こんにちは。ぎぶさん(@give333)です!
スポーツタイプの軽自動車の中でも性能面の評価が高い新型アルトワークス。
男性から高い評価を得ているモデルで、走行性の素晴らしさに定評がありますが、燃費が気になる方もいると思います。
そこで、カタログ燃費はもちろん、走行する場面ごとの実燃費を詳しくまとめました。
ライバル車との比較や、実燃費に優れる理由までご紹介していきます。
目次
アルトワークスの燃費性能は優れている
軽快な走行性、運転を続けていくにつれて車と一体化していくような爽快感、こうした「運転する心地よさ」でアルトワークスは高い人気を得ています。
その上で、アルトワークスは燃費を気にせずにドライブを楽しめる水準に達しています。
まずカタログ燃費からチェックしてみましょう。
アルトワークスのカタログ燃費
具体的な数字はグレードによって異なりますが、5MT車で23.0km/lとなっているほか、最高ランクの5AGSでは23.60km/lという優れた数字となっています。
このカタログ燃費の数字は、走行性を重視する車の燃費性能のランキングとしてはトップクラスに位置するレベルとなっています。
ライバル車との燃費比較
他のメーカーの軽自動車のカタログ燃費と比較してみます。
- ムーブ:31.0 km/l
- キャストスポーツ:24.8 km/l
アルトワークスのカタログ燃費は「燃費が売り」の軽自動車と比べると劣りますが、走りが売りであることを考慮すれば合格点と言えるでしょう。
また、後述しますがアルトワークスは実燃費が落ちにくいため、実燃費ベースではライバル車とほとんど変わらないほど優れています。
アルトワークスが低燃費を実現している理由
アルトワークスが低燃費であることには明確な理由が存在し、スズキの燃費に対する強いこだわりが感じられます。
- 車体の軽量化及び新エンジンの搭載
- エネチャージ機能
- アイドリングストップ機能
- エコクール機能
アルトワークスは、軽快な走りとも関わってくる車体の軽量化。さらに660ccの3気筒NAのエンジンを搭載し燃費効率を大幅にアップさせることに成功。
速度が13.0km/h以下になった場合には、自動でエンジンが停止するアイドリングストップ機能も当然のように搭載されています。
またエコクール機能も搭載し、夏場など暑い日にアイドリングストップ中に冷たい空気を送り続けることで、車内を涼しい環境に保つことができます。
こうした機能の積み重ねによって、アルトワークスは実燃費ベースで優れた性能が実現しているといえます。
アルトワークスの実燃費はどの程度か?
さて、ここで気になるのがアルトワークスの実燃費です。
アルトワークスは実燃費も優れており、その意味ではカタログ以上の評価ができます。
実燃費に関しては運転するシチュエーションによっても数字に違いが出てくるため、高速道路、郊外地、市街地それぞれの数字をご紹介します。
市街地の実燃費
- 18.0~19.0km/l
市街地での実燃費は優秀で、18.0~19.0km/l前後の数字は平均して出ているとの評価が多く見られています。
もちろん渋滞やコーナー、坂道の数によって市街地の数字は変わってきますが、市街地では優れた燃費性能を発揮するのは間違いないとみてよさそうです。
市街地ではブレーキを踏んで停車する機会が多くなりますが、アルトワークスでは走行中に停車するたびにエンジンが自動で停止するドライビングモードが搭載。
そのため、停車の機会が多くなる市街地でも燃費が落ちません。
高速道路の実燃費
- 20.0~24.0km/l
高速道路についてmo
非常に高い評価が寄せられており、よほどの渋滞に巻き込まれないかぎりは20.0km/lをオーバーできる状況となっています。
カタログ燃費とそん色ない数字であり、いかにこれが優れているかうかがえます。
走行性に優れ、軽快な走りが心地よいアルトワークスの特徴が高速道路においてよい影響を及ぼしているということができます。
アルトワークスは高速で運転したときの静音性に関してマイナス評価も見受けられますが、走行性と燃費性能はそれを補って余りあるメリットがあります。
郊外地の実燃費
- 20.0~21.0km/l
こちらも足回りが非常によく安定性に優れていることから実燃費の数字は非常に高く、20.0~21.0km/lと高速道路に近い数字が出ています。
こうして見ても、郊外地でも軽量であることがプラスに左右していることが分かります。
ステアリングのレスポンスも非常によいので曲がりくねった山道でもロスなく運転できる点は、郊外地で高い実燃費を出せる理由となります。
アルトワークスの燃費に関する口コミ
実際にアルトワークスに乗っているオーナーの口コミを抜粋してご紹介します。
心地よい爽快感でこの燃費性能!アルトワークスは車好きにとって最高の車だと思います。
カタログ燃費に比べると落ちますが、十分に満足できるレベル。軽快な走行性も含めて不満はありません
実燃費については、ほぼ不満の口コミは見られませんでした。
実燃費ベースでは優れていることがよく分かると思います。
実燃費ベースではライバル車を上回る
アルトワークスは実燃費が落ちにくいため、実燃費ベースではライバル車を上回る数値を見せている点が最大のポイントになります。
競合車の実燃費の比較
- ムーブ:18.54km/l
- キャストスポーツ:17.47km/l
- アルトワークス:19.79km
まず最大の競合車ともいえるダイハツのムーヴでは実燃費の平均が18.54km/l程度、アルトワークスが19.79km/lと若干の差ながらアルトワークスのほうに軍配があがります。
同じくダイハツのキャストスポーツの実燃費が17.47km/lですから、こちらもアルトワークスの方が優れているといってよいでしょう。
このように実燃費の観点から見るとアルトワークスは燃費の良さが際立ちます。
アルトワークスは燃費達成率が高い
カタログ燃費に対して実燃費がどれだけの数字なのかを示す「燃費達成率」は燃費性能を比較・判断するうえで大事なポイントです。
アルトワークスは80パーセント以上の達成率となっており、70パーセント台も少なくない軽自動車の中では非常に高い水準となっています。
そのため実燃費ベースでは、ライバル車を上回る数字を出しているのです。
アルトワークスの燃費性能は国内でもトップクラス
走行性やデザインが高く評価される一方、燃費性能に関してはそれほど評価の声が聞かれないアルトワークス。
中には燃費が悪いのではないか?と心配な人もいるかもしれません。
しかし、これまで挙げてきた実燃費、他のライバル車との比較を見ても優れた燃費性能であることは明らかです。
燃費性能に不安を感じてアルトワークスの購入をためらっている場合、その点については一切気にすることなく購入してしまって問題ないでしょう。