こんにちは。ぎぶさんです。
MAZDA3はアクセラから大幅にレベルアップした内外装や、新開発となるSKYACTIV-Xエンジンなど興味は尽きません。
一方でグレード構成が複雑なため、どれを選ぶべきか迷う方もいるのではないでしょうか?
・マツダ3の最新グレード一覧
・マツダ3のおすすめグレード
・各グレードの特徴
今回はMAZDAのグレード構成を整理しつつ、おすすめグレードについて分かりやすく解説していきます。
目次
Mazda3(マツダ3)のグレードについての解説
まず、マツダ3にはファストバック型とセダン型の2種類のボディが用意されています。
さらにエンジンはガソリンの1.5L・2.0L・1.8Lディーゼルターボ、そして新開発となるSKYACTIV-X(圧縮着火式ガソリンエンジン)を用意。
同クラスの車と比較してもラインナップは豊富ですね。
さらに6MTや4WDが選べるグレードもあるなど、やや構成が複雑なことから表にまとめてみました。この表は何かと役に立つので、保存しておくと便利です。
Mazda3のグレード一覧表
価格は2WDタイプの表記となります。
(※1)ファストバックのみ6MT仕様あり
エンジン | グレード | ファストバック | セダン | 価格 |
1.5Lガソリン (※1) | 15S | 〇 | 〇 | ¥2,221,389 |
15S Touring | 〇 | 〇 | ¥2,315,989 | |
15S 100周年特別記念車 | 〇 | 〇 | ¥2,893,869 | |
2.0Lガソリン | 20S PROACTIV | 〇 | 〇 | ¥2,515,741 |
20S PROACTIVE Touring | 〇 | 〇 | ¥2,636,741 | |
20S L Package | 〇 | 〇 | ¥2,698,055 | |
20S Burgundy Selection | 〇 | ― | ¥2,769,555 | |
1.8Lディーゼル | XD PROACTIVE | 〇 | 〇 | ¥2,790,741 |
XD PROACTIVE Touring | 〇 | 〇 | ¥2,911,741 | |
XD L Package | 〇 | 〇 | ¥2,973,055 | |
XD Burgundy Selection | 〇 | ― | ¥3,044,555 | |
2.0L SKYACTIV-X (※1) | X PROACTIVE | 〇 | 〇 | ¥3,140,000 |
X PROACTIVE Touring | 〇 | 〇 | ¥3,258,800 | |
X L Package | 〇 | 〇 | ¥3,319,000 | |
X Burgundy Selection | 〇 | ― | ¥3,389,200 |
(※1)ファストバックのみ6MT仕様あり
Mazda3のグレード選びのポイント
例えば6MT車が欲しいのであれば、セダン及び2L車では選べないのでファストバックの1.5LかSKYACTIV-Xのいずれかになります。
Burgundy Selectionの華やかな内装が気に入ったとしてもセダンには設定されていません。
このように、一見複雑に感じられても実際の選択肢は限られてくることがおわかりでしょうか。
マツダ3を購入する場合、まず重視したい要素を洗い出してからエンジンとボディタイプの種類を絞り、その上で装備を検討してグレードを決めると◎
なお、価格は同じグレードであればファストバックとセダンは同一価格に設定されています。
Mazda3(マツダ3)のおすすめグレードランキング
それでは新型Mazda3のおすすめグレードの上位をランキング形式で紹介していきましょう。
Mazda3ではグレード選びで悩まれる方も多いことと思います。
なお装備や価格、過去の実績を踏まえて総合的に判断していきます。
あくまでもバランスを意識した総合判断であり、全てのグレードが魅力的であるという前提の元にご紹介しています。
6位 15S
6位に選定させて頂いたのは新型マツダ3のベースグレードの15Sです。
エアコンがマニュアルになるなど、やや装備がさびしくなりますが8.8インチWVGAセンターディスプレイ&コマンダーコントロール(タッチパッド機能)が装備されるなど、単なる廉価版とはいえないクオリティを確保しています。
価格は2,221,000円~と非常に手が伸びやすく、充分に購入する価値はあると言えます。
また、2020年5月に1.5Lエンジン車にセダンもラインナップされました。
セダンの1.5L車は「街で軽快にセダンを運転したい」という声が多く、新たに追加されました。
5位 20S Burgundy Selection
新型Mazda3はインテリアにもかなり力を入れたモデルです。ひょっとすると格上のアテンザよりもデザイン、品質面で上回っているのでは?と、思ってしまうほどの出来です。
その中でも特にインパクトが強いレッドのレザーをシートやインパネにあしらったのがファストバックのみに設定されている「Burgundy Selection」です。
そのBurgundy Selectionがもっともリーズナブルに購入できるということで20S Burgundy Selection を5位にしました。
格上のアテンザに負けないインテリアで2,719,200円~はバリュー感が感じられます。
外見の美しさはもちろん、インテリア(内装)にも最上級の質感を求める方におすすめのグレードとなります。
4位 18XD PROACTIVE Touring Selection
18XDはマツダ自慢の1.8Lディーゼルターボを搭載したグレードです。
ディーゼルエンジンの魅力は低回転域から発揮される大排気量車並みのトルクによる走りの良さ、価格の安い軽油でしかも低燃費とランニングコストを抑えられるという点にあります。
一方で、ディーゼルエンジンはエンジンの骨格ともいえるシリンダーブロックを頑丈に作る必要があることから、ガソリン車に比べてエンジンを搭載するフロントが重くなる傾向があります。
デミオやアクセラのディーゼルバージョンでも直進安定性に寄与する高速道路では良いですが、ワインディングロードに持ち込んだ場合にはコーナーリングでフロントに重さを感じるという点がマイナスポイントです。
すなわち高速道路を主体に長距離を走るという、欧州車のような使い方をする場合に強くおすすめできるグレードと言えるでしょう。
3位 X PROACTIVE Touring Selection
便宜上、X PROACTIVE Touring Selectionとしましたが、X PROACTIVE 、X L Package 及びX Burgundy Selection を含む「SKYACTIV-X搭載車全般」の順位と考えてください。
大注目を集めるSKYACTIV-Xとは「SPCCI」(火花点火制御圧縮着火)と呼ぶ燃焼方式を世界で初採用した2Lガソリンエンジンでさらにモーターを追加したマイルドハイブリッド仕様の新世代のエンジンです。
ディーゼル車並みの低燃費と低速からの大トルクを発揮しながら高回転域ではガソリン車のパワフルさを実現しているということで、世界中から注目が集まっていますが、発売は今秋の予定となっています。
事前のリサーチではSKYACTIV-Xまで購入を待つという声が多く、その人気ぶりは1.2を争うと言っても過言ではありません。
ネックとなるのが価格で、同グレードで比較すると2.0Lガソリン車の67万円高、ディーゼルと比べても40万円高で、1.5Lと比べるとなんと100万円近くも高価になります。
しかも違いは主にエンジンの種類で、外観上では価格差ほどの差別化はされていません。
325万8800円(X PROACTIVE Touring Selection)だとメルセデスベンツA180(328万円~)やフォルクスワーゲン・ゴルフTSI Highline(331万円)といったプレミアムな輸入車が比較対象として上がってきます。
これまでにないエンジンで、燃費がよく高性能であるといってもそれだけのエクストラコストを支払うだけの価値があるかどうか、未知数な分正式発売前では判断が難しいということで3位としました。
2位 15S Touring
15Sの装備を充実させたグレードが15S Touringです。
そんな15S Touringの中でも6MT車が特におすすめです。
1.5Lエンジンは普段使いなら十分な性能ですが、シャシー性能が高いがゆえにやや物足らないと感じることもあるでしょう。
その点、6MTであればエンジンのパワーを最大限に活かしたスポーティな走りが可能です。
また、MT車は国内市場では希少な存在で、売却する時にAT車よりも価格が高くなる可能性が高いというメリットもあります。
ただしCTS(クルージング&トラフィックサポート)がオプション設定でも用意されていないのは残念です。
時速55キロ以下で渋滞時などのアクセル、ブレーキ、ステアリングのアシストを行うもCTS、今後はマストとなる機能が選べないことを考慮して2位としました。
1位 20S PROACTIVE Touring Selection
価格と性能、そして装備のバランスが取れたグレードが20S PROACTIVE Touring Selectionを1位に選定させて頂きました。
Touring Selectionでは20S に比べてスーパーUVカット、IRカットガラスやCTSなど約17万円の装備を追加していますが価格差は12万円に抑えられています。
ハッチバック、セダン両方にラインナップされていますがファストバックは後席ヘッドルームや窓面積が狭くやや圧迫感があることから、後席に人を乗せる機会が多く、試乗してみて気になるようであればセダンの方がベターでしょう。
なお、2L車には4WD仕様はラインナップされていません。
しかし市販化に先駆けてジャーナリスト向けに行われた雪上試乗会では2WDであってもスタッドレスを履けば十分な性能だった、というレポートも上がっています。その点でもデメリットらしいデメリットは感じられません。
よほどの豪雪地帯でもない限り、あえて4WDを選ぶ必要はないでしょう。
ファストバック車とセダン車はどちらがおすすめ?
マツダのディーラーマンからは価格とのバランスから最終的には1.5L車が販売の中心となるのではないか、という意見もあるようです。
その販売の中心となる1.5L車にセダンがないことや、選べるグレードが少ないことなどからマツダではセダンよりもファストバックの方を推しているような印象を受けます。
後席の居住性や落ち着きのある美しいスタイリングなど、セダンならではの魅力もあるのですが、この車でなければ、という個性には今一つ欠ける印象があるのも事実です。
それに対しファストバックはスタイリングからも他車にはない魅力を感じさせる力の入ったものとなっています。
新型Mazda3(マツダ3)については、今や希少となった6MT車が選べることも含め、より個性的でスポーティなハッチバックをおすすめします。
MAZDA3(マツダ3)のグレードの結論
あらめておすすめグレードをまとめると以下の通りです。
- 6位 15S
- 5位 20S Burgundy Selection
- 4位 18XD PROACTIVE Touring Selection
- 3位 X PROACTIVE Touring Selection
- 2位 15S Touring
- 1位 20S PROACTIVE Touring Selection
迷った場合は上記から選べば、まず外れはないのではないかと思います。
SKYACTIV-Xは確かに注目と言えますが、それ以外にも魅力的なモデルは多いので、ぜひじっくりとチェックしてみて下さい。
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購入を検討される方はグレード選びと共にチェックしてみて下さい。