スズキ新型ハスラーは軽自動車初のクロスオーバーSUVとして、レジャー志向のユーザーに支持を集め、高い人気をほこっています。
そのため販売当初はかなり強気なディーリングで、値引き交渉は難航していましたが、現在ではかなり交渉がしやすくなっています。
本記事では値引き相場や限界額・値引き交渉の方法をご紹介していきます。
目次
ハスラーの最新値引き相場レポート
新型ハスラーは2020年にモデルチェンジしましたが、最新データを見ても大きな変化はありません。
最新モデルで元の価格がリーズナブルであることから、値引きゼロ円提示の例もありますが、全体としては狙い目といえます。
ハスラーの最新値引き相場
- 本体+オプションの合計:15万
- 本体値引き:8万
- オプション値引き:7万
- 限界値引き:25万
https://twitter.com/c1116s/status/1480398593874079746?s=20&t=eeIHTRZFeK05EC_L2fxUgA
車両本体の値引き相場:8万
最新値引き相場は8万円となっていて、上限は10万円を超えています。
車体価格が100~150万円の軽自動車のため、これは10%近い値引き率となります。
他の車種と比べてもそん色のないレベルでしょう。
オプションの値引き相場:7万円
ハスラーはアウトドア志向の方に、楽しみ方に合わせたオプションを提供しています。
オプションニーズはとても高く、こちらもあわせて交渉されることをおすすめします。
ハスラーの値引き限界額はいくら?
値引き限界額:25万円
直近の具体例では、九州鹿児島県の店舗でハスラーX ターボ 4WDをトータル20万円の割引に成功している方がいます。
上位グレードかつ、オプション割引を駆使すれば値引き限界額は25万円前後となります。
デビュー当時は3万円までしか値引きしなかった事を思えば、値引きの難易度は下がっています。
ハスラーの値引き推移
- 2019年:12万円
- 2020年:14万円
- 2021年:12万円
- 2021年:12万円
- 2022年:15万円
- 2023年:15万円
ハスラーの値引きは拡大していますが、注意したいのが2020年のフルモデルチェンジ。
2020年にフルモデルチェンジ以降のハスラーの値引きは辛口な報告も出ています。
限界値引きを狙うにはセールス時期を探るのもよいでしょう。
中古車を高く売る方法を確認
もし車の乗り換えを検討している場合、まずは中古車を高く売ることから考えましょう。
中古車を一番高く売る方法は、複数のお店に査定依頼を出すことです。
人気のナビクル車査定なら簡単な入力で、無料で一括査定の結果が分かるのでおすすめですよ。
新型ハスラーの値引きに最適な時期は?
一般的に決算月である3月、9月。
ボーナス期である7・8月、12月がよいと言われています。
もちろん、ディーラー側も意識していますが、値引きしやすくなるのは事実です。
余裕があれば「大商談会」「期末セール」などののぼりが立っている時期に、値引き交渉するとよいでしょう。
ハスラーの納期・納車日
納期の目安:1ヵ月~3ヵ月
ハスラーは軽自動車の中でトップクラスの人気があり納期には幅があります。
最短でも1ヵ月は見ておく必要があるでしょう。
人気色である「イエロー」「ブルー」、人気グレードの「G」など、売れ筋を選ぶと納期が早まる傾向がありますよ。
ハスラーの値引きを成功させる交渉術は?
ハスラーの値引きにはシンプルな方法があり、忠実に守ることで値引きが期待できます。
値引きを検討する方は、以下の基本だけは押さえておきましょう。
ハスラー狙いを前面に出さないこと
ハスラーの様な人気車車を購入する場合、やってはいけない鉄則があります。
それは『どうしてもハスラーを買いたい』という視線でハスラーを見ない事です。
ハスラーはこだわりのモデルですから、ハスラーを購入したい気持ちが出ているとディーラーさんも余裕を出して対応します。
それでは値引きも思う様には行かないでしょう。
そこで、『取り敢えず見ておこう』くらいの感じで、ディーラーさんの声掛けにも『ムーブにしようか? N-BOXが良いか? ハスラーはどうか?と迷っています。』とライバル車を引き合いに出して下さい。
ライバル車の見積もりや試乗をしておく
値引き交渉の前に、ぜひやっておいていただきたい事があります。
先に述べた通り、ライバル車と迷っていることを伝えるため、前もって試乗をしておきます。
おすすめのライバル車
- ムーブ(人気車種)
- N-BOX(人気車種)
- キャスト
- フレアクロスオーバー
試乗して気に入った点が話せれば、ディーラーさんもライバル心を燃やしてくるでしょう。
また、キャストやフレアクロスオーバーのように値引きがしやすい車種の見積もりを用意しておくのも効果的です。
実際の口コミでも、キャストやフレアを競合車にして成功した事例は多くあります。
一手間かかりますが、事前に自宅近くの販売店をチェックしておきましょう。
スズキ以外のマイカーを下取り車に出すと効果アップ
国内において軽自動車は激戦区、どのディーラーも自社のシェア拡大に力を入れています。
そこで他社ユーザーを乗り換えさせる功績は大きく、その評価も割増しされます。
スズキ以外をマイカーにしている人は、ハスラー購入の時にマイカーを下取りに出しましょう。
これで値引きにもかなり有利に働きます。
車の下取りは値引きと同じくらい大切!
車購入時のディーラー下取り価格は驚くほど安く買われることは有名な話です。
ディーラーの査定額は、相場より数十万円以上安いと言われ、このことを知らないと確実に損をすることになります。
あらかじめ下取り査定を済ませておく
ディーラー下取りで安く買われないためには、事前の下取り査定必要になります。
しかし、インターネットであれば一瞬で複数の見積もりが入手可能です。
代表的な一括査定の「ナビクル車査定」では数分で、無料で下取り査定額が確認できます。
下記にて、無料で査定をすることができるため今すぐしておくとよいでしょう。
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※45秒の入力で見積もり査定額が手に入ります。
こうした金額を確認しておき、ディーラー下取り価格と比べることは大切です。
可能であればより高いところで売るのが望ましいでしょう。
ハスラーの値引き・下取り価格には即答しないこと!
車の購入では値引き交渉は当たり前です。
軽自動車の場合は値引きされるのを想定し、5%ぐらい上乗せされています。
つまり5%の割引をさせてちょうど定価だということです。
ただし、どこまでで抑えるかはディーラーの腕の見せ所で、すぐマックスまで行けません。
そこで値引き額が低いと思ったら後日仕切り直すか、別ディラ―にいくことも大切です。
下取り価格についても「おかしいな」と思ったら即答しないようにしましょう。
どれだけ急かされても、自分のペースを守れば成功率は高まりますよ。
ハスラーのリセールバリューをチェック!
ハスラーの値引きの準備ができたら、リセールバリューをチェックしておきましょう。
車は色やグレードによってリセールバリュー(売却価格)が異なります。
そのため、売る時のことまで考えておくとお得といえます。
ここでは、最後にリセールバリューの高い色とグレードをご紹介します。
リセールバリューが高い色
- 1位 パッションオレンジ ホワイト(オレンジ×白)
- 2位 アクティブイエロー ブラック(黄色×黒)
- 3位 フェニックスレッドパール ブラック(赤×黒)
- 4位 サマーブルーメタリック ホワイト(青×白)
- 5位 ピュアホワイトパール
やはり人気色はリセールバリューが高くなる傾向があります。
ハスラーは明るい色が人気ですが、中でもホワイトやブラックとのツートンルーフが人気。
ぜひツートンルーフ仕様を積極的に選びましょう。
基本はランキングの情報を押さえておけば問題ありません。
リセールバリューが高いグレード
- 1位 ハスラー G(2WD)
- 2位 ハスラー G(4WD)
- 3位 ハスラー Gターボ(4WD)
- 4位 ハスラー J(2WD)
- 5位 ハスラー Jターボ(2WD)
- 6位 ハスラー J(4WD)
新型ハスラーのグレードは3グレードで高い順にJ→G→Aとなります。最廉価のAグレードでは、ハスラーの特徴でもある2トーンルーフ仕様も選べず、エアコンもマニュアルになるなど装備の面で物足らないことから流通量は少なくなっています。
一方、最上級のJはGの136万6千円に対し152万8千円(いずれも2トーン仕様、2WD)とやや割高な印象です。
つまり、新型ハスラーは価格と装備のバランスが取れているG(2WD)が主流となっており、リセールバリューの点でも有利です。
ターボや4WDも決して人気がないわけではないのですが、下取り時に価格差(ターボは約21万円高、4WDは約12万円高)を吸収できるほどではないようです。
新型ハスラーはいわゆるSUVタイプの軽自動車ですが、デザインを重視して選ばれることが多いので同じスズキのジムニーと異なり4WDやMTにこだわるユーザーは少ないようです。
Gグレードは中間グレードですが、安全装備をはじめ装備は充実しています。
コストパフォーマンスもリセールバリューも高いため、非常におすすめですよ。
新型ハスラーの値引きレポートまとめ
最後に、新型ハスラーの値引き相場や交渉術をまとめておきます。
- 値引き相場はオプション込みで15万円。
- 限界額は25万円。
- 値引きはやや辛口。
- 競合車はムーブ、N-BOXなどの人気の軽
- 限界額を引き出すには下取りアップが必須。
- おすすめグレードはG
今回ご紹介した方法で、値引き額をほぼマックスまで目指すことは可能です。
ただ、あまり無理強いすれば、さすがにディーラーとの関係も悪化します。無理のない範囲で交渉していきましょう。
下取りアップは無料の車一括査定を利用しておき、ディーラー下取り価格とかけ離れていたら、交渉せずに他で売ることも検討しましょう。