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レクサスLBXの最新情報まとめ!価格や発売日、スペックを徹底解説

レクサスLBXの最新情報と価格

2023年6月5日、イタリアのミラノで開催されたイベントで、レクサスは新たなコンパクトSUVである「LBX」を披露しました。

レクサスLBXは、現行モデルで最も小さいSUV「UX」をさらにコンパクトにしたモデルですが、コンパクトボディに見合わない存在感と高級感を持っています。

本記事では、新型レクサスLBXの価格や発売日、デザイン、スペックなど最新情報をまとめて紹介します。

情報は随時更新していますが予想も含まれます。正確性を保証するものではないことはご了承ください。

レクサスLBXの発売日はいつ?販売方法は?

レクサスLBXの最新情報

レクサスLBXの発売日は2023年11月9日で、1.5Lハイブリッド車の発表と受注が開始。2024年度中に1.6Lターボ車が追加販売される見通しです。

グレードは「リラックス」「クール」「ビズポーク(オーダーメイド車)」の3つが先行して発売されます。

2022年にレクサスが抽選販売した「RX」モデルの事例から考えると、「LBX」生産台数の都合により一部抽選販売の可能性があります。

参考までにRXの抽選販売では、下記の条件がありました。

  • レクサス車以外の車を本車両に対する下取りに入れること
  • 指定する方法でご購入すること
  • 個人名義で抽選申し込みすること
  • 上記項目に合致することを誓約する書面を販売店にご提出すること

「RX」は高級外車のシェアを取り込むため厳しい条件となっていますが、「LBX」については条件が緩んで、誰でも申込みやすくなるでしょう。

いずれにせよ契約しなければ始まらず、なるべく早く販売店に問い合わせましょう。

レクサスLBXの価格とグレード詳細

レクサスLBXの最新情報

LBXの価格は先行発売グレードの「リラックス」「クール」が確定しており、おそらくエントリーモデルは390万円前後からとなる可能性が高いでしょう。

グレード別の価格と詳細

レクサスLBXでは5つの世界観を表現した異なるグレードを用意し、内装・インテリア・装備がことなります。さらに内装を自由にオーダーメイドできる「Bespoke Build(ビスポーク・ビルド)」グレードも用意。

それぞれの価格と詳細は以下のとおりです。

価格ポイント
COOL460万円~
(確定)
・モノトーン1色とツートーン5色(外装)
・ブラック色(内装)
・本革とウルトラスエードのコンビ
・遊び心のあるステッチと刺繍
・ウェイパワーシート(運転席のみ)
・LBXを象徴するプレミアム内装
RELAX460万円~
(確定)
・モノトーン6色展開(外装)
・ブラウン色(内装)
・セミアリニン本革シート
・トリム表皮
・8ウェイパワーシート(運転席のみ)
・ハイラグジュアリーな仕上り
ACTIVE430万円~
(予想)
・ブラック色(内装)
・合成皮革の表皮
・レッドの刺繍
・スポーティーな仕上り
ELEGANT400万円~
(予想)
・ホワイト or 薄紫色(内装)
・サテン縫いの刺繍
・女性的で温かみのある印象
URBAN390万円~
(予想)
・ダークグレー色(内装)
・ファブリックのシート表皮
・シンプルでクールな印象
ビスポーク550万円~
(確定)
・モノトーン9色とツートーン8色(外装)
・内装は自由な組み合わせが可能
・8ウェイパワーシート(運転席のみ)
・レクサスチームメイト標準装備

注意ポイント

※4WDを選択する場合は26万プラスされます。
※ビスポークは100台のみの限定販売となります。

価格帯は390万円~460万円が想定され、国内では「クール」「リラックス」「ビズポーク」が先行発売されます。

海外の高級コンパクトSUVと比較すると、アウディのQ2スタンダードグレードの35TFSIアドバンスが417万円、次いでメルセデス・ベンツのGLAスタンダードグレード、180が573万円、BMWのX1基本グレードのxDrive20iが586万円です。

これらと比べると、レクサスLBXは、その価格帯と性能を考慮するとコストパフォーマンスが高いコンパクトSUVといえます。

レクサスLBXの魅力を徹底解説

レクサスLBXの最新情報

レクサスLBXという車種名は、Lexus Breakthrough X-over(レクサスの革新的なクロスオーバー)の頭文字から由来しており、今までの高級車の概念を覆すことを目的とした1台となっています。

その目的を達成するために、LBXは多くの革新的な技術や特徴がほこります。

まずLBXを見ると、何よりもコンパクトなボディサイズが印象的です。

サイズの詳細はこちら
レクサスLBXのサイズ
レクサスLBXのサイズは?特徴や室内空間、ヤリスクロスとの比較

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レクサス現行モデルであるコンパクトSUV「UX」よりも一回り小さいボディで、レクサスとしては史上最小のモデルとなります。

レクサス専用のTNGAプラットフォーム「GA-B」 を採用し、高い剛性と軽量性を持つ低重心のボディ構造によって、バランスの最適化も実現。

レクサスLBXの最新情報

ボディサイズは、トヨタの「ヤリスクロス」とほぼ同じですが、LBXは全幅とホイールベースがヤリスクロスよりも大きい専用設計であり、レクサスの高級感とパフォーマンスを兼ね備えています。

また、LBVには新開発のハイブリッドシステムと最新の安全技術「LEXUS Safety System+」、そして先進の運転支援機能「LEXUS Teammate」など、高級車らしい快適性と静粛性に重点を置いた機能を盛りこんでいます。

さらに特筆すべきは、「Bespoke Build(ビスポーク・ビルド)」と名付けられたオーダーメイドシステムを採用し、内装色やシート素材等約33万通りのカスタマイズが可能となり、1台1台が個々のに合わせた特別な1台にできます。

レクサスLBXの最新情報

ボディカラーは新色が3つ追加され、シルバーとブラックの中間色であるアストログレーメタリック、目を引く鮮烈なイエローであるパッショネイトイエロー、深い青が印象的なディープアズールメタリックとなります。

一色仕上げのモノトーンカラーは、ブラックマイカ、シルバーメタリック、ソニックカッパー、ソニッククォーツ、ソニッククロム、アストログレーメタリック、シルバーメタリック、レッドスピネル、パッショネイトイエロー、ディープアズールマイカメタリックの9色が用意されています。

さらに、2色組み合わせのバイトーンカラーもレクサスモデル史上最多となる8色設定で、新色と人気色を含む合計17色からLBXのカラーを選ぶことが可能です。

これらの特徴から、LBXは単なるコンパクトSUVではなく、「先進性と独自性を融合した、革新的なプレミアムコンパクトSUV」と位置づけられます。

レクサスLBXのエクステリアと内装

レクサスLBXの最新情報

LBXは、コンパクトながらも存在感のある外装と高品質な内装で、日常使いに最適なコンパクトSUVとして設計されています。

特徴的な新しいフロントフェイスには「ユニファイドスピンドル」を採用し、スタイリッシュさが強調され、ダイナミックなプロポーションが生まれています。

ヘッドライトは単眼LEDで、これまでの三眼LEDデザインから一新されたスタイルを示しています。

レクサスLBXの最新情報

サイドのデザインはSUVらしい強調されたタイヤフェンダーで、無塗装樹脂プラスチックを用いたフロントバンパーなどの部分は好みが分かれるかもしれません。

LBXのエクステリア

リヤデザインは、左右のランプを一文字につなげることでレクサスのSUVモデル、NXやUXとの共通性を持たせています。

内装はプレミアムコンパクトに相応しい質感にこだわり、運転席とクルマの一体感を楽しむことができる空間が演出されています。

レクサスLBXの最新情報

ドアの内張りと一体化したインパネが、乗員を包み込むようなデザインになっていて、贅沢さを抑えつつもリラックスできる雰囲気を醸し出しています。

中央には9.8インチのタッチディスプレイが搭載され、各種情報を確認することが可能で、ATレバーはレクサス NXと似たタイプで、操作性に優れます。

LBXの内装

運転メーターはレクサス初のフルデジタルカラーTFTメーターとなり、より先進的な雰囲気を醸し出しています。

外装も内装もレクサスにふさわしい質感と機能性をそなえているといえます。

レクサスLBXのサイズ・注目スペック

もっとも注目といえるLBXのボディサイズは以下のとおりです。

全長4,190mm
全幅1,825mm
全高1,560mm
ホイールベース2,580mm
最小回転半径5.2m
タイヤサイズ225/60R17
225/55R18

(参照:レクサス LBX公式サイトより)

LBXのボディサイズは、全長が4190mm、全幅が1825mm、そして全高が1560mmとなっています。

これを一番小さいモデルだったレクサスUXと比較すると、LBXの全長はおおよそ300mm短く、全幅はわずかに15mm狭くなっています。

さらに、ホイールベースは新型LBXで2580mm、UXで2640mmと、LBXの方が60mm短い設計となっています。

しかし、全幅の違いは15mmしかなく、最小回転半径はLBXとUXともに5.2mと同等です。

つまりLBXのサイズはコンパクトでありながらも、存在感が感じられる作りになっていることが分かります。

LBXのパワーユニットは発売初期はハイブリッドのみで、基本構成はヤリスクロスハイブリッドと同じ3気筒1.5Lエンジンですが、高出力のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを使用しており、トヨタ「アクア」に搭載されたニッケル水素電池と比べて約2倍の出力をほこります。

レクサスLBXの最新情報

ヤリスクロスハイブリッドとUX250hの燃費を基に推測すると、LBXのWLTCモード燃費は約25〜26km/L(2WD)と予想されます。

駆動方式は2WDと4WDが選択可能で、サスペンションは前輪がストラット、後輪が2WDの場合トーションビーム、4WDの場合ダブルウイッシュボーンを採用。

ヤリスクロスと共通性があるものの、LBXではリヤゲートやサスペンションの取り付け部分など剛性を重視した設計が行われ、走行安定性や静粛性が向上しています。

その結果、LBXはコンパクトサイズながらレクサスブランドらしい高級感と品質感を提供してくれるでしょう。

レクサスLBXの最新情報まとめ

レクサスLBXの最新情報まとめ

レクサスLBXは一言でいうと、デザインの先進性やコストパフォーマンスの高さなど、あらゆる要素を満たしたSUVです。

コンパクトながらもレクサスらしい存在感とパワーに優れ、あらゆる世代にとって理想的な一台となり得ます。

人気で手に入りにくい可能性があるため、きちんと購入準備をしておくことが大切です。

最新情報についてはこのページでも随時更新していきますが、いち早く情報をキャッチしていきましょう。

レクサスは、LBXだけではなく高級ミニバンの「LM」や新型SUVの「GX」を発表し、レクサス車に対するユーザーの興味も高まっています。

2023年の発売以降にどのような展開が待っているのか、楽しみでなりません。


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ぎぶさんの車購入ガイド

自動車関連会社で仕事をしていた経験を持ち、日本車に精通しています。車のニュース・購入・売却・カーリースまであらゆる情報を中立視点で解説しています。ウォルターインターナショナル合同会社運営。

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