2020年にマイナーチェンジをしたホンダ新型N-BOXですが、さらに進化したことで人気は不動のものとなっています。
そんなN-BOXの値引きですが、競合車との争いも熾烈であることから期待はできます。
しかしネット上では、あやまった情報が散乱しています。
本記事では、N-BOXの最新値引き相場と商談方法をご紹介していきます。
目次
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)の値引きレポート
まずは、N-BOXの最新値引き情報についてレポートをまとめました。
正確な数値を引き出すために、現地情報と口コミを平均化させたデータをご紹介します。
ポイント
- 値引き相場はオプション込みで18万円。
- 限界額は30万円。
- 値引きは広がっている。
- 競合車はタント、スぺーシア、ムーブ
- 限界額を引き出すには下取りアップが必須。
インタネット上では、誤った値引き情報が出ているので注意が必要です。
それでは、以下よりくわしく見ていきましょう。
新型N-BOXの値引き相場の最新レポート
軽自動車の中で値引きは辛口だったN-BOXですが、売上1位から陥落したあたりから値引きは広がっている状況です。
現場のディーラー情報をまとめてみると、オプションと合わせて18万円が相場となっています。
車両本体価格の値引き相場
- 16万円
ディーラー情報、ウェブ情報の全てを洗い出した平均値になります。
2021年以前の相場が7万円であったことから、値引きが広がっていることが分かります。
オプションの値引き相場
- 2万円
オプションの値引き相場は、本体値引きと比較するとまずまず狙い目です。
値引き額としては、平均で5万円前後になっています。
軽自動車は値引きが辛口な分、オプションをつけての値引きはとても大切です。
N-BOXの限界値引き額
- 30万(オプション含む)
N-BOXの値引き限界額は30万円が出ておいます。
なお、限界値引きを引き出すにはオプション値引きは必須になります。
N-BOXの値引き方法は大きく2つ
N-BOXを値引きする方法は以下の2つが挙げられます。
- N-BOX同士で競合させる
- ライバル車と競合させる
新型N-BOXに関してはどちらの方法が良いか迷いがちですが、おすすめなのは「ライバル車と競合させる」やり方です。
同一車種で競合させる場合は要注意!
N-BOXのように値引きが厳しい車種の場合は「N-BOX同士で競合させる」という方法をすすめる媒体も少なくありません。
ただ、同一車種での競合は、原則的に値引き不可の車に対して行う策です。
新型N-BOXは値引き可能であり、シンプルにライバル車と競合させる方が無難です。
同一車種で競合させるには、「系列店の異なるディーラー」を探す必要があります。
トラブルも起こりやすく慣れない方にはハードルが高い側面があります。
値引きはライバル車を引き合いに出す
(出典:http://www.daihatsu.co.jp/index.htm)
新車購入では定価通りで買う人はあまりいません。
オプションを併せて購入する事で、値引き交渉を有利に持っていく事もできますし、下取り車も武器にはなります。
N-BOXについても、定番ではありますがライバル車種を引き合いに出すことが最善です。
特に他メーカーの人気車と迷っていると言えば、大抵のディーラーさんはやる気になります。
値引きに関しては必ず行うようにしましょう。
N-BOXのライバル車
- ダイハツ タント
- 日産ルークス
- スズキ スペーシア
ダイハツタントとは人気no.1を争っているため、ライバル車としてはもっともおすすめです。
もっとも人気の高いN-BOXカスタムには、タントカスタムを引き合いに出しましょう。
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タントカスタムの値引き情報!2023年の相場・限界額・競合車
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ルークスやスぺーシアも非常に人気が高く、競合させるのにピッタリです。
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N-BOXの値引き交渉の流れ
では、新型N-BOXの購入時の値下げ交渉術を、具体的に説明していきましょう。
予めポイントをまとめておくと以下の4点になります。
ポイント
- ライバル車と競合させて値引きする。
- ディーラーと合わなければ他の販売店に行く。
- 下取り車以外の場合は強気に攻める。
- 迷ったらとにかく保留。
ただし、担当のディーラーさんによっては反応が異なるために、ある程度の応用を利かせて交渉してみてください。
とにかく値引きでは思いもよらない展開になることが多く、その点だけ注意して下さい。
ライバル車と競合させて値引きする
自動車販売シェアの40%以上を占める軽自動車市場では、どのメーカーも熱の入った販売合戦を繰り広げます。
ですからライバル車を引き合いに出して、『タントとこのN-BOXと、どっちが良いか?迷っています。
でも価格が安くなれば、是非こっち買いたい』とストレートに相談してみましょう。
複数の販売店をまわってみる
少し手間がかかりますがおすすめなのが、複数の販売所を廻ってみること。
値引き率は販売店毎で違う場合がありますし、担当ディーラーによっても値引き幅が違います。
値引きは担当のディーラーとの相性や力量に左右される側面が大きく、「合わないな」と感じたら手を引くのが賢明です。
極論、どれだけ工夫してもディーラーと合わなければ値引きは期待できません。
そこで複数のの販売所を廻って、できる限りの交渉をトライしてみましょう。
下取り車がホンダ以外であれば強気で交渉
どのディーラーも、新たにお得意さんを増やす事で評価を受けるシステムになっています。
しかも、他メーカーからユーザーを引っ張ってきた場合はプラスαの業績になります。
そこでマイカーがホンダ以外の方は、それを武器に強気の交渉をしてみましょう。
5万円が提示額ならば7万円ぐらいは行けるでしょう。
値引き額が少ないと思ったら保留!
まず値引き交渉では自分から値引き額を言いださないのがコツです。
取り敢えずディーラーさんに提示してもらいましょう。
そこから歩み寄りになりますから、事情や感想などを話しながら値引き交渉を進めます。
それでも最終額の値引きが不十分なら、いったん保留にしましょう。
後日再開すると値引きが大きくなることはよくあるので、迷ったら待ちましょう。
車購入時の下取りは損をしやすいので注意!
N-BOXの値引きについて解説してきましたが、最後に注意事項があります。
それは、ディーラーの下取り車の買取価格が低いということ。
何も知らずに下取りに出してしまうと損をしてしまう恐れがあります。
損をしないためには、簡単な下準備が必要となります。
ディーラー下取り対策は簡単にできる
ディーラー下取りをお願いする場合、できる限りの準備はしておきましょう。
やるべきことはシンプルで、他の下取り会社の見積もりを入手しておきます。
店頭に足を運ぶことは大変なので、ネットの一括査定の利用がおすすめです。
もっとも定番の「ナビクル」では無料でカンタンに査定額がチェックできますよ。
N-BOXの値引きしやすい時期は?
年末や夏のボーナス時期にあわせて値引き合戦が生まれやすく、値引き交渉をもちかけやすいメリットがあります。
決算月である3月や9月前後も、キャンペーンが多く値引きに向いています。
ただ、値引き時期に関しては巷で言われるほどの効果はありません。
値引きを持ちかけやすいのは事実ですが、値引き額に大きな変化はありません。
自分自身が新車を買いたい時に買ってしまう方がモチベーション的にもおすすめです。
N-BOXのリセールバリューをチェック
新型N-BOXは値引きをし、下取り価格を高くしてもらえるとお得です。
そして、さらにNBOX購入の際にはリセールバリューまで考えておけば完璧です!
車は資産としての価値があり、高く売れるグレードを購入しておくのがおすすめです。
以下、リセールバリューの高い人気色とグレードをランキングをご紹介します。
N-BOXでリセールバリューが高い色
- 1位 プレミアムホワイト パール Ⅱ (白)
- 2位 クリスタルブラック パール (黒)
- 3位 ルナシルバー メタリック (灰)
- 4位 プレミアムベルベットパープル パール (紫)
- 5位 ブリリアントスポーティーブルー メタリック (青)
- 6位 プレミアムグラマラスブロンズ (茶)
基本的には、白・黒・シルバーの定番色がリセールバリューが高くておすすめです。
N-BOXでリセールバリューが高いグレードの上位
- 1位 N-BOX Custom L・ターボ
- 2位 N-BOX Custom L
- 3位 N-BOX L
- 4位 N-BOX L ターボ
- 5位 N-BOX G
N-BOXリセールバリューの高いグレードを選ぶポイントはカンタンです。
基本的には、カスタムグレードと4WDのリセールバリューが高い傾向が顕著です。
また、人気の高い「L」もリセールバリューが高くおすすめ。非常にバランスのよいグレードなので、迷った時はこちらを選びましょう。
ホンダ新型NBOX(エヌボックス)の値引き情報まとめ!
あらためて、新型N-BOXの値引き情報について全体をまとめました。
- 値引き相場はオプション込みで18万円。
- 限界額は30万円。
- 値引きは拡大中。
- 競合車はタント、スぺ―シア、ムーブ
- 限界額を引き出すには下取りアップが必須。
下取りアップは無料でできる「ナビクル車査定」などの一括査定を利用しておき、ディーラー下取り価格と比べておけば損することはないでしょう。