燃費性能で評価の高い新型プレオプラスですが、スバルらしい特徴を備えつつ、これまでにない魅力を備えているのが特徴です。
このページでは、そんなプレオプラスの特徴や評価を分かりやすくまとめました。
なぜ、軽自動車ファンの間で高い人気をほこるのでしょうか?
早速、具体的な部分を見ていきましょう。
目次
スバル新型プレオプラスの全体評価
評価 | |
燃費 | 95点 |
価格 | 98点 |
インテリア | 86点 |
エクステリア | 86点 |
走行性 | 86点 |
総合 | 90点 |
プレオプラスは燃費と価格の割安感が大きなストロングポイントといえる軽自動車です。
各項目をくわしく見ていきましょう。
新型プレオプラスの特徴
新型プレオプラスは「セイフティ&スマート&スモール」。
その名前の通り安全性能が大幅にアップした軽自動車ならではの魅力をより高めた内容となっており、軽量化によって走りが軽快になっている点も魅力です。
注目は何といっても、燃費となりますので早速見て行きましょう!
新型プレオプラスの燃費を徹底評価!
スバルの新型プレオプラスの評価ではなんと言っても燃費性能が挙げられます。
すでに車関連の雑誌やサイトでもレビューや評価の声が聞かれますが、燃費についての高評価がやはり目立ちます。
燃費性能は車の評価だけでなく、そのメーカーの技術力や環境への取り組みといった評価も左右するだけに「さすがスバル!」といった声も見かけます。
プレオプラスの燃費
燃費性能のすばらしさは公表されている基本的な数字でも明らかです。
たとえば「F」グレードなら「35.2km/l」となっており、他のメーカーに、ライバル車と比較してもかなり優れたレベルになっています。
2018年以降、これを上回る燃費性能を持っている車はごく限られているでしょう。
ほかでは「Lスマートアシスト(2WD)」、「Gスマートアシスト(2WD)」では「34.2km/l」、「4WDモデル」では「32.2km/l」の燃費性能となっています。
JC08モードでの燃費も高い
燃費は「利用者が実際に運転した状況でどれぐらいか」というのが重要なポイントです。
メーカーが行う試験ではもっとも燃費効率がよい環境で行われることが多く、その数字を鵜呑みにするわけにはいかない部分もあるのです。
この点に関しては自動車業界で「JC085モード」という基準が設けられており、実際の走行に近い測定方法で測定されたデータが重視されています。
このJC08モードにおける新型プレオプラスの燃費性能は「27~35.2km/l」とやはり高い数字となっており、高いレベルにあるといえます。
プレオプラスの実燃費
実燃費は運転環境によってかなりの誤差がでるので難しいのですが、市街地での仕様では「22km/l」あたりが平均的なレベルとなっているようです。
燃費が悪い状況では「19km/l」あたりになることもあるようですが、20km/lを切るような状況はよほど車の量が多い市街地か、近距離での移動のとき程度で、長距離の移動では安定した燃費性能を発揮するとの評価です。
姉妹車のミライースの良いところを受け継ぐ
また、スバルの姉妹車であるミライースの燃費性能が「34.2km/l~35.2km/l」程度なのでこの点でも新型プレオプラスの優位性がうかがえます。
ダイハツのミライースのOEM車にあたり、安全性能に関してはかなりの面で共通しています。
衝撃吸収構造がフードやフェンダーに搭載されているため、万一事故や衝突に見舞われたときにも被害を最小限に抑えることができます。
新型プレオプラスの購入価格の評価は?
その価格もメーカー小売価格で89万6400円~135万円。
グレードによって価格の差がかなり見られますが、これまで挙げてきた性能面や魅力を考えればかなりお手ごろな価格帯といえるでしょう。
プレオプラスのインテリア・エクステリアへの評価
インテリアでは快適性が重視されており、軽自動車ながら広々とした空間の中で運転することができます。
これは圧迫感がないよう配慮し、ステアリングやペダルの位置を工夫することでリラックスしながら運転できるスペースを確保したことによるものです。
収納性と視野を確保
ラゲッジルームでは軽自動車では初めてとなるスイッチしリアゲートオープナーを採用。
荷物をたくさん持ち込みたいという方でもリアシートを倒して十分にスペースを確保することが可能です。
広いスペースなので視認性もよく、軽自動車によく見られる視野の狭さがもたらす安全面の不安といった面もありません。
スバルらしい細かな配慮も見られる
こうしたスペースの点だけでなく、細かな配慮や心配りも評価できます。
冬場の仕様でありがたいシートのヒーター機能、夏場にありがい窓のUVカット仕様などは女性やお子さんの利用に重宝することでしょう。
外観はシャープなデザインに変更!賛否両論もあり
概観も忘れてはならないのもポイントです。
2017年5月のフルモデルチェンジにおいてもっとも重要なポイントともいえるのがこの部分だからです。
これまでプレオプラスといえばかわいらしいデザインが特徴になっていましたが、生まれ変わった新型プレオプラスではシャープにデザインに変更され、全体的にスタイリッシュな印象を受けるようになりました。
「前のほうがいい」という評価ももちろんありますが、全体的に以前よりも洗練されたといってもよいでしょう。
重要なポイントとされる走行性への評価は?
燃費と並んで重要なポイントとなる走行性能では出足が軽い点が高く評価されています。
軽自動車ですから、出足がよくないと話にならないものですが、無駄もなく頻繁の止まることが多い市街地での運転でも軽い感触で快適に乗ることができると評価が得られています。
小回りが効きやすい
小回りが利くかどうかも軽自動車にとっての大事な点です。
この点も新型プレオプラスは高評価を獲得しており、市街地の細かい道や狭いところでも安心して運転できる車と言えます。
スマートアシスト搭載
安全性能では「スマートアシスト」という衝突事故を防ぐための低速域衝突回避支援ブレーキ機能をはじめ誤発進抑制制御機能、先行者発進お知らせ機能、といった機能が搭載されています。
軽自動車において燃費性能と安全性能を備えながら手ごろな価格を実現するのはなかなか難しいものですが、新型プレオプラスはそれを実現したモデルと評価できます。
維持費の評価は?
プレオプラスには「Gスマートアイスト」のようなエコカー減税や、自動車グリーン税制といった減税が適用されるものもあります。
適用によって年間3万円以上の節約も可能で、燃費のよさも含めて維持費も非常に高い評価をつけることができます。
スバル好きをはじめ軽自動車が欲しい人に最適な車
こうしてみていくと、欠点らしい欠点がない軽自動車ということができます。
あえて挙げるとすれば知名度が低い点ということになりますが、そこさえ気にならなければ非常におすすめです。
もともとスバルが好きな方はもちろん、そうでない方もこれから軽自動車の購入を検討している場合には間違いなく選択肢に加える価値があるでしょう。
2017年に新発売した軽自動車の中でも評価の高さではトップクラスに位置しているといってもよいこの新型プレオプラス。
興味のある方は価格の相場などもチェックしてみてはいかがでしょうか。