発売するなり、数々の人気クロスオーバーSUVを押しのけ、クロスオーバーSUV人気No.1となったトヨタ・C-HR。
優れたエクステリアと高い燃費性能を併せ持ち、プリウスSUVの異名も誇ります。
このページでは、C-HRを購入した人だけにしか分からない評価と実燃費について深く踏み込んで解説しました。購入を検討されている方はご確認下さい。
目次
トヨタ新型C-HR(CHR)の全体評価
評価 | |
エクステリア | 96点 |
内装 | 88点 |
走行性 | 92点 |
燃費 | 94点 |
価格 | 90点 |
総合 | 92点 |
新型CH-RはSUV人気No.1ということで総合力の高さは折り紙つき。
エクステリアは好みが分かれますが、最大のストロングポイントということもできます。
それでは、各項目をくわしく見ていきましょう。
C-HRはなぜこんなに人気があるのか?
(出典:http://toyota.jp/)
C-HRは、2016年12月に販売が開始された、トヨタのコンパクトクロスオーバーSUVです。
C-HRの発売まで、同市場はホンダ・ヴェゼルが猛威を奮っていました。
何よりクロスオーバーSUVらしからぬ実用性の高さが人気を集めていましたが、C-HRの発売によって、シェアを奪われています。
口コミを見てもその人気ぶりはよく分かります。
→トヨタC-HRの口コミと評判!メリット・デメリットが分かる!
C-HRの人気はトヨタブランドだけではない
なぜC-HRは人気No.1のクロスオーバーSUVに躍り出ることができたのでしょうか?
もちろん、C-HRが人気のトヨタブランドだということもありますが、C-HRにはヴェゼルを圧倒するだけの魅力がたくさんあるのです。
これからC-HRの具体的な評価を項目別にチェックしていくので、クロスオーバーSUV及び、C-HRの購入を検討している人は、ご覧ください。
C-HRのエクステリアは国内最高クラス
クロスオーバーSUVというジャンルは、デザイン性が非常に重視されます。元々は角ばったデザインのクロスオーバーSUVばかりでしたが、近年は丸みを帯びた流線型のクロスオーバーSUVが人気を集めています。
コンパクトクロスオーバーSUVは、ヴェゼルを筆頭にジュークやCX-3などのエクステリアが評価されています。特にCX-3は、シンプルで奥が深いデザインで高い評価を受けています。
外観は複雑なデザインが調和
C-HRのエクステリアは高い評価を受けていますが、CX-3とは違ったカッコよさがあります。
シンプルを追求したデザインのCX-3に対し、造形にこだわりぬいたC-HR。どちらもカッコいいので、あとは好みの問題でしょう。
CX-3にはない高級感がある
CX-3になくて、C-HRにあるもの。それは造形の奥深さから感じる高級感です。CX-3のエクステリアも優れていますが、シンプルな分飽きも早い側面があります。
C-HRの場合は、見る角度を変えると表情が変わります。造形が凝っているため飽きず、塗装の質も高く、高級感に関しては間違いなくNo.1です。
C-HRのインテリア(内装)はデメリットもあり
次はC-HRのインテリアを評価します。注目すべきはエクステリアと同様、先進的なデザイン。
インテリアも非常に凝ったデザインをしています。
まず目に入るのはナビの形状。インテリアパネル内には収まらず、上部に張り出しています。
最近の日本車は、欧州車を意識してこのようにナビを配置することが多いですが、C-HRもそれに倣っています。
(出典:http://toyota.jp/)
ナビを囲んでいるベゼルが左右非対称で美しいです。存在感のあるナビですが、実際に乗ってみると、さらに存在感を感じます。見やすさもピカイチです。
全体的に質感が高く、プレミアム感を感じることのできるインテリアとなっていますが、指紋が非常に目立ちやすい点は残念です。
また、決して狭くはありませんがライバル車と比べると広々としていない点もデメリット。
居住性は可も不可もない水準で、閉口が狭いため乗り降りには注意も必要です。
荷室も他のSUVと比べると狭いものとなっています。
高級感がある一方で、デザインを優先するが故の欠点もあるといえます。
C-HRのグレードを評価!走行性能は?
C-HRのグレードは全部で4種類あります。その中でも、C-HRの目玉となるハイブリッドシステムを搭載しているグレードはふたつ。ベースグレードのSと上級グレードのGです。
このふたつのグレードは特に走行性のが高いので、抑えておきましょう。
より細かいグレードの違いは下記もご確認ください。
→トヨタ新型C-HRのおすすめグレードは?価格・装備の違いを解説
C-HRですが、実際に運転するとしっとりとした操縦性に驚くと思います。キビキビとした走りはしませんが、なめらかにハンドルの動きに追従します。
これもC-HRに高級感を感じる要因になっていると思われます。
加速は若干物足りないが乗り心地は良い
ハイブリッドシステムのアシストを加味しても、正直加速感に関しては物足りないかな、と感じます。ただ、サスペンションが柔らかいのか、乗り心地は良好。
斜め後方の視界の悪さはネックで、試乗して確認されることをおすすめします。
パワーユニットは申し分なく小回りもききますが、視界だけは注意しておきましょう。
燃費性能の高さはクロスオーバーSUV、No.1
皆さんが気になっているのは、やはりC-HRの燃費性能でしょう。
まず、トヨタ新型C-HRの燃費を一覧にすると以下の通りになります。
JC08モード | 実燃費 | |
ハイブリッド車(2WD) | 30.2km/L | 21km/L |
ターボ車(4WD) | 15.4km/L | 12km/L |
(8年間走行距離1万キロ・ガソリン価格130円/Lとした場合の概算年間ガソリン代)
カタログ上の燃費の良さは圧倒的
しかし、C-HRはやっぱりハイブリッド。C-HRのハイブリッドシステム搭載グレードのカタログ燃費は、なんと30.2km/L。競合車種よりも大きなボディサイズと重量にも関わらず、C-HRハイブリッドの燃費は圧倒的な数値を叩き出しています。
ですが、これはあくまでカタログ燃費のお話。
CH-Rの実燃費も良好
C-HRの実燃費はカタログ燃費と比べて、どれほどまでダウンするのでしょうか。
まずはハイブリッドシステム非搭載のC-HRから。ドライバーの運転の仕方によっても大きく変動する実燃費ですが、C-HRの場合は12km/Lと良好。
カタログ燃費と比べても、悪くない数値です。ダウンサイジングターボなので、高速道路など、長距離運転では真価を発揮するでしょう。
C-HRハイブリッドの実燃費に注目
次に、本命のC-HRハイブリッド。C-HRハイブリッドの実燃費は21km/Lと、安定して高い燃費性能を発揮しています。
ハイブリッドなので、どんな人が運転しても燃費性能が安定しやすいのでしょうね。コンスタントに20km/L以上の燃費は素直にありがたいです。
コンパクトクロスオーバーSUVの中では大柄なボディにも関わらず、これだけの燃費性能は驚異的と言えます。
総合評価は☆4つ!C-HRは価格から考えるとコスパは良い?
今回はC-HRを、エクステリア、インテリア、グレード別のパワートレインと走行性能、そして燃費性能について評価しました。
C-HRを星5段階で評価するなら、以下のようになります。
エクステリア ☆☆☆☆☆
インテリア ☆☆☆★★
走行性能 ☆☆☆☆★
燃費性能 ☆☆☆☆★
価格 ☆☆☆☆★
総合評価 ☆☆☆☆★
辛口で評価するつもりで執筆していましたが、意外にも悪い点が見つからず、全体的に見ると高評価となりました。
好みは分かれますが、ハマる人はとことんハマる美しいエクステリアと燃費性能は☆5つ。
インテリアは指紋がネックで☆4つ。走行性能は若干パワー不足ということで☆4つにしました。
結果、C-HRの総合的な評価は☆4です。
辛口に見てもこの評価なので、クロスオーバーSUV人気No.1も納得と言えるでしょう。
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