こんにちは。ぎぶさんです。
2018年3月に販売のセレナe-POWERは、今までにない新しい駆動ユニットを採用した車です。
それだけエコ性能に優れている車ですので、年間維持費も安く済みます。
具体的にどのくらいのコストダウンとなるのかを見て、車選びの参考にしてみて下さい。
細かい計算が苦手な方も、最後には結論を載せているので確認しておきましょう。
セレナe-POWERが維持費で有利な理由
e-POWERシステムはエコ性能が高い
セレナe-POWERは、従来の自動車にはない新しいタイプのエンジンユニットを持った車として注目を集めています。
普通のガソリン車はもちろん、ハイブリッド・電気自動車とも違う構造で、エコ性能をぐっと高めた作りになっているのです。ガソリンを使って走りますが、これは電気を発生するためのものであり、エンジンで車を走らせるという作りにはなっていません。
ハイブリッド車よりも燃費が良い理由
e-POWERの駆動パワーは電気であり、その電気をガソリンを使って作っています。
いわば、車の中にガソリン発電機が内臓された電気自動車と言えます。この構造を取ることで、ハイブリッド車を上回る燃費性能を達成。さらに、電気がなくなって動かなくなるという心配をしなくても良いというメリットも持っています。
セレナe-POWERの年間維持費の目安を紹介!
ここからはセレナe-POWERの維持費の目安をご紹介していきます。
保険料や駐車料金、走行距離などは人それぞれですので、目安として参考にしてみてください。
税金にはエコカー減税が適用される
エコ性能が高く、年間維持費も安いというのがセレナe-POWERのメリットとなっています。
たとえば、エコカー減税が適用されますので、自動車取得税と重量税はかかりません。
そのためより安く購入でき、車検の場合のコストも下がることになります。
セレナe-POWERの燃費代の目安
セレナe-POWERはガソリン代が減ることにもなりますので、かなりお得に車を維持できます。
まず、セレナe-POWERの燃費はカタログ性能で26.2キロとなっています。
年間で1万キロ走る場合に仮定すると、381Lを消費することになります。
1年間にかかる燃費代
ガソリンの1L当たりの料金を140円として1年間にかかる燃料を計算すると、
- 53340円
かかる計算にないります。
燃費は今までのセレナと比べると10キロ近い向上となっています。
ちなみに、同じくe-POWERシステムを持つ日産ノートは30キロ超えをしていますので、いかにe-POWERシステムの燃費がすごいかが分かります。
ガソリン代は最大で7万円以上の節約も!
ガソリン代は今までのセレナと比べると60パーセント以上のコストダウンができる計算です。
単純に今まで月間1万円ほどのガソリン代を消費していれば、4,000円程度になります。
年間で換算すると実に7万円以上の節約となります。
セレナe-POWERにかかる自動車税の目安
自動車税は毎年支払う必要がありますので、3,4500円がかかります。また、年数に応じて自賠責保険が13,000円から14,000円ほどかかります。
そのため、税金関連では48,000円程度を見ておくと良いでしょう。
車検の目安
これに加えて二年ごとの車検がありますが、これはどの程度まで整備をするかによって、またどこに出すかによって大きく変わってきます。
あまり細かい整備をせずに、一般の工場に出せば8万円から10万円まで落とせます。
ただし、セレナe-POWERは新しいタイプの構造を持っているということもあって、どんなところから故障してくるのかが分からないところがあります。定期検査をディーラーにしてもらって、不具合が生じていないかをチェックしてもらうのは大事なことです。
安心して乗り続けるためにも、コストだけでなくしっかりとした整備も念頭に置いて車を維持するようにしましょう。
セレナe-POWERの保険料の目安(個人差あり)
また、当然自賠責保険の他に任意保険に加入する必要があります。
セレナe-POWERだから特に割引があるということではないので、自分の保険等級や年齢などによって保険料は変わってきます。
安く済ませようとすれば、3万円程度の保険に加入することもできますし、車両保険に加入してしっかりとした補償が欲しいというのであれば、13,4万円程度の保険料がかかります。
メンテナンスコスト
最後にに洗車費用や定期的なオイル・タイヤ交換などのメンテナンス費用も掛かってきます。
今までのシステムとは違う自動車ですので、最初にしっかりとディーラーでどのようなメンテナンスをしたら良いのかを確認するようにしましょう。
特にオイルや電装系のメンテナンスはe-POWERシステムのパフォーマンスに直接かかわってくるところですので、きちんとチェックとこまめな交換をすることが大事です。
セレナe-POWERの年間維持費まとめ
セレナe-POWERの年間維持費のポイント
セレナe-POWERはエコカー減税が適用されますので、重量税と自動車取得税が免除されます。
自動車税や自賠責保険に関しては通常の自動車と同じ基準になります。自動車税と自賠責保険の最低限必要なところであり、固定額のものでは年間48,000円程度がかかります。
燃費は通常のセレナよりも60%以上のコストダウンができる可能性があり、年間でみるとかなりの節約になります。
車検代や任意保険料などは、どこまで補償や整備をしっかりとするかによって変わってきますので、自分なりに予算を組む必要があると言えるでしょう。
その他に、オイル交換などのメンテナンス代、駐車料金がかかる場合があります。
セレナe-POWERは維持費がお得というのが結論!
結論としては、セレナe-POWERの維持費はミニバンではトップクラスに安いと言えます。
細かい計算は苦手という方も、とりあえず維持費は安いと覚えておけば大丈夫です。
保険料や車検、駐車料金などは個々によって数字は異なってきますが、基本的な部分はお得感があります。
もしも維持費を抑えたいという場合は、セレナe-POWERは非常におすすめ。将来的にはおそらくノートe-POWER並みに売れるでしょう。
長く乗り続けることでかなりのコストダウンができますので、維持費をお得にしたい人にはぴったりの選択肢でしょう。