ホンダSUVの元祖的存在だったCR-Vが2年ぶりに国内市場に復活しました。
今回、国内市場に復活するのにあたり、ミドルクラスSUVとしてはマストといえるハイブリッド車と3列仕様の7人乗り仕様を用意し、ミニバンからの代替需要も狙っています。
魅力度もアップした新型CR-Vですが、購入したい!と考えている方が気になるのが納期ではないでしょうか?
結論からすると納期は若干長めとなりますが、今回はCRVの納期や、いち早く入手できるコツを解説していきます。
目次
元祖都会派SUV、ホンダCR-Vが日本市場に凱旋!
復活までの経緯
1995年にデビューした初代ホンダCR-Vは、それまでになかった乗用車感覚の都会派SUVとして大ヒットとなりました。
海外評価も高く、2006年にデビューの3代目CR-Vからは北米や中国で大ヒットを記録。
海外では好調なセールを続け、2016年10月には現行型となる5代目がデビューし、北米では月間約3万台を販売する人気車種になる一方、国内販売は休止されてしまいました。
そのCR-Vが2018年8月、実に2年ぶりに国内市場への復帰を果たしました。
今回の記事では、そんな新型CR-Vの気になる納期について見ていきましょう!
気になるCR-Vの納期は?
- 最新平均納期:3~4か月
CR-Vを契約された方の声を平均化すると、現在の納期は3~4ヵ月となります。
通常、納期は1か月~2か月程度という場合が多いので、新型CR-Vは若干納期に時間がかかっていると言えるでしょう。
これは、先にお話しした通り2年ぶりの復帰で注目をあつめ、当初の月間販売計画を大きく上回る受注があり、その対応に時間を要しているためです。
納車事例
- 10月上旬契約 → 1月上旬納車(3ヵ月)
- 11月上旬契約 → 2月上旬納車(3ヵ月
- 8月上旬契約 → 12月上旬納車(4ヵ月)
- 9月下旬契約 → 12月納車(3ヵ月)
- 9月下旬契約 → 11月納車(2ヵ月)
- 9月下旬契約 → 1月納車(4ヵ月)
もっとも多い納車が3カ月~4ヵ月です。
ご覧になって分かるように、納車にはバラつきがあります。早くて2カ月という声もあり、ぜひこれから紹介する納車を早めるコツもチェックしてみて下さい。
なぜ販売計画を上回ったのか?今後の納期への影響は?
ホンダのプレスリリースによれば、CR-Vの月間販売計画は1,200台でしたが、発売から1か月後の9月30日までの間で計画の4倍以上となる5,000台の受注があありました。
CRVは元々ポテンシャルの高い車で、その人気が反映された形になっています。
さらに11月には待望のハイブリッド車のデリバリーも始まったことが、納期の長さに拍車をかけたとも考えられます。
購入された方の口コミでは、ヴェゼルからの乗り換えという意見も多く見られました。
先代モデルから大幅に魅力がアップ!
カジュアルなコンパクトSUVという初代の路線はヴェゼルに任せ、トヨタハリアーや日産エクストレイル、マツダCX-5という競合がひしめくミドルクラスSUVとして設定。
新型CR-Vはこのクラスマストともいえるハイブリッド車に加え、ガソリン車には3列シートの7人乗りも用意するなど、魅力が高まったのが人気の理由です。
コンパクトクラスからミドルクラスのSUVへのステップアップを望んでいたホンダファンが予想以上に多かったのかもしれませんね。
その後、ハイブリッド車が追加された2018年11月には2155台、12月は963台と現在もほぼ月間計画どおり販売されていることを考えると、納期が短縮されるまでにはもう少し時間が必要なようです。
CR-Vののうsyを早くするにはどうしたらいい?
CR-Vの納期を早めるには、人気のグレード・色を選ぶことが大切です。これらは、多くの在庫を抱えやすい傾向があるためです。
以下では、CR-Vのグレードと色についてご紹介します。
グレード構成をチェック
CR-Vのグレード構成は非常にシンプルです。
エンジンは「1.5L直噴ガソリンターボ」と「2.0Lハイブリッド」の2種類で、駆動方式はターボ、ハイブリッドにかかわらずFFもしくは4WDが選択可能です。
それぞれに標準グレードとなるEX、さらにサンルーフや革シートといった豪華仕様のEXマスターピースが用意される点は共通です。
なお、1.5Lターボ車のみ3列シートの7人乗り仕様が用意されています。
標準のEXグレードがおすすめ
現時点で、グレードや駆動方式などによって現状で納期に大きな差はないようです。
ただし、傾向として一般的に発売当初は豪華グレードが良く売れ、一段落した後は標準グレードが売り上げを伸ばすパターンが多く見受けられます。
つまり、初期需要が落ち着いた後はEXグレードの納期が短くなると予想します。
参考までに発売当初の受注状況を見ると、FFと4WDの割合は57%対43%と、4WDが高価であることを考慮すれば拮抗しているといえます。
カラーは定番色から選ぼう
同じく、人気のカラーはプラチナホワイトパールが42%、クリスタルブラックパールが23%、ルーセブラック・メタリックが11%となっています。
上記は多く生産されることが予想されますので、納車が早くなる可能性があります。
ただ、新型CR-Vのボディカラーは全6色で、いずれも定番色でまとめられており納期に大きな差はないでしょう。
納期を短くしたいならキャンセル待ちを
CR-Vは納期が長いため、キャンセル待ちを利用することも有効な手段です。
納期が長くなっていることに伴い、実際の納期までにさまざまな理由でキャンセルされるケースが増えることも考えられます。
キャンセル待ちを呼び込むテクニック
キャンセル車は納期が短くなり、さらに価格面でも高条件を示される可能性も高くなります。
なお、新車購入の際にはライバル車だけではなく、複数のホンダ車ディーラーに見積もりを依頼するのが良い条件を引き出す第一歩ですが、同時にキャンセル待ち車が出たら連絡してもらうよう、声をかけておきましょう。
こうすることでキャンセル待ち車にヒットする確率も高くなりますし、より自分の好みにあった仕様の車に出会うチャンスが増します。
CRVで即納を狙うためのアイデア
すでに中古車が流通している新型CR-V
販売開始が2018年8月の新型CR-Vですが、すでに中古車市場にも出回っています。
大手中古車検索サイトでチェックすると、全国で108台の新型CR-Vが登録されていました(2019年1月24日現在)。
走行距離を見ると1000km未満の車が多く、ほとんどはディーラーが試乗車として用意する、いわゆるデモカーと呼ばれるものです。
登録上は中古車となってしまいますが、保証なども含めて実質上は新車と変わりありません。
中古車の中心は1.5LガソリンターボのEXマスターピース
新型CR-Vの中古車の内訳をみると、ハイブリッドはデビューが若干遅れたためか108台中の4台のみで、残りはすべてガソリン車となっています。
駆動方式では4WDが少数派で21台にとどまります。
グレードではサンルーフ、本革シート仕様のEXマスターピースが96台となっており、標準車のEXは少数派でした。
即納を希望し、ガソリン車かつEXマスターピースでも良いという方であれば、中古車も視野に入れておくと良いかもしれません。
最後に納期を遅らせないための原則をご紹介!
最後に、CR-Vの納期を遅れせないための基本原則をご紹介しておきます。
これを守るだけで、納車が大幅に遅れることはないので、ぜひ押さえておきましょう。
車購入に必要書類や準備をしておく
新車購入に必要な書類や準備をしっかりしておくことは、納車を早めるポイントになります。
SUVの購入は、実印と住民票を用意し、車庫証明を作るための前準備(駐車場の契約)をしておく必要があります。
必要書類や事前準備ができていないと、時間がロスになるので注意しておきましょう。
オプションをつけすぎない
納期を遅らせないためには、不要なオプションをつけないことも肝心です。
つい、あれもコレもとつけ過ぎてしまうと納車を遅らせる要因になります。
オプションは販売店で決めるのではなく、事前に何が必要なのか?決めておきましょう。
後付けできないものを除き、迷ったら保留にされることをおすすめします。
CR-Vの最新の割引状況はこちら!
人気のCR-Vは値引きできる場合があるのをご存じでしょうか?
新型車は値引きが辛口と言われますが、既に多くの割引成功事例が出ています。
SUV市場は競争が激しく、値引きのチャンスは大きく広がっています。
やるべきことはシンプルで、相場と競合車を押さえるだけです。
具体的な情報や手順もまとめていますので、ぜひチェックしておきましょう。