キックスはコンパクトSUV車で、海外で販売されていましたが、ジュークの後継車種として2020年6月から日本でも販売開始されました。
新型ながら日産を代表するSUVとして人気を集めています。
キックスを購入するにあたっては、できるだけ安く買い求めたいという方もいるかと思います。
このページではキックスは値引きしてもらえるのか?お得に買うための情報をあますことなくまとめました。
目次
新型キックスの値引き全体レポート
日産新型キックスの値引きのポイントをまとめると以下の通りになります。
- 値引き相場はオプション込みで19万円
- 限界額は60万円
- 値引きは緩和傾向
- 競合車はC-HR、ヴェゼル、ヤリスクロス
- おすすめのグレードはRX
値引きは緩和傾向にあり、納期も安定しており狙い目と言える状況にあります。
現地取材では見積もりを取っても「値引きなし」という事例も少なからずあるため、しっかりと値引きの準備をする必要があるでしょう。
以上のポイントを把握したうえで、値引きのポイントを見ていきましょう。
キックスの最新値引き相場
キックスについては、値引きに関する情報が多く出ています。
データは、現地取材・価格ドットコム・グーネット・ブログ情報の最新データの平均値を算出し、もっとも正確な数値となっています。
キックスの値引き相場
- 値引き相場:19万円(本体+オプション)
- 値引き限界額: 60万円(本体+オプション)
- 値引き難易度:普通
現状は、本体+オプションで19万円以上の値引きができれば上出来です。
オプション値引きは特に引き出しやすいので積極的に狙いましょう。
実際の事例と口コミ
・25万円(本体+オプション)
・20万円(本体+オプション)
・15万円(本体+オプション)
・30万(本体+オプション)
・0円(値引きなし)
今購入するなら下取りアップも視野に
キックスはSUVのカテゴリの中では値引きは大きいとは言えません。
そのため下取り車があればその価格を上げることが、非常に効果的です。
車の下取りアップができれば、キックスをより安く買うことが可能です。
下取り車の正確な価値を押さえておく
下取りに出す時に大切なのは、自分の車の価値を理解しておくことです。
それがないと、ディーラーの提示した金額が妥当な価格かどうか分からないためです。
いくつか買取店をまわって見積もりを取る方法もありますが、現在はWEBで可能な一括査定がポピュラーです。
利用実績 400万件以上の「ナビクル車査定」ならば、45秒以内に無料で下取り車の価値が分かります。
ナビクル車査定の公式サイト
キックスを安く買うのであれば下取りアップも意識していきましょう。
キックスの値引きの現状を考察
キックスの値引きは、他のSUVと比べると大きいとは言えない状況です。
SUVなのに値引きが少ないのはなぜ?と意外に思う方もいるかもしれません。
これから値引きは拡大すると思われますが、現状について整理します。
強気姿勢の背景
ジュークの後継として賛否あったキックスですが、海外では既に高い売上実績をほこります。
このように海外で実績がある以上、積極的な値引きをする必要はない側面があります。
ただし、ライバル車が強力であるため、徐々に値引きが拡大してくるでしょう。
値引きの目標額に注意
SUVは大幅値引きできるイメージがありますが、キックスでは大幅な値引きを念頭におくのは禁物です。
60万円を限界値として、オプション込みで19万円が妥当な線となります。
値引きはできますが正確な相場を押えておきましょう。
キックスの値引きで狙うべき時期
キックスは、タイミングによって値引きに応じてもらえる可能性が高まります。
もし今すぐ購入しなくても良ければ、その時期を狙ってディーラーに行きましょう。
決算時期
どうしても早く購入したい場合は、日産の決算時期を押さえておきましょう。
- 11月中旬の中間決算
- 5月末の本決算
すなわち、
- 中間決算が意識されはじめる「9月から10月」
- 本決算が意識されはじめる「3月~5月」
は、キックスの値引きが期待できます。
日産の場合、業績が悪化しているためこの傾向は高いと考えられます。
ノルマを達成したい、少しでも販売台数を増やしたいと思っているディーラーから値引きを引き出せるでしょう。
初心者の方はボーナス期がおすすめ
もう一つ狙い目になるのは、7月と12月にやってくるボーナス期です。
この時期は、キャンペーンや商談会などが行われるなど、ディーラー側も値引き受け入れ態勢になりますので、値引きが持ちかけやすくなります。
値引き慣れしていない人は、ボーナス時期にキックスを購入するのがおすすめです。
キックスの値引き交渉の流れ
キックスの値引き交渉をする際には、基本となる流れがあります。
以下、その流れを確認しておきましょう。
強力なライバル車を引き合いに出す
新型キックスでは競合車種を出して、「どちらを購入しようか迷っている」といった感じで話を向けましょう。
競合の激しい市場では、こう切り出されると値引きせざる得ません。
この時、実際に競合車の見積もりを取っておくか、販売店に足を運んでおくと「本気で競合車と悩んでいる」ことが伝わります。
あとは「値引きの条件が良ければ、ここで決める」とハンコを持って伝えましょう。
キックスのライバル車は強力であるため、値引きに応じてもらえる可能性は高まります。
最後にオプション値引きを持ちかける
車両価格の値引きが一区切りついたところでもう一押し、オプションをつける際に値引きできないか食い下がってみるといいです。
オプション値引きはディーラー裁量があるため、相手も妥協してくれることがあります。
せっかくここまで来ているのに値引きを拒否したら、これまでの交渉がすべて台無しになるかもしれません。
そのためオプション値引きもダメ元で持ちかけてみてください。
キックスはデザイン性の高さと実用性が魅力
競合の激しいコンパクトSUV市場で、キックスが人気を集める理由は「デザイン」と「実用性」の2つが要因となっています。
上質感のあるデザイン
新型キックスを見てみると、一目で日産らしさを感じさせるデザインに仕上がっています。
特に目立つのはVモーショングリル。これがフロントマスクにいいアクセントを加えています。
全体のフォルムについても、流れるようなフォルムで、美しいラインを作り出しています。
外観はアクティブながら上品さも際立ち、内装の質感も申し分ありません。
ボディカラーもツートン含む13種類ラインナップされているので、お気に入りの色が必ず見つかるでしょう。
コンパクトSUVだが実用性も高い
新型キックスの人気が高い理由として、後部座席やラゲッジスペースが広く、実用性が高い点も挙げられます。
コンパクトSUVにありがちな後席の狭さは一切なく、ゆとりのある広さがストロングポイントになります。
e-Power搭載による走行性・加速感も申し分ありません。
納期が少し長いのはネックですが、購入する価値のあるクルマであることは間違いありません。
日産キックスの競合車ランキング
キックスで値引き交渉する際には、競合車を持ち出す必要があると別項で紹介しました。
コンパクトSUVは競争が激しいため、ぜひライバル車の特徴を押さえておきましょう。
- 1位 C-HR
- 2位 ヴェゼル
- 3位 ヤリスクロス
1位 C-HR
トヨタの人気SUV・C-HRは競合車種として最適であるといえます。
全長はほぼ一緒であり、実際にSUVを購入する上で迷う人もいることでしょう。
全長と全幅、いずれも一回りC-HRの方が大きいです。
小回りの利く車が欲しいと思っているのであれば、キックスを選ぶとよいでしょう。
どちらもデザイン性に優れ、CH-Rはキックスの競合車に向いています。
2位 ヴェゼル
300万円を切るリーズナブルなコンパクトSUVという部分では、ホンダのヴェゼルも競合車に向いています。
サイズについてもほぼ一緒で、やはり迷う人も出てくるはずです。
どちらもデザイン性は高いですが、キックスはe-Powerが搭載されているため走行性・燃費面ではヴェゼルを上回っています。
さらにキックスは、アラウンドビューモニターをオプションで付けることができるなど、ドライブアシスト機能がかなり充実しています。
3位 ヤリスクロス
キックスの最大のライバルとも目されているのが、トヨタから発売されるヤリスクロスです。
キックスはコンパクトSUV車として、レジャーユースのほかにもファミリーカーとしてちょうどいい性能と大きさを誇ります。
このようなターゲット層は、まさにヤリスクロスと完全一致します。
ファミリーやレジャー向けのコンパクトSUVは日本国内でも新たな軸になるとみられています。
このジャンルのツートップになるのが「キックス」と「ヤリスクロス」です。
コンパクトSUVとしてはバランスの取れた車のため、甲乙つけがたいですが、自分に合うと感じる方を選べばよいでしょう。
キックスのリセールバリューをチェック
キックスを購入しても、いずれは買い替えようと思っている人もいるでしょう。
その場合重視したいのが、リセールバリューです。
キックスは資産価値の高いクルマであり、リセールを意識して購入するとお得です。
以下、リセールバリューの高いカラ―とグレードをご紹介します。
リセールバリューの高いカラー
- 1位 ブリリアントホワイトパール/ピュアブラック
- 2位 プレミアムホライズンオレンジ/ピュアブラック
- 3位 ブリリアントホワイトパール
- 4位 ピュアブラック
キックスでは、2トーンカラーもラインナップしていて高い人気をほこります。
人気カラーは需要が高く、高値で下取りに出せる可能性が高いです。
単色ならホワイトとブラックが狙い目です。
キックスのリセールバリューの高いグレード
順位 | グレード | 価格(2WD) |
1位 | X 2トーンインテリアエディション | 2,869,900円 |
2位 | X | 2,759,900円 |
キックスのグレードはXと2トーンエディションの2種類のみです。
2トーンエディションの方は内装がブラックからオレンジ×ブラックになり、「ステアリングヒーター」と「前席ヒーター付シート」が標準装備となります。
新車の販売台数を見ると、2トーンエディションの方が人気が高いです。
すなわちリセールバリューも高く、リセールで選ぶならRSがよいでしょう。
日産キックスの値引き最新レポートまとめ
最後にキックスの全体のポイントをまとめると以下の通りです。
- 値引き相場はオプション込みで19万円
- 限界額は60万円
- 競合車はヤリスクロスやC-HR、ヴェゼル
- 下取りアップすることで限界額に近づく
- おすすめのグレードはRX
キックスの値引きは簡単ではないですが、工夫次第でしっかり引き出せます。
もし、すぐに購入したいという場合、今回ご紹介した内容を生かせば、しっかりとした値引きができるはずです。
値引き限界を目指すのであれば、事例にあったように下取りアップ分を加えましょう。
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情報を集めできるだけ安く買い取られないようにしましょう。
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購入を検討している方はポイントを押さえ、お得にキックスを購入していきましょう。
値引き情報はリアルタイムで更新していますので、こまめにご確認ください。
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