トヨタ自動車は2023年8月2日にランドクルーザープラドの後継者であるランドクルーザー250(通称ランクル250)を正式発表しました。
ランクル250は日本では特別仕様車の「First Edition」を含め2024年の前半に販売を開始する予定となっており、世界中のランクルファンが注目しています。
今回発表されたランクル250については人気が確実視されており、これまで以上に注文が殺到することでしょう。
そこで今回は、ランクル250の納期予測、販売、注文方法について解説いたします。

目次
ランクル250の納期予測について
納期予測
- 3ヶ月~2年程度
ランクル250は2024年前半に販売開始予定となっていますが、予測としては納期は3ヶ月からで初期生産枠をのがすと2年程度となります。
ランクルプラドの兄貴分である「ランクル300」モデルが2021年にフルモデルチェンジしましたが、販売開始当初の納期は4年待ちとなり、驚くべき数の予約が入り大きな話題となりました。
これは、社会情勢の変化や半導体不足などの影響によるもので、現在では生産量も増え、納期は短くなっています。
ランクル250については、ランクル300と同等、もしくはランクル300を上回る注文が予想されています。
したがって、ランクル250も、4年待ちとはいかないものの、注文から納車まで相当な時間が必要になると推測され、2年程度はみておくべきでしょう。
ランクル250の長納期、受注停止リスクは?
ランクル250は、ランクル300と同じく先行予約の初期分を除き、長納期になることは間違いないでしょう。
ランクル300の納車が長期化していることから、ランクル250についても、発売と同時に注文が殺到し、納期が大幅に延びる恐れがあります。
買いたくても買えない場合あり
需要が供給を大きく上回る場合、一時的に注文を受け付けない「受注停止」という措置を取ることもあります。
ランクル250についても、その需要が大幅に供給を上回る可能性があり、先行予約の段階で受注停止となり、正式発売後は注文できない可能性もあります。
ただし、250がどのような生産体制でどれくらいの生産量を計画しているのかは未定なため、最新かつ具体的な情報を得るためには、販売店に直接問い合わせるといいでしょう。
プラドはリリース直後に受注停止
ランクルプラドは2009年に初登場し、13年が経った2022年8月2日に「Matt Black Edition」がリリースされましたが、発売直後に受注が停止され、多くの人が困惑してしまいました。
ランクル250はプラドの人気を大きく上回る公算であり、長納期・受注停止リスクは想定しておくべきでしょう。
ランクル250の販売・注文方法について
ランドクルーザー250のプレミアム公開は2023年8月2日に行われましたが、具体的な発売日や販売・予約方法は発表されていません。
近年の動きとしては大々的な先行予約を廃止しての販売、および抽選販売との組み合わせが主となっており、それぞれの注文方法をまとめました。
現時点で、抽選販売が濃厚ですが、あらゆるシミュレーションと準備をしておきましょう。
先行予約について
一般的に発売日の前に先行予約を開始されますが、新型アルファードを含む人気車の傾向として、発表と同時に注文が開始されることが増えています。
これらを考慮すると、今回のランクル250も先行予約は行われず、公開と同時に注文が開始される可能性もあるでしょう。
しかし、その場合でも「先着順」や「優先して回してもらう」などを考慮すると、ディーラーから情報をもらう環境作りは必要です。
ディーラーから情報をもらう方法
①ディーラーの顧客になる
②顧客の人から紹介を受ける
③早めにディーラーとコンタクトを取る
①と②が難しい場合は、③が望ましいですが、唐突に250の情報が欲しいといっても顧客でないと厳しい可能性があります。
理想は販売店で他の車を購入し、顧客になっておくことですが、それができない場合は、ディーラー側のメリットも考慮して相談してみると良いかもしれません。
- 断られるのを前提に複数の販社をまわる
- 支払い方法はDに任せると伝える
- 値引きはゼロで良いと伝える
- Dオプションを沢山つけると伝える
ディーラーとの付き合いがないと、ランクル250が買えないという事態になりかねないため準備しておきましょう。
抽選販売について
ランクル250は抽選販売になるケースも考えられます。
トヨタはこれまでに抽選販売を何度も行ってきました。2022年にはレクサスRXやトヨタのGRカローラ、2023年にはプリウスPHEVやアルファードで抽選販売を実施。
なお、抽選による販売は、製造元のトヨタからの指示ではなく、販売店が自主的に決定することが一般的です。
先着順ではなく「抽選販売」と公言することで、販売店はその注文の管理が容易になると考えられます。結果的に、多くの販売店が抽選販売を選ぶ可能性があると考えられます。
注文受付が開始されたら、いくつかの販売店に販売方法について確認してみると良いでしょう。

ランクル250が待てない場合の対処法
プラドから生まれ変わったランクル250が魅力的な車であることは間違いありません。
今すぐ欲しいという方もたくさんいると思いますが、2024年の前半に発売される予定のため、納車となると更に先になります。
ランクル250が欲しいけど待てない人は、以下の方法も検討すると良いでしょう。
再再販版ランクル70も視野に入れる
ランクル250とランドクルーザー70の再再販売は同時に発表されました。
70は今秋日本に再導入予定とされているため、ランクル250よりも早く納車できる可能性があります。
ランクル250の購入を一度見直し、金額や発売日、性能等あらゆる観点から比較し、70の購入も検討してみてもいいでしょう。ランクル70はオフロード志向が強い車のため、そこはご注意下さい。
プラドを中古車で購入する
基本的に車はモデルチェンジされると、前型のモデルは中古車市場において大きく値が下がる傾向があります。
ランドクルーザーシリーズは非常に人気のため、実際には大きく下がる可能性は低いかもしれませんが、中古車市場にはたくさんの車種が販売されているためチェックしてみても良いでしょう。
異なる車種も検討する
ランドクルーザー250が絶対に必要でなければ、同等の性能や特徴を持つ他のモデルやブランドを検討することをおすすめします。
ランクル250に近い魅力を持つ輸入車は多く「ジープ・ラングラー」「ランドローバー・ディフェンダー」が挙げられ、国内でもハリアーやRAV4、三菱アウトランダーなどがあります。
ランクル250は高倍率となりますので、代わりも想定しておくと安心です。
楽しみながらとにかく待つ
ランクルシリーズのような人気車種は、初期の生産量が限られるため誰でもすぐに納車されるわけではありません。
しかし待っている間に、小まめにディーラーに連絡を取り、車に関する最新の情報をキャッチアップしたりすることで、納車の日まで楽しむことができるでしょう。
ランクル250の納期・販売方法まとめ
トヨタ ランドクルーザー250について、あらためて全体のポイントをまとめました。
- 人気は過去最大クラスとなる見込み
- 納期は3ヶ月~2年程度が想定される
- 初期生産分を逃すと長納期化の恐れあり
- 発売直後にオーダーストップの可能性あり
- ディーラーと付き合いがあることが望ましい
- 付き合いがない場合は抽選販売実施店を狙う
ランクル250の人気ぶりはすさまじく、ある程度の長納期化は避けられないでしょう。
買いたくても買えないケースも想定し、事前の準備とシミュレーションをしておくことが、最短での納車につながるはずです。
ぜひ今回挙げたポイントも意識してみてください。
販売・注文方法については新しい情報が入り次第、このページで更新していきます。