本ページでは、スバル レイバックのサイズについて徹底解説していきます。
外装・内装・荷室の大きさから使い勝手まで、イメージを掴むことができます。
さらに、レヴォーグやフォレスターとの比較も行っていますので、レイバックの特徴をより深く理解できるでしょう。
レイバックの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
レイバックの外装サイズと寸法
レイバックのサイズは全長4,770mm、全幅1,820mm、全高1,570mm、最低地上高が200mmとなっています。ステーションワゴンの「レヴォーグ」をベースにクロスオーバーSUVに仕上げたモデルで、都会派SUVに属します。
外装サイズについて、分かりやすくレヴォーグと比較してみました。
レイバック | レヴォーグ | |
全長 | 4,770mm | 4,755mm |
全幅 | 1,820mm | 1,795mm |
全高 | 1.570mm | 1,500m |
最低地上高 | 200mm | 140~145mm |
ホイールベース | 2,670mm | 2,670mm |
重量 | 1,600kg | 1,570~1,640kg |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
ナンバー | 3ナンバー | 3ナンバー |
レイバックは、レヴォーグよりも全長 、全幅 、全高がわずかに大きくなっています 。
また、最低地上高は55mm 高くなり 、オフロード性能が向上しました。
荷室に関しては 、レイバックの方が荷室長が65mm 大きくなっていますが 、 荷室幅は同じです 。
日本向けらしいサイズ感のSUV
レイバックのサイズを見ると、少し前までの常識で考えると「大きい!」と思う方もいるかもしれません。
3ナンバーというだけで「デカ!」と反応する方は未だに少なくありませんが、実際に乗ってみると思いのほか違和感がないことに気づきます。
実はレイバックというモデルは、日本専用に開発されており、サイズ感は日本の道路事情で問題がないように配慮されています。 見た目は大きく見えるかもしれませんが、サイズに慣れるのに苦労はしないでしょう。
見た目は賛否あり
外装は一見すると「レヴォーグと同じだよね?」という印象を受けますが、よく見ると違いがあることに気づきます。
デザインコンセプトは「凛と包」で、実はほとんどの部分が新設計となっており、レヴォーグ以上に都市型SUVとしての「上質な世界観」が表現されています。
ただ、見た目は画竜点睛を欠くという意見もあり、都会派ならこうすべきだという意見もあります。
スバル車しか見なくなったボンネットの「エアインテーク」ですが、野暮ったい・ダサいイメージを抱く方もいるようです。
レイバックの内装サイズを解説
レイバックの外装サイズが分かったところで、次に「くつろぎ」を標榜する内装サイズを確認してみましょう。
期待すると狭く感じる内装サイズ
レイバック | レヴォーグ | |
室内長 | 1,900mm | 1,900mm |
室内幅 | 1,515mm | 1,515mm |
室内高 | 1,205mm | 1,205m |
レイバックの外装サイズを見て感じるのは、「内装サイズもデカそうだな」という漠然としたイメージではないでしょうか。
当り前の話ですが、ベースとなったレヴォーグより大ぶりに見える外観からは、ゆとりのある室内空間を期待してしまいます。
しかし、内装サイズは室内長1,900mm×室内幅1,515mm×室内高1,205mmとレヴォーグと全く同じです。いくらクロスオーバーSUVといっても、レヴォーグがベースとなっているため、さらなる室内サイズを求めること自体が過剰な要求といえます。
実際に同じセグメントのカローラツーリングやMAZDA3より室内空間に余裕があるので、過剰に期待さえしなければ十分広いといえる室内サイズです。
上質感を増したインテリア
レイバックの内装を見てみると、スポーティーさを前面に出したレヴォーグと比べ、落ちついた上質感を漂わせるインテリアです。
基本デザインは変わらないものの、ブラックとアッシュカラーを基調としたデザインや、カッパー色のステッチが施されているハンドルやシートに、レヴォーグとの大きな違いを感じさせてくれます。
一昔前までは、「スバルの車で良い内装の車はありますか?」という質問に対して、「そんな車はない」と回答されていた時代がウソのようです。
お昼にレイバック見てきた。この内装いいな。 pic.twitter.com/AsZCboKzGr
— はっぱ (@happapom) September 13, 2023
レイバックの室内空間は、十分に広く、上質感が増したインテリアも加わり満足度は高いでしょう。
レイバックの荷室サイズ・容量
レイバックの荷室サイズと容量は、以下の寸法になっています。
荷室フロア長 | 1,070mm |
荷室高 | 771mm |
荷室開口部最大幅 | 1,120mm |
荷室容量(VDA法) | 561L |
都会派SUVの大先輩トヨタ・ハリアーの荷室容量は、ハイブリッド車とガソリン車で409Lなのでレイバックの荷室の広さが理解できるでしょう。
ちなみに、レイバックの荷室容量はベースになったレヴォーグと同じサイズなので、差別化にまでは至っていません。
どれくらい荷物は積める?
レイバックの荷室容量は561Lという大容量ですが、そのうち69Lはラゲッジスペース下のサブトランクです。実はこのサブトランクが意外と使えるスペースで、深さが29cmあるのでキャンプ用品の小物がどんどん収まります。
きちんと入れると、家族で行くようなキャンプ用品が全て収まりますが、運転手にとって心配になるのは後方視界ではないでしょうか?
メーカーオプションではありますが、スマートリヤビューモニターを使用すれば、荷物を満載にしても後方視界は確保できます。
見た目以上に荷物が積めるというレヴォーグ レイバックです。
レイバックとフォレスターのサイズ比較
レイバックのサイズ感が分かったところで、同じスバルが販売しているSUVのフォレスターや、ベースとなったレヴォーグとのサイズを比べてみましょう。
レイバックと同門ライバルのサイズ比較
レイバックは、同じスバルのレヴォーグから派生したモデルで、分かりやすく捉えればレヴォーグとフォレスターの中間車種です。
この3モデルのサイズを比べてみて使い勝手を考えてみましょう。
レイバック | レヴォーグ | フォレスター | |
全長 | 4,770mm | 4,755mm | 4,655mm |
全幅 | 1,820mm | 1,795mm | 1,828mm |
全高 | 1,570mm | 1,500m | 1,730mm |
最低地上高 | 200mm | 140~145mm | 220mm |
こう見ると、全高はともかくそれ以外のサイズに関してレイバックが堂々たるサイズ感であることが分かります。
注意ポイントは全高と全幅の違いで、フォレスターが機械式駐車場を利用できないのは当然として、レイバックも微妙なサイズです。
一般的な機械式駐車場は、全長5,000mm以下、全幅1,800mm以下、全高1,550mm以下というケースが多く、その点ではレヴォーグの方が使い勝手が良いでしょう。
それ以外の取り回しでは、この3モデルとも狭い路地裏のような場所でない限り、意外と気になりません。実際のサイズ感に関しては、ディーラーへ足を運んで試乗してみることがオススメです。
レイバックをあえて選ぶ理由
レイバックの特徴は、穏やかな走行性能と上質になった質感だといえます。
ずばりレイバックをオススメするのは、スバル車にありがちだった「尖った走行性」に違和感を覚える方かもしれません。
レイバック冬道登坂試乗会行ってきましたー!
個人的感想。
超個人的にはスバル初めての方におすすめしたい安全性と安心感と操作性。ゆとりと安心感。横からの車などに対してめちゃくちゃ「来てるよー」のピピッがすごい。
ツルッツルッ路面も抜群の安定感。 pic.twitter.com/CH4pO2A9Lm— むっちん (@MMuchi06) December 17, 2023
クロスオーバーSUV然とした風貌でありながら、普段使いに全く違和感を覚えないのが
レイバックの大きな魅力でしょう。
レイバックの基本情報・価格
レイバックは、「Limited EX」という1グレードしかなく、価格などの基本情報は以下のとおりです。
新車価格 | 3,993,000円(税込) |
乗車定員 | 5名 |
駆動方式 | AWD |
トランスミッション | CVT |
エンジン | 水平対向4気筒DOHCターボ |
燃料 | レギュラーガソリン |
最高出力 | 177ps(130kw)/5,600rpm |
最大トルク | 31.0kg・m(300N・m)/3,600rpm |
燃料タンク | 容量 63L |
燃費 | 13.6km/L(WLTCモード走行) |
全体のまとめ
レイバックは、スバルの最新技術とテクノロジーが集約されており、優れたサイズ感が感じられるSUVです。
これまでのスバルにはない穏やかなゆとりと安心感、上質感がレイバックにはあります。ファミリーカーとしてもピッタリでしょう。
都会派SUVでありながら悪路走破性も強化したサイズを求める人に非常におすすめといえます。
レイバックのサイズ一覧
全長 | 4,770mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1.570mm |
最低地上高 | 200mm |
ホイールベース | 2,670mm |
重量 | 1,600kg |
乗車定員 | 5名 |
ナンバー | 3ナンバー |