2016年11月、トヨタが新たなトールワゴン型コンパクトカーを発売しました。
それが、「ルーミー」と「タンク」。
ルーミーは2020年9月にモデルチェンジし、タンクは廃止となりましたが中古市場などには出回っている状況です。
ところで、車を選ぶ際に気になるのが、年間にかかる維持費。
車を所有するだけで、税金を支払わなければなりませんし、その他にもガソリン代やら任意保険やらでお金が必要となります。
そこで今回は、トヨタの新型ルーミー・タンクの特徴と、年間維持費をご紹介します。
トヨタの新型ルーミー・タンクってどんな車?
(出典:http://toyota.jp/)
ルーミー・タンクは、トールワゴン型のコンパクトカーとなります。
2016年に登場以降、コンパクト市場で売れに売れている車と言っても過言ではありません。
5ナンバーとコンパクトなサイズながらも、後部座席でゆったりと足を広げられるほど、広々とした室内空間が特徴です。
さらに、助手席を倒してフルフラットにしたり、リアシートを前方に収納できたりと、シートアレンジが多彩!
荷物を多く積み込めますし、後部座席に人を乗せても、ストレスなくドライブできます。
ルーミーとタンクの異なる部分は、「販売店」「外観」くらいで、それ以外はほとんど共通となっています。
ルーミー・タンクが購入できる店舗
・ルーミー 販売店
トヨタ系列全店
・タンクの販売店
2020年9月に廃止によりなし。中古店で購入可能。
なお、外観の違いは、フロントグリルを見ると分かります。
ルーミーの方が、豪華で高級感を感じられるようなフロントグリル、タンクはルーミーよりも落ち着いたデザインのフロントグリルとなっています。
ルーミー・タンクの気になる年間維持費をご紹介!
車の維持費には、主に以下の費用があります。
- 燃料費
- 各種税金(自動車税、重量税、自賠責)
- 任意保険
- その他(駐車場代、車検代、消耗品費・メンテナンス代)
それでは以下に、タンクとルーミー、両車のおおよその維持費を計算してみました!
※対象グレードは、両車とも「X」に設定(本体価格が購入しやすく、燃費が良いため)。
※各種税金の金額は、年間費用として計算した数字です。
あくまで参考の数字となりますが、これからルーミー・タンクの購入を検討されている方はご参考にして下さい。
燃料費
・燃費(JC08モード) 24.6km/L
・実燃費(街乗りメイン) 17km/L
年間走行距離1万キロ、130円/Lと想定した場合の年間ガソリン代(実燃費)
¥76,440-
各種税金
・自動車税
¥29,500-
タンク・ルーミーの排気量は「1,000cc」なので、上記金額となります。
残念ながらグリーン化特例の基準を満たしていないため、減税対象とはなりません。
・重量税
1〜3年 ¥5,600-
4年目〜 ¥7,500-
新車購入時は、エコカー減税が適用されて、「25%減税」となります。
・自賠責
1〜3年 ¥13,040-
4年目〜 約¥14,000-
任意保険
¥48,000〜
ソニー損保にて試算。
(※条件:30歳以上補償・本人と配偶者限定・車両保険なし・ネット割引1万円適用)
車両保険やオプション補償をつければ、¥50,000以上はかかります。
その他
・駐車場代
¥96,000-
全国平均である「¥8,000-/月」をもとに計算。
住んでいる地域によって、駐車場代は変動します。
・車検代
¥50,000-
車検の費用には、「重量税」「自賠責保険料」以外にも、印紙代・代行手数料・基本料金などが必要となります。コンパクトカーの平均相場はおよそ¥50,000-とされています。
車検を依頼する業者によって、金額は変動します。
・消耗品費、メンテナンス代
¥10,000-
オイル交換や、タイヤ・ワイパーなどの消耗品にかかる費用です。
コンパクトカーの目安として、上記金額を設定。
トヨタの新型ルーミー・タンクの年間維持費まとめ
以上より、おおよその年間維持費をまとめてみましょう!
ルーミー・タンクの年間維持費 まとめ(4年目以降)
・ガソリン代 ¥77,000-
・自動車税 ¥29,500-
・重量税 ¥7,500-
・自賠責 ¥14,000-
・任意保険 ¥50,000-
・駐車場代 ¥96,000-
・車検代(代行手数料など) ¥50,000-
・消耗品費 ¥10,000-
合計 ¥334,000-
タンクとルーミーの維持費は、年間でおよそ33万円という計算になりました。
月にすると、およそ¥27,500-の費用が必要となります。
両車とも、コンパクトカーの平均的な維持費なので、安心感がありますね。
維持費を安く抑えたいのであれば、以下のような工夫・見直しをしてみると良いでしょう。
- 任意保険を見直す
- 車検は費用が比較的安いところへ
- 不必要に乗らない(燃料代節約)
少しの工夫だけでも、経済的負担を減らすことができますよ!
後は値引きや下取りも気をつけて、賢くやりくりされることがおすすめです。
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