ミニバンナンバーワンの人気を誇る新型ノアですが、グレードが多く、いったいどれがおすすめなのか、価格の違いはどうなのか?といった声を耳にします。
また、ノアはたびたびモデルチェンジされ、特別仕様車もラインナップされたことで選択の幅も広がりました。
そこで本記事ではノアの人気グレードをランキングでご紹介していきます。
目次
新型ノアのグレードの見所のおさらい
(出典:https://toyota.jp/)
年齢、性別問わずに誰でも乗れるおすすめのミニバン、それがノアです。
現行は3代目であり、兄弟車としてヴォクシーやエスクァイアがありますが、ノアはよりファミリー向きとされていて、実際一番人気があります。
ノアのグレード一覧
※「サイドリフトアップチルトシート装着車 」と「ウェルジョイン」は除く。
グレード | 2WD | 4WD |
X 7人 | 2,587,200円 | 2,796,200円 |
X 8人 | 2,556,400円 | 2,765,400円 |
G 7人 | 2,855,600円 | 3,064,600円 |
G 8人 | 2,824,800円 | 3,033,800円 |
Si 7人 | 2,844,600円 | 3,042,600円 |
Si 8人 | 2,813,800円 | 3,011,800円 |
HYBRID X 7人 | 3,059,100円 | |
HYBRID G 7人 | 3,218,600円 | |
HYBRID Si | 3,347,300円 | |
Si“W×B Ⅱ” 7人 | 2,940,300円 | 2,940,300円 |
Si“W×B Ⅱ” 8人 | 2,909,500円 | 3,107,500円 |
HYBRID Si“W×B Ⅱ” | 3,443,000円 |
ポイントとしては、ハイブリッド車には4WDが用意されていないこと。
「Si“W×B Ⅱ”」と「HYBRID Si“W×B Ⅱ”」は特別仕様車になります。
新型ノアは先進安全機能が充実
トヨタ新型ノアは、パーキングサポートブレーキが標準装備。
また、昼間の歩行者検知も可能とする「プリクラッシュセーフティー」機能も採用されており、安全性が向上している点も見逃せません。
その分、グレード選択の難しさが出てきたり、価格帯も変更されていますので、以下のランキングを参考にベストな1台を選んでいきましょう。
新型ノアのおすすめ人気グレードランキング5
(出典:https://toyota.jp/)
新型ノアのおすすめ人気グレードランキングを紹介していきます。
おすすめ人気グレードランキングは、公式発表や口コミ、ディーラーに確認した人気順、価格を含めたコストパフォーマンスを総合して算出しています。
- 第5位 HYBRID G 3,218,600円~
- 第4位 HYBRID Si 3,347,300円~
- 第3位 ガソリン G 2,824,800円〜
- 第2位 ガソリン Si 2,813,800円〜
- 第1位 ガソリン Si“W×B Ⅱ” 2,909,500円〜
第5位 HYBRID G 3,218,600円
ノアおすすめ人気グレードランキングでまず5位に入ったのが、ハイブリッド仕様のGです。
新型ノアのハイブリッド車は、1.8Lエンジンにモーターが使用されています。カタログスペック上の燃費は23.8km/Lを記録しており、ミニバンとしてはかなりの高燃費といえるでしょう。
Gモデルの上位版にSiモデルがありますが、ハイブリッド車でそこまで見た目にこだわらないのであれば、このGモデルをチョイスしておくと間違いはありません。
なおハイブリッド車でもっとも安いXモデルはおすすめできず、その理由は後述します。
第4位 HYBRID Si 3,347,300円
新型ノアおすすめ人気グレード第4位は、同じくハイブリッド仕様のSiです。こちらのSiは、基本スペックとしては、Gモデルと変わりはありません。
Gモデルとの違いは、価格とスタイルです。新型ノアのGモデルは「標準モデル」に対し、Siモデルは「エアロモデル」になります。
標準モデルとエアロモデルの違いですが、Gモデル紹介のさいに多少触れたように、大きな違いは見た目がカッコよくなっている点。
まず、フロントグリルのメッキ使用率がGよりもSiの方が多いため、高級感はSiの方が上。また、前後バンパーもSiは大型化されていて、デザイン性が高い設定になります。
極め付けはアルミホイールの設定です。Gが15インチなのに対し、Siは16インチに。
見た目の良さを重視するならば、Siモデルの選択で間違いありません。
第3位 ガソリン G 2,824,800円〜
ノアおすすめ人気グレード第3位は、ガソリン車のGモデルです。「燃費性能を考えると絶対にハイブリッド」という人もいますが、ちょっと待ってください。
価格やその後のランニングパフォーマンスを考えた場合、ハイブリッドを必ずしも選択する必要はありません。
新型ノアのガソリン車の燃費は、2WDで16.0km/Lで4WDが14.8km/L~15.0km/Lと悪くはありません。確かに、ハイブリッドと比較すると見劣りはしますが、年間走行距離が仮に1万キロメートル未満という人などは、価格差を考慮した場合、ガソリン車で十分といえます。
もし日常使いがメインとなるのであれば、価格の安いガソリン車をおすすめします。
第2位 ガソリン Si 2,813,800円〜
ノアおすすめ人気グレード第2位は、ガソリン車のSiです。
見た目は、ハイブリッドSiの紹介時に解説したように、マスク部分とバンパー部分、そしてアルミホイールの違いが特徴です。
ガソリン車の中でもデザイン性が高いということができるでしょう。
価格帯もGとSiはガソリン車の場合、ほとんど差はありません。見た目が先鋭的なSiの方が、全体としては人気を集めています。
第1位 ガソリン Si“W×B Ⅱ” ガソリン・ハイブリッド 2,940,300円~
新型ノアおすすめ人気グレード第1位は、圧倒的に「特別仕様車」Si W×B2(ダブルバイビー2)でした。
公式の発表でも、ハイブリッド車とガソリン車ともにトップの人気となっています。
ハイブリッド車の場合は、価格差が50万円ほどの差がありますので、その点だけは要注意。
この特別仕様車の一番の強みは、高級感が価格以上だというところにつきるでしょう。
ベースはSiグレードと同じですが、標準装備品から内装まで特別仕様車の名に恥じないつくりに仕上げてきています。それでいて siグレードとの価格差は約10万円と破格です。
Si W×B2の内装は、縦縞のグラデーションを施した専用シートを採用。また、メッキ装飾を随所に取り入れることで、高級感を演出しています。
さらに標準装備もグレードアップされ、Siグレードにあれこれとオプションをつけるならば、価格差の少ない「Si W×B2」を選択する方が価格的にもお得であり、イチオシです。
新型ノアのグレードXはおすすめできない?
新型ノアのグレードで一番安いモデルはグレードXです。上位グレードのGと価格を比較すると、約¥300,000−とリーズナブルなモデルになります。
グレードXも一定の人気がありますが、装備がその他のグレードに比べ、かなり貧相な印象を受けますので、ハイブリッド車もガソリン車もランキング外です。
内装もウレタンステアリングにハイグレードファブリックシート(消臭機能なし)といった仕様で、さらにはスマートエントリーやプッシュスタートが標準装備でないなど、メーカーオプションでつけるなら、グレードGを撰択した方がいいと断言できます。
グレードXの魅力は価格オンリーです。せっかく新型ノアを楽しむのなら、予算の都合次第ですが、グレードX以外ををおすすめします。
ノアはハイブリッド車とガソリン車はどちらがおすすめ?
ランキングでも少し触れたように、ハイブリッド車とガソリン車の選択基準ですが、どれだけの距離を乗るのかといった部分や、単純な予算の部分で判断してもいいでしょう。
基本的には、日常で新型ノアを使用することが多く、年間走行距離が1万キロ以上で比較的走行距離が長い人はハイブリッド車を選択し、それ以外はガソリン車で大丈夫です。
2WDと4WDはどちらがおすすめ?
新型ノアには、ガソリン車にのみ、2WDと4WDの仕様が2つラインナップされています。日常使用であれば、別に2WDで困ることも不満に思うこともないでしょう。
雪国に住んでいる方や、アウトドアを愛好している人などが4WDを撰択するという選択の基準で考えて問題ありません。
新型ノアおすすめ人気グレードまとめ
最後に、新型ノアのおすすめ人気グレードをまとめてみましょう。
- 第5位 HYBRID G 3,218,600円~
- 第4位 HYBRID Si 3,347,300円~
- 第3位 ガソリン G 2,824,800円〜
- 第2位 ガソリン Si 2,813,800円〜
- 第1位 ガソリン Si“W×B Ⅱ” 2,909,500円〜
総合的には、ガソリン車の方が価格も含めておすすめできるという結論です。
また、予算的に余裕がある場合、やはりSi W×B2がおすすめです。ノアSi W×B2は、内装、価格、すべてにバランスがとれており、所有欲を満たせる自動車です。
日本のファミリーカーといえばノアを連想する人が多いほど、ノアは人気のある自動車です。グレードやガソリン、ハイブリッドの選択といった選択もありますが、今回の記事を参考に、納得のいく1台を選択してください。