これから新車購入を検討する人に向けて、最新納期のおおまかな目安を分かりやすくご紹介します。
新車の納期は変動しているため、随時更新しています。
新車納期の疑問や早まるコツもご紹介しているので、ぜひご参考ください。
注意
※本ページに掲載されている納期はあくまでも目安であり納車を保証するものではありません。
正確な情報は販売店におたずね下さい。
目次
新車納期の最新目安一覧
SUV・ミニバン・軽自動車・コンパクトカー・電気自動車の5つの分類に分けて平均的な目安をご紹介します。
現在、人気車については納期遅れが生じているため「通常納期」と「納期が長いもの」に分けて紹介します。
- SUVの納期
- ミニバンの納期
- 軽自動車の納期
- コンパクトカーの納期
- 電気自動車の納期
納期はあくまで目安であり日々変動しているのでご注意ください。
納期は執筆時点のものとなります。
1.SUVの新車納期
通常の納期
1~3ヶ月
例)
キックス
フォレスター
CX30
CX8
納期が長いもの
6ヶ月以上
例)
ライズ
ヤリスクロス
ハリアー
ヴェゼル
エクストレイル
ポイント
人気の高い「ハイブリッドモデル」では納期遅れが目立っています。
スバル・マツダは納期が早く、狙い目となっています。
2.ミニバンの新車納期
通常の納期
2~6ヶ月
例)
シエンタ(※推奨仕様)
デリカD:2
ランディ
納期が長いもの
6ヶ月以上
例)
ノア/ヴォクシー
アルファード
フリード
ステップワゴン
ポイント
人気ミニバンは納期6ヶ月以上というケースも多く、注意が必要。
メーカーオプションをつけすぎると納期遅れにつながりやすいです。
ガソリン車であれば6ヶ月以内に納車できることがあります。
3.軽自動車の新車納期
通常の納期
1~3ヶ月
例)
ルークス
デイズ
アルト
ワゴンR
スぺーシア
納期が長いもの
3ヶ月以上
例)
N-BOX
N-WGN
ジムニー
タフト
ムーブキャンバス
ポイント
軽自動車の多くは納期が早いですが、一部の人気車で遅れが出ている状況です。
基本的には買い時といえるでしょう。
4.コンパクトカーの新車納期
通常の納期
1~4ヶ月
例)
ルーミー
パッソ
ノート
マツダ2
レヴォーグ
スイフト
ソリオ
納期が長いもの
5ヶ月以上
例)
ヤリス
アクア
フィット
ポイント
コンパクトカーはそれほど納期遅れはありませんが、一部人気車種はそれなりの時間が必要となっています。
5.電気自動車の新車納期
通常の納期
2~4ヶ月
例)
ホンダe
リーフ
ソルテラ
納期が長いもの
6ヶ月以上
例)
サクラ
ポイント
EVについては人気化したサクラを除けばスムーズな納車が可能です。
アリアは受注停止中となっています。
メーカーの工場出荷時期(トヨタ・ホンダ・スバル)
各メーカーの工場出荷時期については、トヨタ・ホンダ・スバルの公式サイトより確認することができます。
上記以外にも、本サイトでは新車の納期情報をくわしくまとめています。
納期が知りたい車があれば、下記の検索窓からチェックしてください。
工場出荷から納車までの日数
自動車メーカーの公式サイトを見ると「工場出荷目安」が公開されていますが、納期ではないので注意しましょう。
新車が完成すると工場から販売店に出荷され、販売店でディーラーオプションなどをつけて正式な納車となります。
ここでは、工場出荷から納車までの平均日数をご紹介します。
工場出荷から納車までの日数
- 2週間前後
早いところでは1週間~10日、遅いところだと2週間~1ヶ月程度となっていますが平均的には2週間前後が目安です。
つまり、新車の納期は「工場出荷目安+2週間」となります。
ディーラーオプションを注文していると販売店に到着してから取りつけるためお時間がかかる場合があります。
新車の納期遅れには注意!
現在、半導体不足による工場停止などの影響により、トヨタ・日産・ホンダなどの人気車に納期遅れが生じています。
過去にあまり例のない事態のため、あらかじめ注意しておきましょう。
これまでの通常納期が1~3ヶ月すると、人気車の場合は6ヶ月以上、長いものでは1年以上かかる事例も出ています。
新車を購入する場合はあらかじめ納期をチェックしておき、余裕をもって計画的に進めていきましょう。
すでに契約していて大幅な納期遅れに巻き込まれてしまった場合は、代わりの車を探すのも一つの手になります。
新車の納期・納車を早める3つのコツ
ここでは新車の納期を早める3つのコツをご紹介します。
ボディーカラーとグレードに注意
販売店ごとにボディーカラーやグレードの在庫に違いがあり、カラーやグレードによって納期に差が出ることがあります。
人気のカラーやグレードは多く発注していることが予想されるため在庫も多く、納車が早まる可能性があります。
しかし、人気が集中して在庫が枯渇しているケースもあります。
そのため事前にディーラーに「納期の早いカラーやグレードはないか?」聞いてみるのは有効です。
オプションは厳選する
納期遅れの直接的な原因になっているのが「パノラミックビューモニター」に代表されるオプションの半導体不足です。
特定のオプションをつけるかどうかで大幅に納期が変わるケースがあり、納期が遅れそうなオプションがないか確認しておくことは大切です。
すでに納期遅れに巻き込まれている場合も、オプションを外すことで納期が早まる可能性があります。
トヨタでは新型シエンタの販売から、「推奨仕様」と呼ばれる納期が早い仕様を用意するサービスを開始しています。
これに合わせ「納期が早い仕様はないか」販売店に聞いてみるのもおすすめです。
販売店はいくつか回る
販売店によって発注や受注状況はことなるため納期に差が出ているのが現状です。
納期遅れを防ぐためには販売店をいくつか回っておき、スムーズに納車できそうなところにお願いするのも一つの手になります。
販売店をまわるついでに、値引き交渉もしておくと一石二鳥です。
新車契約から納車までの流れ
新車の契約から納車されるまでの流れをまとめました。
- 販売店で契約
- 工場で生産開始
- 工場から販売店に出荷
- 販売店に到着
- お客様に納車
ほとんどの大手メーカーでは受注生産方式を採用しています。
「オーダーエントリーシステム」とよばれ、ディーラーが直接メーカーの受発注システムをつかって発注をします。
生産開始になるとディーラーにも伝わるため、ディーラーからでも生産している状況が分かります。
ディーラーから連絡が来るタイミングとしては「生産に入るタイミング」「納車されるタイミング」が多いでしょう。
契約後に納期を確認していいタイミング
新車契約後、ディーラーに納期について確認したくなる時があります。
しかし、気の向くままにディーラーに問い合わせてしまうと相手に迷惑をかけてしまう恐れがあるのでやめましょう。
ディーラーに納期の確認をして良いタイミングは以下の通りです。
- 納期が当初予定と変わっている
- 工場停止などのニュースが流れた
当初伝えられていた納期が近づいてきても音沙汰がないような場合は、どうなっているのか問い合わせましょう。
工場停止などネガティブな情報を目にした場合も、納期に変更はないか確認するのはありでしょう。
新車の納期に地域差はあるのか?
基本的に新車納期に地域差はありません。
しかし、納車する場合は遠いエリアから行っていくなどメーカーによってルールを設けている場合があり、それによって微妙に差が生じることがあります。
販売店同士の納期差はある
販売店によっては販売実績などを元に発注枠を大幅に確保していることがあり、その影響で販売店同士でも納期に差が生まれることがあります。
一般的に大都市エリアの方が納車が早いと言われるのはそのためです。
早く納車したい場合はいくつか販売店をまわって納期が早い仕様(ボディーカラーやオプション)をたずねてみるのが有効です。
新車の最新納期まとめ!
あらためて、新車の納期についてポイントをまとめておきます。
- 新車の通常納期は1~3ヶ月
- 人気車は納期6ヶ月以上もある
- 納期は色やグレード、オプションで変わる
- 納期は販売店で差が出ることがある
- 工場出荷から納車まで14日前後かかる
人気の車は納期遅れが出ているケースがありますので、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
納期遅れに巻き込まれないためには事前の準備が肝心です。