今や車の値引きは当たり前ですが、その中で苦戦するのが軽自動車の値引きです。
元値が安いこともあって値引き相場は辛口です。
それでも何とか値引きを引き出したい、と考える方も多いのではないでしょうか?
そこで軽自動車の値引き相場と最大限引き出すポイントを解説していきます!
軽自動車の値引き相場は辛口?
普通車に比べて相場は低い
一般的に普通車の値引き率は10パーセント前後が妥当とされています。
300万円の車両価格であれば、30万円程度の値引きを引き出せる計算ですね。
一方で軽自動車は値引き率が下がり、本体価格の5パーセントが相場になります。
基本的にはこの数値を目指して値引きするのが正解です。200万円の軽自動車であれば10万円が目安ということになります。
人気軽自動車の値引き相場
以下では人気軽自動車の値引き相場をまとめてみました。
- N-BOXの値引き情報(8万~12万円)
- ハスラーの最新値引き相場(16~18万円)
- アルトの最新値引き相場(12~15万前後)
上記はオプション値引き込みとなっていて、本体価格だけの値引きだと更に下がります。
これを見ても分かるとおり、20万円を超えるケースはありません。
普通自動車と比べると辛口ですが、元の価格が安いことを考えれば妥当です。
値引き交渉で空回りしないためにも、だいたいの相場は押さえておきましょう。
なぜ軽自動車の値引きは辛口なのか?
軽自動車の値引きが厳しいのには、きちんとした理由があります。
軽自動車の利益率は5%から10%
軽自動車の場合は、利益率が5パーセントから10パーセントとされています。
不振に陥ったあるメーカーが利益目標6%を掲げて再生を目指すってニュースがありました。そこから察するに5~10%程度じゃないかと推測します。
(出典:ヤフー知恵袋)
5パーセントもの値引きをしたら、それだけで利益はなくなってしまうことになるのです。
そのため、5パーセントの値引きをしてくれたということは、利益を無視して売ってくれているということになるため、実はかなりお得といえます。
値引き率が低いからといって、理不尽ではないので誤解しないようにしましょう。
軽自動車を値引きする5つのポイント
軽自動車は元々の値引き率が低いので、さほど大きな値引きは望めません。
それでも、できるだけ上手に交渉をしてお得に買うことはできます。
- オプション割引を活用する
- 複数のメーカー販売店をまわる
- 強力なライバル車を引き合いに出す
- 軽自動車の値引きは下取りが全て
- 担当者と良好な関係を築く
オプション割引を活用する
軽自動車の値引き相場は、本体価格の5%が目安で限度があります。
よって値引き額を引き上げるには、オプションをつけてオプション割引を活用します。
オプション割引を含めれば5%から数%値引き額を上乗せできます。
軽自動車を購入する場合、あらかじめ必要なオプションを決めておいて、それらを含めて値引き交渉をするようにしましょう。
複数のメーカー販売店をまわる
もし可能であれば、同じメーカーの販売店をいくつも回りましょう。
同じメーカーの販売店に聞いても意味がないと思うかもしれませんが、実のところ販売店によって値引きをしてくれる幅は違いがあります。
特にあまり売れ行きが良くない場合、とにかく販売台数を上げたいと思っています。
値引きにこだわるのであれば遠方まで足を運ぶことも有効です。
強力なライバル車を引き合いに出す
軽自動車はもっとも競争が激しく、全てのタイプの車でも強力なライバル車がいます。
ライバル車は同じくらいの価格であったり、同じボディーサイズ、同じくらいの燃費の車があったりすることが殆どです。
そこで、そのライバル車を見つけてきて、どちらにするかを検討していると伝えましょう。
軽自動車の値引きは競合させることが極めて有効です。
軽自動車の値引きは下取りが全て
軽自動車の値引きはなかなか大きな差を出すことができません。
一方で、違いを生み出せるのが下取り価格です。
今や、ディーラー下取りで安く買い叩かれてしまうのは周知の事実です。
そうならないためには、必ず事前に自分の車の見積もりを取っておきましょう。
事前に自分の車の見積もりを入手しておく
下取りで損をしないためには、事前に自分の車の見積もりを複数入手しておきます。
その見積もりをさりげなく見せれば、不当な価格で買い取られることはありません。
見積もりは、複数見積もりが手に入る「かんたん車査定ガイド」の利用がポピュラーです。
下記にて、無料でかんたんに見積もりが入手できます。
↓かんたん車査定の公式サイトは下記より
こうしたサービスで事前に自分の見積もりを用意しておきましょう。
担当者と良好な関係を築く
最後のポイントは、営業担当者と良い関係を築くということです。
担当者と良い関係を持っていると、とにかく交渉がスムーズに進みます。
値引きの限界まで行ってそれ以上は引けない時も、オプションを余計につけてくれるなどの配慮をしてくれることもあります。
そのため、最初に紹介した「販売店を複数まわる」を実行して、相性の良いディーラーを見つけることをおすすめします。
軽自動車の値引き交渉でやってはいけないこと
軽自動車の値引きでは絶対にやってはいけないことがあります。
強気な値引きは絶対NG
軽自動車は普通車に比べて利益率が低いので、どうしても値引きには限界があります。
最大でも10万円というのがたいていの相場です。しかし、それを無視して、それ以上の値引きをしろと迫っても、できないものはできないのです。
軽自動車の値引きでは、限界まで来たと感じたら粘り過ぎないようにしてください。
また、自分が客だからとあまりに強気の態度で出るのもNGです。
軽自動車で強気に出られると、ディら―もオプションも含めて値引きしたくなくなります。
自分の希望額を言ってしまう
最初からこのくらいの価格で買いたいと思っている、値引きをこのくらいしてほしいと思っているということは言わない方が良いでしょう。
もし、実際に値引きできる額よりも低いのであれば、値引きが引き出せなくなります。
自分が考えている予算は心のうちにしまっておくようにしましょう。
軽自動車を安く買える時期はある?
最後に軽自動車の値引きの時期について。
どの時期でも劇的に値引き幅が変わるわけではありませんが、狙い目の月は存在します。
値引き上限が狙える月(決算シーズン)
3月、9月
定番ですが3月、9月の決算の時期は、一台でも多くの車を売りたいと思っていますので、値引きも積極的になります。
大手メーカーであれば、値引き上限が狙いやすくなります。
値引きがもちかけやすい月(ボーナスシーズン)
8月、12月、年末年始
ボーナスや年末年始などのキャンペーンを出す時期も狙い目です。
この時期は、ディーラー側も値引きを想定して動くため、値引きの話が持ちかけやすいメリットがあります。
高い販売目標を販売店として立てることも多く、交渉が進めやすくなりますよ。
詳細は以下でも解説しています。
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参考になった。
>>根本様
コメント頂きありがとうございます。
今後も、お役に立てる情報を発信すべく、
精進してまいります。