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ダイハツ新型ミラトコットの燃費は悪い?実燃費を徹底検証!

ミラトコットの燃費

こんにちは。ぎぶさんです!

扱いやすいボディサイズを採用し、安心・安全装備を充実させたダイハツの新型ミラトコット。

パノラマモニターやコーナーセンサーも用意し、視覚や聴覚でドライバーをサポートすることで快適な運転ができます。

そんな新型ミラトコットは安心・安全な走りができる一方、燃費はどうなの?と心配している人もいると思います。

本記事では新型ミラトコットのカタログ燃費、実燃費をくわしく検証していきます!

新型ミラトコットの燃費は低燃費

ミラトコットは低燃費
(出典:http://www.daihatsu.co.jp/index.htm

最高燃費は29.8km/L

まずはカタログ燃費を確認していきます。

新型ミラトコットの中でも、最もカタログ燃費(JC08モード)がよいグレードは2WD車で、29.8km/Lとなっています。

新型ミラトコットは、ガソリンエンジンを搭載する軽自動車なので軽自動車(ガソリンエンジン) JC08モード カタログ燃費ランキングを紹介します。

軽自動車 (ガソリン)JC08モード カタログ燃費ランキング

1位:スズキ アルト:37.0km/L
2位:スズキ アルトラパン:35.6km/L
3位:ダイハツ ミライース:35.2km/L
4位:ダイハツ ムーヴ:31.0km/L
5位:ダイハツ キャスト:30.0km/L
6位:ダイハツ ミラトコット:29.8km/L
6位:日産 デイズ::29.8km/L
7位:三菱自動車 eKワゴン:29.4km/L
8位:スズキ ワゴンR:26.8km/L

低燃費な軽自動車がひしめく中、ご紹介したランキング6位に輝いた新型ミラトコットはカタログ燃費がよい部類に入ります。

ただ、ミラトコットはミライースの派生車種といわれているに関わらず、ミラトコットのほうが、カタログ燃費(JC08モード)が5.4km/Lも悪いので、そう考えると少し残念です。

新型ミラトコットが低燃費な理由

ミラトコットが低燃費の理由

新型ミラトコットは、カタログ燃費がよいことはご紹介しました。

主に低燃費が実現できるのは、軽自動車ならではのエコアイドルを採用したためです。エコアイドルは車両が停止する前から自動でエンジンをストップさせ、燃費を向上させます。

エコアイドルは軽自動車で定番となりつつありますが、燃費貢献度が高いです。

さらにミラトコットではパワフルかつクリーンで知られる最先端エンジン「トパーズネオ」を採用することで、実燃費を高めています。

そんな、ミラトコットの実燃費を見ていきましょう!

新型ミラトコットの実燃費は?

ミラトコットの実燃費

新型ミラトコットのカタログ燃費がよいことはご理解できたと思いますが、実際に高速道路や一般道を走った結果の実燃費はどうなのか?と心配される人もいると思います。

新型ミラトコットの中でも、最もカタログ燃費(JC08モード)がよいグレードは2WD車で、29.8km/Lとなっていますが、実燃費アンケートの結果は次の通りです。

2WD車の実燃費

Aさん:16.85km/L
Bさん:19.76km/L
Cさん:15.65km/L
Dさん:20.28km/L
Eさん:20.48km/L
Fさん:15.11km/L
Gさん:21.03km/L
Hさん:21.08km/L
Iさん:20.46km/L
Jさん:22.04km/L
実燃費:19.3km/L

アンケート結果から実燃費は16.85~22.04km/Lとなっていますが平均実燃費は、19.3km/L
となります。

決して悪い数字ではなく、軽自動車としては良好な数値と言えるのではないでしょうか。

さらにJC08カタログ燃費達成率で考えると、後述するライバル車より実燃費は上回ります。

一方、新型ミラトコットは、4WD車も設定され、寒冷地に住む人やスキーなどを楽しむ人にとっては気になると思いますので実燃費を紹介します。

4WD車のカタログ燃費(JC08モード)は27km/Lとなっており、実燃費は次の通りです。

4WD車の実燃費

Aさん:18.62km/L
Bさん:19.07km/L
Cさん:17.13km/L
Dさん:23.20km/L
Eさん:18.26km/L
Fさん:22.01km/L
Gさん:23.28km/L
実燃費:20.2km/L

アンケート結果から実燃費は17.13~23.28km/Lとなっていますが平均実燃費は、20.2km/L
となります。

JC08カタログ燃費達成率が70%を合格とすると、約75%となっており、好成績です。

ミラトコットは4WD車の方がより燃費が良いと言うことができると思います。

ミラトコットの燃費に関する口コミ

新型ミラトコットの実燃費をユーザーはどう評価しているか、口コミからも紹介します。

X“SA III”(CVT)に乗っていますが、実燃費は街乗りで25km/Lとなっており、燃費はよいと感じています。
G“SA III”(CVT)を家族で乗っていますが、燃費計読みで、私の運転の場合の実燃費は20km/Lはいきます。
家族の運転になると、15km/Lとガクンと落ち、乗り方によってかなりの差があるようです。
G“SA III”(CVT)ですが、メーター表示で実燃費は20km/Lを少し切る程度という結果ですが、カタログ燃費との差が気になりますね。
G“SA III”(CVT)を買って間もないですが、アクセルはよく踏む感じで運転してしまうと実燃費は15km/Lとなってしまうようです。

新型ミラトコットの実燃費はよいと感じるユーザーがいる一方、乗り方によって実燃費が下がることやカタログ燃費と実燃費の差が気になるといったコメントもあります。

乗り方次第で大きく燃費が変わる傾向があり、後述する燃費を向上させるコツもチェックしておきましょう。

ライバル車と燃費を比べた結果

ミラトコットとアルトラパンの燃費比較

新型ミラトコットのライバルで挙げられるのが、同じ軽自動車でガソリンエンジンを搭載するスズキ アルトラパンとなります。

以下では、カタログ燃費と実燃費を比較します。

  • ミラトコット(2WD): 29.8km/L(カタログ燃費)、19.3km/L(実燃費)
  • アルトラパン(2WD): 35.6km/L(カタログ燃費)、19.8km/L(実燃費)

新型ミラトコットの実燃費は、ほぼライバル車と同様となっています。

しかし、ミラトコットの方がカタログ燃費は低いため、燃費達成率という点ではミラトコットの方が優れていることが分かります。

ミラトコットの燃費を向上させるコツ

ユーザーの口コミから、新型ミラトコットは運転の仕方によっては実燃費が5km/Lも上下するという報告がありました。

燃費を向上させるコツは運転の仕方にもありますので、ご紹介します。

急発進と急ハンドルだけ注意する

ミラトコットの燃費は、急発進と急ハンドルに気をつけるだけで大きく変わります。

まず急発進ですが、停止からアクセルを一気に踏み込み発進するではなく、アクセルをじんわり踏んで発進するのがコツです。

そのため、法定最高速度が60㎞/hとすると、12~18秒程度で60㎞/hに達するペースでアクセルを踏むように意識してください。これだけでも大きく違ってきます。

次にハンドルですが、ハンドルを急にきるとタイヤと道路の間に発生する摩擦も増え、エンジンへの負荷も大きくなります。

基本は負荷が必要以上に大きくなって燃費が悪くなるため、急ハンドルも禁物です。

ミラトコットの燃費が悪いことはない!実燃費は国内上位

ミラトコットの燃費まとめ

  • 燃費は軽自動車で上位になるほど低燃費。
  • 実燃費も良好な水準。
  • 燃費達成率はライバル車を上回る。
  • 運転の仕方で大きく実燃費は変わる。

ミラトコットの燃費は断トツに良いというわけではありませんが、軽の中でも上位でありおすすめできる水準にあります。

残念な点を挙げるとすればミライースの派性車としては、物足りなさもあるかもしれません。

ただ、運転の仕方によって大きく変わるという口コミがあるので、今回ご紹介した燃費を向上させるコツは意識してみて下さい。

全体としては燃費達成率が約75%の好成績で、良い点が目立ちました。

このようなことから、間違いなく新型ミラトコットは低燃費な自動車です。


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