こんにちは。ぎぶさんです。
自動車メーカーはエコ性能を高めるために新しい技術を投入していますが、その最先端を行くのがセレナe-POWERの技術です。
燃費を高めながら走行性能を向上させ、よりお得に、楽しく走れる車となっていますが、近年はトップクラスの評価を得ていて、e-POWERの魅力は知っておいて損はありません。
本記事ではセレナe-POWERのスペック、メリットやデメリットを深堀します。
目次
日産新型セレナe-POWERの全体評価
評価 | |
燃費 | 非常に良い |
価格 | 良い |
エクステリア | 良い |
インテリア | 非常に良い |
走行性 | 非常に良い |
総合 | 非常に良い |
※非常に良い、良い、普通、悪い、非常に悪いの五段階評価。
※燃費は同サイズのミニバンと比べた場合で評価。
セレナe-POWERのスペックの概要
人気のセレナにe-POWERが搭載
セレナe-POWERの特徴は何といっても新しい駆動システムにあります。
e-POWERシステムでは、ガソリンを燃料としますが、これは発電を行うためのものです。
そのため駆動システムは電動となり、電動車の質の高い走りとエコ性能が実現されました。
セレナに新しい技術を用いた車ということで注目が集まり、ぜひこのe-POWERを使った車に乗りたいという声が続出しています。
実際のオーナーからの評価も高い
セレナe-POWERについては、近年の新型国産車において1,2を争う評価を集めています。
実際の口コミは「セレナe-POWERの口コミと評判」に掲載していますが、ここまで評価を集める新車は珍しいと思います。
実際に、2018年3月の発売前からたくさんの予約が入っていて受注は埋まっている状態。日産の電動車の技術進んでいますが、セレナe-POWERは一つの完成系という声も出ています。
セレナe-POWERの燃費と実燃費の評価
セレナe-POWERのカタログ燃費性能はリッター26.3キロです。
同じくe-POWERを採用しているノートe-POWERでは、37キロオーバーを実現していますが、セレナの大きくて重いボディーのことを考えると、かなりの燃費性能と言えます。
実燃費については口コミの平均値としては、15~18キロの範囲です。
また、セレナでは大人6人が乗っても燃費が落ちることはありません。
旧型セレナや他のハイブリッド車との比較
実際に旧型のセレナと比べると、リッター当たり10キロ程度の向上となっています。
これからセレナを買うなら、価格を踏まえてもe-POWERがお得でしょう。
実燃費は状況が悪いと、10キロ前後になってしまうという声もありますが、それでもこのサイズのバンの中ではトップクラスの燃費です。
大人6人で山道を走った場合でも、10キロ後半の実燃費をたたき出しています。
トヨタのハイブリッド車と比べても遜色はなく、車重を換算すると高燃費です。
セレナと比べて燃費は大きく向上
セレナe-POWERに対する評価の中でも特に好印象のコメントが多いのが、この燃費面です。
通常のセレナと比べると圧倒的に燃費が良くなっているため、気軽にバンを持てるようになるという声が多く聞かれます。
セレナe-POWERの購入価格の評価
セレナe-POWERはグレードによって50万円程度の価格差がありますが、全体で見ると300万円から345万円程度です。
一番上のグレードはハイウェイスターVとなります。この他にオーテックからの販売もあり、その場合は380万円超えとなります。
価格は高いか?
セレナe-POWERの場合は、先発にノートe-POWERがありますが、セレナのボディーに新しいシステムを積んだ場合、400万円近くになるのではないかという予測もありました。
その点から考えれば、お得な価格設定と考えられます。
オプションをつけると高くなるので注意!
価格面の評価としては、新しい技術を搭載しているにも関わらず、旧型からの価格アップがそれほどないのでお得感があります。
ただし、オプションをつけすぎると思わぬ高額になってしまうことがあります。
結果的に高価格になりやすいのはデメリットと言えます。
セレナe-POWERのエクステリア・インテリア評価
セレナe-POWERはジャンルとしては、ファミリーカーになります。
しかし、e-POWERのデザインはスマートで先進的なイメージに生まれ変わりました。
デザイン面も追及され、いかにもファミリカーという感じではありません。
フロントの流れるようなフォルムは必見
特にフロント部分の流れるようなフォルムは今までとのセレナと一線を画していて必見。
エクステリアはよりスポーティーかつ、カッコよく生まれ変わっています。
子供から大人まで乗り心地が抜群
インテリアもこだわりのデザインとなっていて、ファミリーカーならではの機能性がしっかりと織り込まれているので、家族みんなが楽しんで乗れる車だという評価がぴったり。
病みつきになるほどの加速感があり、大人6人で乗っても乗り心地は抜群です。
セレナe-POWERの走行性に関する評価
セレナe-POWERは電動車であるため、電動モーターならではの独特の走行性が楽しめます。
最大のメリットを挙げるとすれば「走行性」ということになるでしょう。
加速は旧型とは比べ物にならない
特に発進と低速時の加速は素晴らしいものがあり、ガソリン車とは比べ物にはならないほどの加速性能を楽しめます。
試乗してもスーッと滑るようにして進んでいく加速感は病み付きになります。
走りに安定感があり乗り心地も抜群
安定性のある走りですので、高速でもアウトドアでも安心して走ることができます。実際のオーナーからは乗り心地の良さは高く評価されています。
電動モーターの良さに加えて空力が考えられた設計、重心の低さが大きく貢献しています。
走行性に関する評価は突出していると言えるでしょう。
セレナe-POWERは維持費が安い
セレナe-POWERの魅力はなんといっても維持費が安く済むということです。
税金は、自動車取得税と重量税が免除となりますので、購入時もその後も安くなります。
一年目は自動車税も減免になりますので、1万円以下の支払いで済みます。
そして、なによりガソリン代がかなり節約できるいうのがポイントです。
旧型セレナに比べると60パーセント以上のコストダウンとなりますので、数万円単位でのガソリン代節約となります。
メンテナンスや故障は未知数な面も?
ただし、セレナe-POWERは新しいタイプのシステムですので、メンテナンスや故障箇所などの点で未知数なところがあります。
こうした点はデメリットと言えるでしょう。
維持費を下げるためには、検査や車検はディーラー以外のところとしたいものですが、新しいシステムゆえチェックポイントや修理方法が異なるというのがネックになります。
ディーラーに出すということを考えると、メンテナンス代が上がる可能性があり要注意です。
セレナe-POWERは走りに優れる低燃費バン!
全体をまとめると、セレナe-POWERはデメリットが少なく、強烈なストロングポイントを持ったミニバンです。
これは断言できますが、今後はセレナではなくセレナe-POWERが主流になるでしょう。
電動モーターゆえの加速力はもちろん、デザイン・燃費・維持費も優れています。
同じタイプのハイブリッドモデルと比べても、燃費性能では負けていませんので、走りが楽しめる上に燃費が良いので良いところどりです。
旧型と比べると価格は上がりますが、コスパを考えてもセレナe-POWERが断然おすすめ。
全体の評価としては、迷わず買いというのが結論です。