・評判をまとめました。
ソリオの魅力を知りたい方、従来のソリオか、ハイブリッド(フルハイブリッド)にするか悩んでいる方はぜひチェックしてみて下さい。
なお結論からすると、フルハイブリッドは非常におすすめです。

実際の評判を交えながら詳しく解説していきます!
目次
新型ソリオのフルハイブリッド誕生の背景は?
スズキ・ソリオのライバル車といえば、ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー&タンク、などがあります。
以前はソリオのような広々しながら、背の高いコンパクトハイトワゴンはほかになく、実質、ライバル車は不在でした。ところが、競合車が一気に参入したことで状況が一変しました。
フルハイブリッドの登場で他と差別化
そんな状況で、ソリオはさらにフルハイブリッドをラインナップに加えました。ライバルと差別化を図るためとも考えられます。
従来のソリオにもマイルドハイブリッドという低燃費車がありましたが、それに加えてフルハイブリッド車を選べるようになったわけです。
新型ソリオのフルハイブリッドの全体評価
評価 | |
エンジン | 95点 |
燃費 | 96点 |
走り | 94点 |
遮音性 | 93点 |
価格 | 85点 |
総合 | 91点 |
基本的には、マイルドハイブリッドよりもさらに燃費性能が売りのモデルです。
ソリオのように利便性が高い車種で、燃費も最高クラスになるので、価格を除けば高評価をつけることができます。
それでは、評価ポイントをみてみましょう。
エンジンの評価
エンジンは同じ直列4気筒でスペックも同じですが、駆動用モーター(MGU)とAGS(オートギヤシフト)を組み合わせたことで、より低燃費で、力強い走りが実現されています。
スズキのAGSとは、MTとATの両方のメリットを持つ次世代の変速機です。
ソリオハイブリッドってAGSなのか…あの車格+大きいエンジンでマニュアルチックって最高じゃないか???
— ひいらぎ (@Sport323) 2016年12月11日
AGSは伝達効率が非常に優れているため、低燃費や走りの質を一段高めてくれます。
ソリオハイブリッドでは、この仕組みをさらに応用させているのが特徴。
少し複雑ですが、スズキの最先端の技術が反映されていることが分かります。
走りの評価
スズキのAGS(オートギヤシフト)は優れている一方、難点としては変速の間が感じられます。
その点を、駆動用モーターのパワーによってトルクギャップを埋めることで、スズキソリオHVはさらにスムーズな走りを可能にしています。
従来のスズキAGS搭載車より、変速の間は確実に小さくなっています。

ソリオハイブリッドのAGS、モーターを使って上手いこと変速時の
トルクが抜ける谷間を埋めるという制御が絶妙らしいな〜
体感してみたい
ソリオHVはスムーズかつ、力強い加速感が感じられ、走り心地は快適そのもの。
エンジンの再始動時の振動や音は抑えられており、走行中もほぼ気にならないでしょう。
全体の評価!その魅力とは
全体評価としては、小さなボディながら広いキャビンと荷室を備え、32.0km/ℓの燃費を実現したスズキ新型ソリオHVは、高い評価ができます。
低燃費、走りの質を求めるなら、ハイブリッド(フルハイブリッド)で決まりです。
進化したソリオについては、魅力を感じている方も多いと思います。
ただ、そこまでこだわらなくて良いと思う場合は、従来のソリオ(マイルドハイブリッド)でも問題はありません。
選べる2つのハイブリッドタイプ
スズキ新型ソリオHVの登場で、ソリオのハイブリッドは「マイルドハイブリッド」と「フルハイブリッド」の2つから選べることになりました。
マイルドハイブリッドは、従来からあるソリオのこと。
フルハイブリッドは、実質的なソリオのハイブリッド版となっています。
マイルドハイブリッド・フルハイブリッドの違いは?
両者の違いはさまざまですが、ここではイメージしやすいように、それぞれのグレードを評価しながらまとめていきたいと思います。
フルハイブリッドタイプの評価(HYBRID SZ・HYBRID SX)
フルハイブリッドの大きな特徴の一つに、エコと標準のモード選択が可能なことがあります。
フルハイブリッドのエコモードはお得!
フルハイブリッドで利用できるエコモードは、駆動用の電池が充電されている状態でブレーキペダルから足を離すと、モーターの駆動のみでゆっくり発進します。
その後からエンジンが始動します。時速60km以下のときは、走行状態によってエンジンが止まりモーター駆動のみの走行になる仕組みです。
また、エアコンも自動で燃料消費量が抑えられるようになっています。
「運転性能」と「遮音性」に優れる
マイルドハイブリッドと比べて遮音性能が向上し、コンパクトカーとしてはかなり滑らかで静かに走行できるグレードといえます。
モーター駆動のみの状態でアクセルペダルを踏んでいくと、エンジンが始動すると同時にクラッチがつながりますが、このときの時間差も違和感はありません。
モーターは最高出力13.6馬力、最大トルク3.1kg-mと小さいので大幅に動力性能が高まるわけではありませんが、エンジンの回転数が下がった状態で素早く反応し、滑らかな走行を実現してくれます。
マイルドハイブリッドタイプの評価((HYBRID MZ・HYBRID MX)
ソリオのベーシックグレードは「G」ですが、マイルドハイブリッドはこれにハイブリッドシステムを搭載したグレードです。
マイルドハイブリッドの特徴!
マイルドハイブリッドシステムは、ハスラーやワゴンRなどのスズキのほかの軽自動車に採用されているSエネチャージと同じく、エンジンに「ISG」というモーターがついています。
この「ISG」という名のモーターは発電効率に優れているのが特徴です。
ハイブリッド効果も期待できてコストダウンも!
基本は「マイルド」と付いているように簡易なタイプのハイブリッドシステムです。
減速エネルギーを通常のバッテリーやリチウムイオンバッテリーに蓄電し、それをエアコンやヘッドライトなどの電装品や、時速100kmまでのスピードで加速をアシストする電力として使ってくれます。
マイルドハイブリッドはシンプルな作り
この通り、ハイブリッドシステムとしては非常にシンプルですが、それでもコンパクトカーのような軽量な車ならハイブリッドの効果はかなり期待できます。
シンプルがゆえにコストが抑えられ、システムも軽量なので、コストパフォーマンスを考えればなかなかの評価できるでしょう。
新型ソリオハイブリッドの評判
スズキ新型ソリオハイブリッドの評判は上々で売れ行きも順調ですが、デメリットを挙げるなら価格面ということになります。
32km/ℓという燃費性能はマイルドハイブリッドの27.8km/ℓと大きく変わりません。
20万円以上の価格差を燃料代との差額で埋めるには、約30万km走る必要があります。
この点をどう評価するかは口コミや評判でも意見が分かれるところででしょう。
ただ、走りのパワーと質を重視するなら是非フルハイブリッドを選びたいところです。
ソリオがNo1の低燃費の理由とは?
スズキ新型ソリオHV の燃費性能は、JC08モードで測定したところ、32km/ℓというコンパクトハイトワゴンでナンバーワンの低燃費となりました。
その理由は先に説明したように、MGUという駆動用モーターとAGSというオートギヤシフトを組み合わせた並列方式のシステムを採用しているからです。
新型ソリオハイブリッドの評価まとめ!
ソリオハイブリッドの価格は200万円級ですので、価格は標準的です。
しかし、燃費性能、車体のコンパクトさ、使い勝手の良さ、運転のしやすさ、静かさなどをトータルで考えると、満足度の高いの高い車と言えるでしょう。
ただ、従来のソリオも充分魅力がありますので、自分に合う方を選べば問題ありません。
ソリオで今よりも充実した日々を送っていきましょう。
新型ソリオの最新の値引き情報はこちら!
新型ソリオの値引きをすると何十万円も得をするのをご存じですか?
ソリオの値引きにはシンプルなやり方があり、誰でも実行することができます。
実際に値引きすることで、何十万円も安く購入できます。
値引きについては下記の記事を見ておけば、簡単にできます。
ぜひ流れをつかんでおきましょう。