注目の国内新型車情報

2021年の国内新車については、今のところ例年と比べて登場数は少ない状況となっている。

しかそ、その中でも非常に注目といえる車は存在している。

中でも日産アリアは日本の勢力図を変えるポテンシャルを秘めた車といえるだろう。

今回は2021年に発売が予想される新車の見所を紹介していきたいと思う。

気になること、追加情報があればコメント欄にぜひ書きこんでください。

執筆 ぎぶさん
国内車ウォッチャー。新型車を中心にデータを集め気になる情報を発信しています。

2021年に発売が予想される国内新車一覧

現在、世界的な半導体不足の影響で新車発売が遅れる可能性があります。

  発売日予想 注目度
1.日産 アリア 夏頃 5
2.レクサス UX300e 夏頃 4
3.ホンダ ZR-V 夏~秋頃 5
4.ノート オーラ 夏頃 4
5.ホンダ NSXスパイダー 6月 3
6.トヨタ カローラクロス 9月 4
7.ダイハツ ミラ スポルザ 不明 3
8.スバル アドレナリン 不明 3

※発売確定しているのはアリアのみ。UX300eは2020年に一部発売済み。
※情報は随時更新・修正を行っています。

2021年全体のポイント

2021年新車の注目は何といっても「日産 アリア」と「ホンダ ZR-V」になる。

ホンダ ZR-Vの発売は未定であるものの、コンパクトSUV市場で乗り遅れないためには2021年に登場する可能性は高い。

アリアは日本国内EV車の大本命となりうるポテンシャルを秘め、ZR-VはSUV市場をさらに激化させることは間違いないだろう。

以下、特に注目となる新車について重要なポイントを見ていきたい。

日産 アリア

日産 アリア

日産 アリアは2020年時から特設ページも解説され、発売前から日産の象徴としてCMを放送されるなど日産自動車の力の入れようが分かる。

アリアは日産初のクロスオーバーEV(電気自動車)であり、世界的なEV需要の高まりに呼応する形で人気化すれば、日産復権の鍵をにぎる可能性がある。

アリアよりも性能の優れた海外EV車は存在する。

しかし、アリアほど日本的な美しさを備えたEV車はないといえるだろう。

アリアのデザインはEVらしい近未来的でありながら日本の伝統美を取り入れ、日産らしいフロントグリルを取り入れることで馴染みやすいものとなっている。

日産の運転ストレスを軽減する先進技術はそのままに、すべての面で進化を遂げたクルマといっていいだろう。

EVとしてのスペックも国内比では申し分がない水準にある。

日産 アリアのEVスペック

スペック 数値
航続距離(WLTPモード) 360km
最大充電 130kw
充電時間 25分

サイズは全長4,595mm、全幅1,850mm、全高1,655mmと日本で人気の高いコンパクト型SUVに該当するためその点でも期待が持てる。

アリアが人気化するかどうかの最大のポイントになるのが価格となる。

  • 予想価格:500万円~(実質購入価格)

アリアの日本での発売は2021年中頃が予定され、実質購入価格は約500万円からとなる見込みとなっている。

補助金が適用されるとしても、通常SUVより価格は高い相場感となるため、そこが受け入れられるかどうかがポイントになるだろう。

いずれにせよ日産アリアが2021年の目玉になることは間違いない。

  • 発売予想時期:3月~6月

 

レクサス UX300e

レクサス UX300e

LEXUS、初のEV市販モデル「UX300e」も2021年のトピックになる。

今年はEV自動車「アリア」が登場するため、EV自動車として注目されることになるだろう。

2020年度には限定販売135台分の商談申込み受付を開始し、抽選倍率は20倍程度だったと言われ、一定の人気の高さがうかがえる。

既に発売されているUXシリーズと比べるとデザイン・サイズ・内装に大きな変化はなく、日産アリアと比べてもEVを意識したデザインにはなっていない。

航続距離はWLTPモードで305kmと前述したアリアの360kmより短く、最大充電も50wとアリアの130kwに及ばない。

電気自動車としての性能はアリアに分があるのは明らかとなっている。

一方、UX300e は、前後重量配分や慣性モーメントの最適化が可能な電気自動車の構成を活かし、UXの持つ静粛性と乗り心地、走行性を更に高めることに成功している。

レクサスブランド及び、オーナー特典も健在であり、発売時期もアリアと近いことが予想されるため比較も含めて注目を集めそうだ。

  • 発売予想時期:3月~6月
  • 価格予想:580万~

 

日産 ノート オーラ

ノート オーラ
画像はノート AUTECH

フルモデルチェンジ後、絶好調の売上をほこる新型ノートe-POWERだが、その中でも非常に注目といえるのが追加モデルとなる「ノート オーラ」だ。

これはノートにプレミアム感を加えた明確な上級グレードになる。

フロントフェイスはカスタム仕様の「ノート AUTECH」と同じく、電気自動車を連想するような洗練されたドッド模様になるもよう。

通常モデルに対して全長150mm、全幅を40mm増え、上級グレードらしい伸びやかで優雅な雰囲気を実現している。

ノーマルモデルでは電球だった部分もLED化され、見た目の高級感も申し分がない。

内装もコストダウンをなくし、パネルからシートまで上級グレードらしい高級感が加えられる。

通常モデルよりも40~50万円高くなる見込みだが、明確な上級化の意図が感じられ、より満足感のある仕上りになっている。

現在、国内車市場は半導体不足により減産を余儀なくされたメーカーが出ている。

電気自動車の位置づけとなるノート オーラもその影響を受ける恐れがあり、春頃といわれた発売日は夏にズレこむ可能性がある。

  • 発売予想時期:2021年夏頃

 

ホンダ ZR-V

ホンダ ZR-V

アリアの次に注目となるのがホンダ ZR-Vだ。

国内SUV市場の売上上位はトヨタが独占する状況にある中で、2021年以降に登場が予定されているのがコンパクトSUVのZR-Vである。

日本ではトヨタ ライズ、ヤリスクロス、マツダ CX-30に代表されるコンパクトSUVのニーズが高まっている。

後述するが、ZR-Vは予想以上に早く登場するのではないかと考えている。

ZR-Vは全長×全幅×全高:3995×1695×1600mmと、同じホンダのSUV・ヴェゼルよりもひと回り小さいサイズ感となり、小まわりのきく走行が可能。

サイズを軽量化したことで燃費性能も高まり1Lターボ:23km/L、1.5Lハイブリッド:33km/Lと低燃費が予想されている。

デザインはホンダSUVラインナップに共通するフロントグリルを採用しながら、よりスポーティーで走る喜びを感じられる見た目になっている。

内装も後席をたたむとフルフラットになるなどシートアレンジにもぬかりがない。

やはり人気化するかどうかのポイントは価格になるが、ZR-Vの予想価格は以下の通り。

ZR-Vの予想価格

価格予想エリアは190万~230万円となっている。

予想モデル 価格予想
1Lターボエンジン エントリーモデル 180万~
1.5Lエンジン+ eHEV エントリーモデル 220万円~

価格はあくまで予想で、エントリーモデルでは割安感が演出されており、ZR-Vの品質でこの価格帯で発売されるのであればヒットする可能性は高い。

そのため、半導体不足の問題はあるものの、トヨタに追随するべく早い段階での発売もあると筆者は考えている。

2021年のSUV市場の勢力図を変えるポテンシャルを秘めており、ホンダ ZR-Vの登場には期待したい。

  • 発売予想時期:2021年夏頃

 

ダイハツ ミライース スポルザ

筆者が個人的に注目しているのが2021年以降、登場が噂されるミライース スポルザである。

ミライース スポルザはダイハツが手がける軽スポーツカーであり、スズキ アルトワークスのような位置づけになる。

日本で200万以下のスポーツカーとなると「アルトワークス」「スイフトスポーツ」しかないため、その価値は非常に高い。

2018年の東京オートサロンでは、『ミラ イース スポルザバージョン』として登場し、ダイハツブースの人気投票で絶賛された過去をもつ車となっている。

特徴はエコカーでありながらスポーティーなデザイン性を持ち、エアロパーツとの相性も抜群。

オートサロン出展時には、赤ベースのボディにゴールドのアルミホイールを装着しゴージャスな雰囲気も含め大きなインパクトを残していた。

登場すれば人気化が予想されること、2021年は今のところダイハツの新型車がないため登場する可能性はあるだろう。

  • 発売予想時期:2020年末
  • 価格:未定

【2021年】注目の国内新車情報まとめ

2021年全体としては世界的なEV(電気自動車)による需要の高まりに対し、国内各社が徐々に対応を始めているという印象を受ける。

日本のEV車は欠点は少ないが、他のクルマと比べてしまうとどうしても割高感がいなめない。

しかし、少数生産ながら申込みが殺到した「ホンダe」や「UX300e」を考えると、一定の需要があることは間違いない。

日産アリアについてもその評価はとりわけ高いものとなっている。

あとは価格と同等の価値を感じれるかどうかが、日本国内でEVが普及するかどうかの鍵となるだろう。

2021年は日本でどこまでEVが広まるのか?その点に注目していきたい。

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