突然車やバイクがパンクしてしまったという備えとして、カンタンに使える「パンク修理キット」をご存じでしょうか。
もしもの時の修理、応急修理のために1つ備えておくと便利なアイテムです。
今回は、そんなパンク修理キットのおすすめ人気商品をランキングでご紹介します。
目次
パンク修理キットを持っておくべき理由
車のパンクというのは大抵、思わぬところで発生したり、意外と気づかないものです。
気が付いた時点でエアが漏れタイヤがぺったんこに。
運よく近くに車・バイク屋さんがあったということは滅多にありません。
しかし、パンクしたタイヤで走行を続けると、パンク箇所が広がり「修理不能」になったり車体に悪影響が出る恐れがあります。
そこで、応急処置をしたい方、自分で直してしまいたい方もいると思います。
こうした時のために持っておくべきなのが、パンク修理キットです。
現在はパンク修理キットの必要性が高まる
(出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-ainetshop/61030/)
昔に比べタイヤの性能は格段に向上し、タイヤのパンクが少なくなったと言われます。
そのため、スペアタイヤではなく、コンパクトに持ち運べるパンク修理キットを持つことが主流になっています。
修理キッドのポイントは、応急処置~恒久修理まで対応できる点です。
タイヤに刺さった釘やネジなど異物によるパンクを修理でき、キットの中にはスクリューリーマー(ドライバー)、セメント(接着剤)、修理剤などが入っています。
パンク修理キットを持っていれば、少なくとも最悪の事態はさけられます。
車パンク修理キットのおすすめ人気ランキング
以下では、パンク修理キッドのおすすめランキングをご紹介します。
- 1位 メルテック パンク修理キット
- 1位 ホルツ パンク修理剤 タイヤウェルド
- 3位 BAL (大橋産業) パンク修理キット
- 4位 MATCC タイヤ修理キット 76点セット
- 5位 スマートリペア SLIME スライム
結論としては、同率一位でチョイスしている「BAL ( 大橋産業 ) パンク修理キット」か「メルテック パンク修理キット」のいずれかを購入すれば良いでしょう。
7位まではおすすめのため、それぞれの特徴をご紹介します。
1位 メルテック パンク修理キット オートバイ~乗用車
- メーカー:メルテック
- 価格:¥1,570(Amazonで購入の場合)
DIYタイプで同率1位となったのが、メルテックのパンク修理キットです。
Amazonベストセラー1位に輝いたこともあり、「簡単で完璧」という評価がでるほど完成度の高いアイテムです。酷いパンクでなければ、これだけで修理も可能。
専用ポーチが付いたタイプで、バイクで使う場合にはもちろんのこと、自動車に積んでおく場合でも部品がなくなりにくくて便利です。
パンク修理をしたことがない方のために、メルテックでは実際の使い方を解説する動画も用意されています。
キットに入っているものは、インサートドライバー・スクリュードライバー・ラバースティック (7本) ・ラバーセメント・チョークです。
ほぼプロが使うものと同等ということができ、スペアタイヤを持たない方は持っておいて損はないでしょう。
販売サイト:メルテック パンク修理キット オートバイ~乗用車・4WD車まで 収納ケース付き その他5種セット Meltec ML-331
公式サイト:大自工業株式会社
1位 ホルツ パンク修理剤 タイヤウェルド
- メーカー:ホルツ
- 価格:999円~1837円
同じく第1位はカーケアでトップクラスの信頼性をほこるホルツのパンク修理剤です。
こちらはジャッキアップが不要で、空気も同時に入れられる優れものとなっています。
車・バイク・自転車向けにそれぞれ用意されている幅の広さも魅力。
これ一本で、タイヤの応急処置だけでなく空気まで入れられます。
夜道や雨の日など、タイヤを交換するのがためらわれるシーンでも、タイヤウェルドを使えばカンタンに作業でき、かつ時間の短縮にもなります。
ホルツも使い方が動画で用意されているので、すぐにご利用になれます。
車の大きさ別で販売されているため、自分の車のサイズに合う修理剤を選びましょう。
ただ、このパンク修理剤はどちらかというと緊急的に一時的使うものです。
本修理向けではないため、最寄りのガソリンスタンドや自動車工場など修理ができる場所まで行くための緊急用で用意しておく場合に非常におすすめです。
販売サイト:【楽天市場】もしもに備えるパンク修理剤:Holts Web Shop
3位 BAL (大橋産業) パンク修理キット
- メーカー名:BAL (大橋産業)
- 価格: ¥1,368(Amazonで購入の場合)
ラジアルタイヤもバイアスタイヤも完全修理できるBAL (大橋産業)パンク修理キットです。
特に難しい作業はいらず、パンク穴の大きさや場所によっては恒久修理も可能。
特殊構造のナイロン繊維と未加硫ゴムで構成された「パワーバルカシール」を使ってタイヤの穴を塞ぐタイプになります。
→くわしい使い方の流れはこちら
分子レベルでタイヤと補修材を結合させる接着剤を採用し、強力にくっついてくれる頼もしい存在です。
さらに、車からホイールを外さず修理することも可能。
パンク修理キットの中でも高い評価を獲得しており、価格も良心的。非常に売れている人気のアイテムです。
BAL(大橋産業)では別売りのエアコンプレッサーも用意されているので、ワンセットでパンクの修理ができます。
販売サイト:BAL ( 大橋産業 ) パンク修理キット パワーバルカシールタイプ 831 [HTRC3]
公式サイト:大橋産業株式会社
4位 MATCC タイヤ修理キット 76点セット
- メーカー:MATCC
- 価格:
MATCC タイヤ修理キットは76点がセットになった充実の内容が魅力。
高品質のスチール&亜鉛合金材料を採用し、タイヤを迅速かつ効果的に修復することができます。
その他、「タイヤ圧力ゲージ」と「タイヤトレッドデプスゲージ」は、タイヤを一時的に修理した後にタイヤの安全性を的確に判断することが可能。
ブラックラバーバルブステムを追加すれば、タイヤが安定した空気圧レベルで膨張した状態に保たれ、運転の安全性を確保できます。
自動車・オートバイク・芝刈り機・RV・トラック様々な場面で使えるのもメリット。
黒い収納ケース付きで、持ち運びや保管もカンタンです。
おすすめですが、初心者の方は100%使いこなすのが難しい面もあり、3位としました。
販売サイト:MATCC タイヤ修理キット 76点セット
5位 スマートリペア SLIME スライム
- メーカー:SLIME(スライム)
- 価格:
スマートリペア SLIME スライムは、シーラント剤を注入してパンク修理が可能です。
また、スライムのシーラントは洗い流すことができるため、緊急時にパンクの修理のために使った後、自宅や修理工場などでしっかりとした修理もしやすいです。
また、修理キットに空気圧計が付いており、タイヤの空気圧がわかるので安心して移動させることができます。
少し高めのパンク修理キットですが、緊急時に安心して使える頼れるアイテムです。
使い方はカンタンで緑色のSLIMEをタイヤに注入し、コンプレッサーで空気を充填するだけ。
注入したSLIMEが遠心力でタイヤ内部に広がりパンク箇所を直します。
販売サイト:SLIME(スライム) パンク修理キット スマートリペア(手動タイプ) 品番50036
パンク修理キッドを選ぶポイント・基準
一口にパンク修理キットといっても、修理の方法はキットによって違います。
一般的には、パンク修理キットは、「DIYタイプ」と「シーラントタイプ」の2つがあります。
DIYタイプは外側からパンクを修理するもので、今回1位に挙げたBAL (大橋産業)やメルテック社のパンク修理キットが挙げられます。
一方、シーラントタイプはシーラント剤を注入することで内側から穴を塞いで修理をするというもの。
では、DIYタイプ・シーラントタイプ別に選ぶポイントを見ていきます。
DIYタイプの選び方
パンク修理キットは1つのアイテムがないだけで、修理が難しくなります
車にしてもバイクにしても、キットの中身が無くならないようコンパクトに収納できるものがよいでしょう。
キットの内容は異なりますが、大まかな使い方の流れは同じ。
そのため、売れ筋で口コミがたくさんある商品を選ぶことがおすすめです。
口コミには使い方のヒントや注意点がたくさん書いてありますので、これらを参考にすればいざパンクしたときに何に気を付けて修理すればいいかがわかります。
シーラントタイプの選び方
① 同時に空気を入れてくれるもの
シーラントタイプのパンク修理剤には、同時に空気を入れてくれる商品が多いです。
この機能があると空気入れを持ち運ぶ必要がないため、余分な荷物が減って便利です。
空気をしっかり入れてくれるアイテムを選ぶとよいでしょう。
② 後からパンク修理が可能なもの
バイク・車用のシーラントタイプパンク修理剤の中には、洗い流せるタイプのシーラント剤が使われているものがあり、そちらがおすすめ。
その場合はシーラントを注入して修理できる場所まで移動し、シーラントを洗い流したのちしっかりとしたパンク修理をするということも可能です。
自分でパンクの修理はどこまでできる?
車のタイヤのパンク修理は、「お店に依頼するしか方法がない」と思っている方も多いですが、自分でパンク修理をすることができます。
一般的に自分でも修理ができるのは、表面に釘などの異物が刺ささってパンクした場合です。
しかし、どうしても修理できないタイヤもあります。
それは、バーストしたタイヤやタイヤの側面に穴が空いたタイヤなどです。
このようなタイヤのほとんどは修理が不可能ですので、状況を見極めてパンク修理キットは使っていきましょう。
パンク修理キットの使い方を動画とテキストで紹介
基本的な使い方について、動画とテキストでご紹介します。
車とバイクの多く使用されているチューブレスタイヤに異物が刺さった場合を想定し、修理キットを使用した修理方法をご紹介します。
タイヤに異物が刺さった場合のカンタンな流れ
① タイヤに刺さっている異物を抜きとる。
この時刺さっている方向を確認する。
② キズ穴を調整する
③ 修理剤を準備する
④ 修理剤をタイヤに挿入する
⑤ 修理剤を抜きとり、はみ出た部分を切り取る
⑥ コンプレッサーを使用してタイヤに空気を入れる。
最初は分かりにくく感じるかもしれませんが、カンタンにできるので安心してください。
パンク修理キットによって使うアイテムは異なりますが、基本的な流れは同じです。
【車~バイク】パンク修理キットのおすすめと使い方まとめ
ここまで、パンク修理キットのおすすめと使い方をご紹介してきました。
- 1位 BAL (大橋産業) パンク修理キット 人気
- 1位 メルテック パンク修理キット 人気
- 3位 MATCC タイヤ修理キット 76点セット
- 4位 スマートリペア SLIME スライム
- 5位 ホルツ パンク修理剤
タイヤのパンク修理は難しそうに感じますが、自分でやってみると意外とすぐにできます。
このページでは説明書や動画もリンクしているので、併せて参考にしてください。
タイヤのパンクは時に重大な事故を起こす原因となります。
そのため、自分で手に負えないパンクや、修理をしても空気圧が上がらないような場合は、ガソリンスタンドや自動車工場などに修理をお願いするようにしましょう。
いずれにせよ応急処置になりますので、パンク修理キットは持っておいて損はありません。
ここで紹介したパンク修理キットを使って、自分でぜひトライしてみてください。