こんにちは。ぎぶさんです。
2018年7月に販売が開始されたホンダの新型N-VAN(エヌバン)は、わずか1ヶ月で予定の3倍以上の受注をうける大ヒットとなりました。
N-BOXをベースに開発され注目を浴びるN-VANですが、購入時に悩まされるのが、ボディーカラーの選択です。
ここでは、失敗しない色選びをするために、カラーの特徴とランキングをご紹介します。
目次
新型N-VANのカラーは全10色。グレードで選択できるカラーが違う
新型N-VANのボディーカラーは全10色で、グレードにより選択できるカラーが違います。
グレードは3種類。まず、新型N-VANの商用車モデルである「G」「L」シリーズ。
そして一般ユーザー向けの「+Stylecool」さらに「+StyleFUN」の3種類です。
グレードによる色の違い
グレードによる色の違いですが、「G」「L」シリーズは2色のみの展開になり、ベーシックなホワイとシルバーメタリックの2色からの選択になります。
こちらのグレードは商用車の利用を目的にラインナップされていますので、商用車の王道カラーであるホワイトとシルバーのみの展開です。
一般ユーザーが選択するグレードは残りの2種類。+Stylecool及び+StyleFUNのいずれかになりますが、両者の違いはハイルーフか否かということになります。
ハイルーフ仕様の+StyleFUNのほうが、+Stylecoolを大きく上回る売れ行きのようです。
「+Stylecool」「+StyleFUN」にはそれぞれ限定色がある
+Stylecool、+StyleFUNのボディーカラーはそれぞれ7色ずつ展開されていますが、そのうち6色は同色で、残り1色ずつがそれぞれのグレードの限定色になっています。
+Stylecoolの限定色「プレミアムベルベットパープルパール」
+StyleFUNの限定色「プレミアムイエローパールⅡ」
(出典:https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-van/)
どちらも独特な雰囲気を持つカラーで、個性を楽しみたい人にとっておすすめ。
ただし注意が必要なのは、このような限定色は、仮に中古車として査定をだす場合に、意外と他のボディーカラーよりも査定が低くなりやすい傾向があります。
もし、購入後のことまで考える場合、今から解説する人気カラーランキングを参考に、新型N-VANのカラーを検討してみてください。
N-VAN(エヌバン)人気カラーランキングを公開!!
では、お待ちかねのN-VAN(エヌバン)の人気カラーランキングを発表します。
この人気カラーランキングは、実際に販売している販売店への聞き込みや、購入予定、そして購入後の人からのアンケートを元に作成したリアルランキングです。
ちなみにグレードは、一般ユーザー向けである「+Stylecool」「+StyleFUN」の両車種を合算して算出しています。また、各色の特性や注意点も詳しく解説していきます。
新型N-VANカラー人気ランキング 上位4色
- 1位 プレミアムホワイトパールⅡ
- 2位 クリスタルブラックパール
- 3位 シャイニンググレーメタリック
- 4位 ガーデングリーンメタリック
上位3色は予想通りといえば予想通りの結果です。これに商用車タイプのグレード「G」「L」も含めると、タフタホワイトとルナシルバーメタリックが3位、4位付近に食い込みますが、今回は除外します。
では、上位4色の色の特徴や注意点などを、くわしく解説していきましょう。
王道かつ高級感漂うプレミアムホワイトパールⅡ
新型N-VAN(エヌバン)人気カラー堂々の第1位に輝いたのは、今や日本車カラーの王道とも言えるホワイトパールです。
ホワイトパールの特徴は、ベースとなるホワイトの上に輝きを放つホワイトパールを塗装し、その上にクリヤーコートをのせるという、通常の塗装よりも多くの工程を踏んでおり、普通のホワイトであるタフタホワイトよりもはるかに高級感があります。
また、ホワイトという性質上、清潔感や明るさ、開放的なイメージを持たれますので、とても好感度の高いカラーになります。
自動車修理工場などにいくと、ホワイトパールの塗装修理が一番多いことに気付くはずです。
つまり、もっとも鉄板色となるのがホワイトパールということになります。
裏を返せば、中古での査定でも高価買取のポイントにもなります。大衆に人気のあるカラーは、査定のプラスになることも覚えておいて損はありません。
ホワイトパールは、陽の当たり具合できらめき具合も変わり、手入れを怠らなけらば、長期間、存分に高級感と清潔感を味わえます。
高級感と無骨さを求めるならクリスタルブラックパール一択!
高級感を全面に押し出す場合、もっとも利用されるカラーがブラックです。全てにおいて高級感を演出する際に利用されるカラーであり、N-VANでも人気2位となっています。
自動車市場でもそれは例外ではなく、10年ほど前に中古車市場でランドクルーザーが大ブームになった際、通常カラーではなく、ブラックカラーのランドクルーザーにとにかく高値がつくという現象が起こりました。
一時期、民間の自動車塗装工場には、ブラックに全塗装されたランドクルーザーが大量に並べられるようになり、改めてブラックカラーの人気ぶりが再認識されました。
今回、ブラックパールは次点の2位ですが、その差は1位のホワイトパールと僅差であり、人気は二分されていると考えていいでしょう。
ブラックパールも、ホワイトパールと同じ塗装工程を踏んでおり、漆黒の中にギラリと輝くパールは、身震いするほど美しく、人気がでて当然と言えるでしょう。
黒は傷がつきやすいので注意
注意点としては、ブラック系のカラーは傷がつきやすいということです。新型NーVANのブラックカラーはパールが混合されていますので、原色のみのブラックカラーよりは傷はつきにくいですが、それでも他の色と比べて傷は目立ちます。
ブラック系カラーを選択するならば、手入れの際の吹き上げは雑巾ではなく、専用の拭き取りクロスを使用する。機械洗車にはかけずに基本的には手洗いを行う。こまめにボディコーティングを施工する、といった作業も必要です。
街中で高級感を維持したまま走行しているブラックカラーの車のオーナーは、間違いなく上記の対応を行なっていると思っていいでしょう。
渋くて高級感。悩んだらシャイニンググレーメタリックがおすすめ
「悩んだらメタリック」これは自動車カラーを選ぶ際のセオリーともいえます。
現在、自動車カラーのラインナップは、数十年前に比べて多すぎるぐらいに増えていますが、40年ほど前は、基本的に自動車カラーというものは原色のみのラインナップでした。
そこに風穴を開けたのがメタリック色です。
メタリック色は、メタリック粒子という特殊な顔料を用い、その粒子の立ち具合で光沢感や明るさが変わります。
N-VANのメタリックは完成度高い
そして本題ですが、今回の新型N-VANに採用されているメタリックは、通称ガンメタと呼ばれるメタリックになります。
ガンメタとはガンメタリックの略語で、通常、メタリックカラーはシルバーの色のメタリックが主ですが、ガンメタは濃いグレーのメタリックです。
通常のメタリックよりも高級感が強く、バランスのとれた組み合わせと言えます。
メタリックであれば、ブラックよりも手入れに対して神経質になる必要もありません。そのため「白よりも黒。手入れに気を使いたくない」という人に、非常におすすめです。
N-VAN(エヌバン)のための新色!!ガーデングリーンメタリック
人気4位のガーデングリーンメタリックは、3位のシャイニンググレーメタリックと同じメタリック色になります。
ガーデングリーンメタリックは、メタリック色にグリーン系の原色を配合して作成してある着色メタリックになり、ガンメタと比べると高級感というよりは、親しみやすい印象を受けるカラーになります。
ファミリー層や女性に人気の色
リサーチしたところ、ガーデングリーンメタリックを選択される方は、ファミリー層や女性などが多く、ガンメタは若い男性や、お父さんのセカンドカーとして人気があります。
自動車はボディカラーで大きく印象が変化しますので、実車を自分の目で確認することがとても重要になります。
新型N-VAN(エヌバン)の人気色のまとめ
今回はホンダ新型N-VAN(エヌバン)の人気カラーについて解説をおこなっていきました。
あらためて順位をまとめると、
- 1位 プレミアムホワイトパールⅡ(白)
- 2位 クリスタルブラックパール(黒)
- 3位 シャイニンググレーメタリック(グレー)
- 4位 ガーデングリーンメタリック(緑)
新型N-VANはカラーも豊富にあり、実車を目にすると悩んでしまうこともあるでしょう。
その場合は今回のランキングを参考にしてみてください。
車は資産になる
派手で目立つ色も最初はいいですが、保管状況によっては塗膜の劣化により、色がくすんだりもします。また、限定色は下取りで不利になる可能性も頭には入れておくべきです。
新車を選ぶ際に、そのような下取りのことも考えてしまうのは無粋かもしれません。しかし、車を資産と考えた場合、今回のランキング上位から選ぶのがおすすめです。
新型N-VANの割引相場はこちら!
新型N-VANは値引きして購入できることをご存じですか?
軽自動車の割引はさほど期待できないと言われますが、交渉次第で可能です。
発売から日が経ち、値引き額も上昇傾向にあります。
方法はシンプルで、値引きの相場を掴み、ライバル車と競合させるだけ。
値引きに成功したケースも出ているので、ぜひ下記の記事を参考にして下さい。