2019年10月にマイナーチェンジして登場したホンダ新型フリード。
旧型と比べて劇的なほど向上した燃費性能もあって非常に高い評価を得ています。
そんな新型フリードの値引き情報と、最新値引き相場をレポートしていきます。
目次
新型フリードの値引きは苦戦する?
まずモデルチェンジした新型フリードは非常に評価の高い車です。
価格面でも旧型とそれほど大きな差がなく、これからフリードを購入する場合は新型しか選択肢がないといってもよいほどです。
人気車ゆえに値引きも辛口
ただこうした新型への高い評価は値引き交渉を難しくしている面もあります。
新型フリードは多くの人がほしい、新車で購入する人が多いということであまり値引きの余地が少ないのです。
これから購入しようと検討している方は最新の相場よく確認したうえでどこまで値引きができ、どれだけ値引き交渉を粘ればよいか検討しておくことが大事です。
ホンダ新型フリードの最新値引き相場
実際にどれぐらいの値引きが期待できるのか?
値引き情報は偏りが生まれないように、価格ドットコムと現地調査の平均値から正確なデータを算出しています。
フリードの値引き相場
- 本体+オプションの値引き:19万円
- 本体価格の値引き:15万円
- オプションの値引き:4万円
- 限界値引き額:60万
安定した値引きはしやすいですが、これはライバル車のトヨタ シエンタの販売好調ぶりが影響しているため。
ただし、直近では少しだけ値引き相場が落ちています。
値引き相場は19万円ですが、まずは15万円を超えれば合格といえる状況です。
値引きの推移
- 2019年:24万円
- 2020年:22万円
- 2021年19万円
値引き推移は落ちているように見えますが、本体価格の値引きに変化はなく、全体としては大きく変わりません。
限界まで値引きを引き出すならオプションをつける
車の値引きは「オプション」をつけることで安く購入することができるかも重要なポイントですが、フリードでも例外ではありません。
フリードの場合、オプションを無料でつけてくれるなど、車両代金は変更されずにオプションが得になるケースが見られます。
オプション値引きはディーラーに裁量権がありますので、ダメ元でも打診してみましょう。
必要でないオプションは購入しないこと
本当に必要なオプションに狙いを絞って値引き交渉することが大事です。
とくに必要ではないのに値引き目的のみでオプションを購入してしまうとかえって高くついてしまうこともあります。
フリードの値引きに臨む前に、自分にとって必要なオプションは決めておきましょう。
新型フリードの値引き交渉のポイント
ライバル車との競合が基本
なかなか難しい面もある新型フリードの交渉ですが、ポイントとしてはライバル車との競合をチラつかせることが基本です。
新型フリードのライバルといえばトヨタのシエンタが代表的です。
競合車はシエンタ
フリードとシエンタは明確なライバル関係にあり、接戦を繰り広げています。
どちらを買おうか悩んでいる、「この金額だったらシエンタのほうがいいかな」といった雰囲気を漂わせつつ「もうちょっと安くしてくれたらこっちにするんだけど」といった態度で交渉してみましょう。
値引きのやりすぎは厳禁
車の値引きでは、値引きを引き出そうとしている魂胆を相手に見透かされてしまうとかえって交渉が難しくなってしまいます。
値引き相場を確認した上で、引き際についても意識しておきましょう。
勇気を持って保留することで失敗は避けられる
値引き交渉した際の金額はその日のうちに決めないと購入できない場合が多く、チャンスと見るや即決する判断力も必要です。
不誠実なディーラーには注意
その一方、店側が「この金額は今日決めていただかないと出せません」と焦らせてきたり、不要なオプションをつけられることがあります。
こうしたディーラーは不誠実なので他の店舗も視野に入れることをおすすめします。
自分にとって不利益に感じる場合は、迷わず保留としましょう。
「冷静に判断できない」と感じたら保留にすることが、値引きの最大のポイントです。
フリードハイブリッドとガソリン車の乗り出し価格
本体価格、基本装備、諸費用を含めたフリードの乗りだし価格の目安は以下の通りです。
フリード ハイブリッド(ハイブリッドG )
- 300万円程度
フリード ガソリン車(グレードG)
- 270万程度
値引き額が変わりませんが、ハイブリッドとガソリン車ではおよそ30万円の乗り出し価格の違いがあります。
なお、ハイブリッドは圧倒的な燃費をほこることで知られていますので、30万円の差はありますが長期的に乗る場合はハイブリッドの方がお得になります。
フリードをお得に買うなら下取り価格を上げよう!
最後に、車購入時のディーラー下取り価格は驚くほど安く買われることは有名な話です。
ディーラーの査定額は、相場より数十万円以上安いと言われ、このことを知らないと確実に損をすることになります。
あらかじめ自分のクルマの相場を調べておく
ディーラー下取りで安くならないために、あらかじめクルマの査定は済ませておきましょう。
インターネットであれば一瞬で見積もりが入手可能です。
現在は無料で自分のクルマの相場が分かるサービスがあり、最も定番の「ナビクル車査定」を利用しておくと良いでしょう。
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ここでの査定結果をもとに、販売店での下取り交渉に臨めば、さらにお得に新型フリードを購入することができるはずです。
下取り査定は早めにしておいた方が良い
車の下取り査定ですが、できる限り早く済ませておきましょう。
車の下取り相場は、年数を重ねるごとに安くなってしまいます。
そのため、早めに下取りデータを入手しておくと安心です。
値引きも下取りも成功させて、お得なカーライフを送っていきましょう。
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フリードの値引きにベストな時期は?
自動車の値引きは決算期になると幅が大きくなると言われます。
しかし、新型フリードでは決算期とそれ以外の時期とで値引き幅に差が見られず、値引きを期待してわざわざ決算期に購入する必要はないと言えます。
値引きがしやすい時期は納車に時間がかかる
むしろ決算期に購入してしまうと予約が多くて納車までに時間がかかる恐れもあります。
納期に関しても注意が必要で、発売前から人気が高く、値引きができる車ほど納車までに時間がかかります。
場合によっては、2~3ヶ月程度待たされてしまうケースも出ています。
フリードは購入時期を気にしなくて良い
総合的に考えた場合、新型フリードに関しては値引きの時期を探る必要はありません。
フリードの値引きは楽ではありませんが、広がってきています。
時期にとらわれずに購入したい時に購入するスタンスが望ましいと言えます。