このページではマツダのクロスオーバーSUV MX30の最新値引きレポートをまとめました。
値引き相場、限界額、値引きのコツまでプロが分かりやすく解説します。
SUV市場は競争が激しく、値引きが辛口とされるマツダでもMX30は値引きは可能です。
目次
マツダ MX30の値引き相場
- 値引き(オプション込み):20万円
- 限界値引き(オプション込み):30万円
- 車両からの値引き:17万円
- オプション値引き相場:3万円
- 値引き難度:やや辛口
値引き相場は「購入者の口コミ」「価格ドットコム」「グーネット」の数値を平均化して正確な数値を割り出しています。
比較的新しいモデルのため大きな値引きは難しい状況です。
値引きはオプション込みで10万円までの販売店も多いため注意しましょう。
大幅な値引きを期待することは難しいものの交渉の仕方次第では十分に値引きを実現することは可能です。
MX30の値引き交渉のポイント
販売店はいくつか回る
MX30は販売店によって値引きに差があり「ゼロでやっている」と言われても、他の系列店では値引きに対応してくれるといったことがあります。
そのため、値引きゼロが提示されてもすぐに諦めないようにしましょう。
ゼロ円提示された場合も、他のディーラーやサブディーラーを回ったり、同じお店でも時期をズラせば値引き対応してくれる可能性があります。MX30はタイミングを計ることも大切です。
最適なライバル車種を用意
値引きタイミングを図った上で、値引き交渉の材料としてライバル車種と競合させることは有効になります。
SUVの人気に伴い市場が激化し、その中でトヨタが独占状態にあります。
MX-30を本命とする場合、競合車種としては、同じく新型車を続々と導入しているトヨタの車両が有効でしょう。
価格帯が重なる同サイズのSUVとなる、ヤリスクロスやC-HRを検討しているということを伝えて値引き交渉にのぞみましょう。
もちろん、トヨタ以外のホンダのヴェゼルやスバルのXVも競合車種です。
無理のない程度にMX30より安い見積もりを取り寄せて、「これと同じくらいの金額になるならMX30即決したい」と話を進めるのが確実です。
マツダ MX30の競合車ランキング
現在のSUV市場は過熱しており、MX30のライバル車は沢山存在します。
以下、ランキング形式でMX30の競合車を3つご紹介します。
第1位 トヨタ ヤリスクロス
2020年に登場したニューモデルのSUVであるヤリスクロスです。
全高がMX30より高いため機械式立体駐車場は厳しい場所が多く、利便性はMX30の方が上。
しかし、高いデザイン性とブランド力があり、サイズ的にもMX30の直接的なライバル車になるでしょう。
ヤリスクロスはハイブリッド車でも価格が「2,284,000円~」と割安感が演出されており、こちらを引き合いに出してMX30の値引きをするのはおすすめです。
第2位 ホンダ ヴェゼル
コンパクトSUVのカテゴリでは断トツの人気を誇るヴェゼルです。
2021年にフルモデルチェンジしたことで人気化が予想され、MX30のライバル車として引き合いを出すのに向いています。
フルモデルチェンジ前は大幅な値引きが狙いやすく、その見積もりを元にMX30の値引きを引き出してもよいでしょう。
第3位 スバル XV
本格的4WDシステムを搭載してるSUVで、全高は立体駐車場に収まるサイズになっています。
優れたデザイン性やサイズ感などがMX30と似ており、競合車として最適です。
トヨタC-HRも候補に入りますが、デザインの性質的に上記3つをおすすめします。
MX30の値引きが辛口ならサブディーラーも視野
MX30は新型最新モデルなので、しばらく渋い値引き状況が続くと予想されます。
対応策としては「時期を待つ」か、購入先候補として「サブディーラー」を探してみるのもおすすめです。
サブディーラーとは地場資本の店舗のことで、正規ディーラーではしてもらえない値引きを実現することがあります。
マツダのサブディーラーとは
マツダの場合はマツダ系は「オートザム」とついてるので分かりやすいです。
町の整備工場や中古車販売店でマツダの看板を掲げていたらサブディーラーの可能性が高いでしょう。
「ディーラーに行ってみたけど予算が合わなかったんだけれど、相談に乗ってもらえないか」と交渉してみるとディーラーより値引きをしてくれることがあります。
サブディーラーの方が安くなるとは限りませんが、店を数多く回ることは得策です。
マツダ MX30の納期
MX30の納期相場は2~3か月ほどとなっていますが、パッケージによっては6ヶ月かかることがあるので注意しましょう。
おもにパッケージやボディーカラー、オプションによっても納期は変わります。
あらかじめ納期遅れが出そうなグレードはないか確認しておくと良いでしょう。
MX30の価格と7つのパッケージについて
MX-30にはグレードという概念がありません。
ベースとなる車両に様々なパッケージを組み合わせていき好みの一台を仕上げていくシステムとなっています。
ベース車は2WDが242万円(税込み)で、4WDが265万6,500円(税込み)です。
このベースモデルに様々なパッケージを組み合わせていくのですが、全部で7つのパッケージがあります。
MX30のパッケージ価格
以下、MX30のパッケージの内容と価格を確認しておきましょう。
ベーシックパッケージ
- 価格:77,000円
本革巻きステアリングとシフトノブ、フロントのインナードアハンドルがプラチナサテン素材になり、機能面で交通標識認識システムがつきます。
なお、このベーシックパッケージを選択しないと他のオプションを選択することができません。オリジナルのMX30を仕上げるには必須の選択肢です。
セーフティパッケージ
- 価格:12万1,000円
「衝突被害軽減ブレーキ」や「前側方接近車両検知」を含む全部で7種類の予防安全装備がセットになっています。
ユーティリティパッケージ
- 価格:8万8,000円
フロントシートヒータやステアリングヒーター、ドライバーシート10wayパワーシート(ポジションメモリー付き)などの快適装備5つがセットになったパッケージです。
エクステリアパッケージ
- 価格:7万7,000円
外観ドレスアップのパッケージで、ピアノブラックのピラーガーニッシュやDピラー専用ロゴ入りメッキパーツが追加。
さらに18インチアルミホールがセットになっています。
インテリアパッケージ
- 価格:8万8,000円
内装の各所に合成皮革が使われて高級感がアップする内容です。このパッケージはユーティリティパッケージとの同時装着が必要になる点に注意が必要です。
360度セーフティパッケージ
- 価格:8万6,880円
車両を上から見下ろすような映像で周囲の状況を確認できる360度モニターとドライバー・モニタリングがセットになったパッケージです。
ボーズサウンドシステム+12スピーカー
- 価格:7万7,000円
音響システムで有名なBOSE社のサウンドシステムです。
これらのパッケージを組み合わて自分好みのMX30を作り上げることができ、トータルの価格としては300万円前後になることがほとんどでしょう。
MX30は機械式の立体駐車場に入る?
SUVの購入を考える時に頭をよぎるのが、機械式の立体駐車場に入るか?という点です。
機械式立体駐車場には高さ制限があって全高1,550mmまでの車となっています。
そこで気になるMX30の全高はというと、1,550mmです。
MX30は機会式の立体駐車場にピッタリ入るように設計されているので安心です。
細かい配慮も、MX30が日常使いで高く評価されている理由といえるでしょう。
マツダ MX30のリセールバリュー
MX30は、ベース車にパッケージを追加して仕上げていくという販売方法から、人気のパッケージが装着されているものがリセールバリューも期待できます。
高リセールが期待できるパッケージ
- セーフティパッケージ
- エクステリアパッケージ
- インテリアパッケージ
安全性能の高い「セーフティーパッケージ」。
18インチアルミホールとなる「エクステリアパッケージ」や、合成皮革が使われる「インテリアパッケージ」をつけておくとリセールバリューは確実に高まります。
MX30の値引きレポートまとめ
MX30の値引きレポートをまとめると以下のとおりです。
- 値引き相場はオプション込みで20万
- 値引きは10万円までの販売店も多い
- 値引きは辛口といえる
- 納期は2~3ヶ月
- パッケージ選びも大切
値引きはあまり期待できませんが、頑張れば20万円までは可能な数値となっています。
納期は早いので総合的におすすめできる車です。
MX30はパッケージ選びで予算や快適性が変わってくるため、どのパッケージを取り入れるかもしっかり考えていきましょう。